past memo

2022/1/30

ここ1年半ほど、発表論文リストを更新していなかったので、12本ほど追加更新しました。これらは共同研究者の活躍の賜物です。ここ最近では、以下の論文が発表or受理されています。

2021/11/22

ポスドクの公募を出しています。2名の募集で、1名は多様な樹木の成長や生態をミクロやマクロな視点から研究できる人、もう一名はゲノム・形質生態学的研究ができる人を求めています。京大の自由な雰囲気の中、活発な仲間たちに影響をうけつつ、大いに研究できる環境だと思います。興味がある人はぜひご応募を。締め切りは11/30です。

https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=1&id=D121101142&ln_jor=0

2021/3/23

生態学会大会、および森林学会大会で、学生さんの発表がポスター賞や英語口頭発表賞を受賞しました。全体の1割が賞に該当するとのこと、素晴らしい!

生態学会:

【英語口頭発表賞】

〇Kei TACHIBANA、Yusuke ONODA

Analysis of the global patterns in canopy maximum height with respect to climatic factors and soil variables (全球規模の最大樹高と気象・土壌要因の関係性)

【ポスター優秀賞】

〇亀井 啓明、相場 慎一郎、小野田 雄介

針葉樹の高い光利用効率は、森林の生産性を向上させるのかー屋久島4サイト間の比較ー

【ポスター優秀賞】

〇辻井 美帆、相場 慎一郎、飯田 佳子、梅木 清、北島 薫、小野田 雄介

屋久島照葉樹林における樹冠の光獲得量と成長速度の関係

森林学会:

【ポスター賞】

〇小林慧人、梅村光俊、北山兼弘、小野田雄介

約 1 世紀ぶりに日本各地で一斉 開花期を迎えたタケ類ハチクの繁殖戦略

2021/3/22

生態学会大会で発表しました。

2021/2/18

こちらのページは長らく更新していませんでした。今年度は、博士2名(森林生態2)、修士4名(森林生態2、熱林2)、学士2名(熱林2)を研究をサポートし、みなさん立派な研究発表をしました。

2019/11/2

生態学会の近畿地区会が芦生であったので、そのついでに山の様子を撮影。旧型のMavicで撮影したので、それほど色鮮やかではないけど、秋の雰囲気は伝わりますよね。

2019/9/25

こちらのほうはあまり更新していませんが、いろいろな業務・雑務の合間に、学生さんたちと一緒に調査しています。twitterに時々更新しています(twitterもそれほど更新していませんが)。

2019/3/15-30

カナダのモントリオール大学からChris Pappas博士が短期滞在されています。3/28にはFEFCOで発表があります。

2019/3/15

あまり更新していませんが、論文が共著受理されています。今年は、生態学会と森林学会に参加・発表します。

He PC, Wright IJ, Zhu S, Onoda Y, Liu H, Li RH, Liu X, Hua L; Oyanoghafo OO, Ye Q (2019) Leaf mechanical strength and photosynthetic capacity vary independently across 57 subtropical forest species with contrasting light requirements. New Phytologist. (in press)

Kumarathunge et al. incld Onoda. Y (2019). Acclimation and adaptation components of the temperature dependence of plant photosynthesis at the global scale. New Phytologist. (in press)

2019/1/6

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

昨年は外国人招聘研究者を半年間ホストしたり、研究以外の業務があったり、異動したり、授業の担当が増えたりで、いろいろと新しい経験を積みました。

その一方で、論文執筆のほうは目標にしていたレベルとは程遠い成果で終わりました。今年はとにかく「書く」ということを意識して、目の色を変えてやっていきたいと思います。

2018/12/27

このセメスターから新たに分担になった樹木植物概論の授業を4回担当しました(年明けにあと2回)。植生の時空間的な違いが、樹木の生理生態や進化的背景を含めて、体系的に理解できるようになってもらえれば良いと思います。

2018/11/29

樹木植物概論の授業の資料として、最適葉寿命を計算するエクセルシートを作成しました。この業界では有名なKikuzawa (1991)のモデルに基づいて作成してあります。このモデルを応用すると、常緑樹が高緯度と低緯度に二極化することなどが説明できます(エクセルシートではそこまでやっていません)。興味がある人は、こちらからご利用ください。

2018/11/1

所属が京都大学農学研究科森林科学専攻熱帯林環境学分野に変わります。これまでの生態学研究を発展させ、熱帯林の研究・教育も展開していく予定です。引き続き、これまで所属していた森林生態学分野とも緊密に連携を図って、研究・教育を進めて行く予定です。

2018/11/1

William Adamsと寺島一郎教授が監修したThe Leaf: A Platform for Performing Photosynthesisという本が発表されました。私が主著のチャプターが1つと、共著のチャプターが1つ含まれています。Onoda & Wright (Chapter 16) は、Wright et al. (2004, Nature)とOnoda et al. (2017, New Phytol)を融合した内容になっており、後半には新しい解析も入れています。

Oguchi, Onoda, Terashima & Tholen (Chap 5)は、東北大の小口さんがリードしたもので、葉の解剖学について広範にレビューしたものになっています。

Onoda Y, Wright IJ (2018). The Leaf Economics Spectrum and its Underlying Physiological and Anatomical Principles. In: Adams III WW, Terashima I eds. The Leaf: A Platform for Performing Photosynthesis. Cham: Springer International Publishing, 451-471. LINK

Oguchi R, Onoda Y, Terashima I, Tholen D (2018). Leaf Anatomy and Function. In: Adams III WW, Terashima I eds. The Leaf: A Platform for Performing Photosynthesis. Cham: Springer International Publishing, 97-139. LINK

2018/10/20-28

井鷺先生が代表であるプロジェクトでオワフ島でハワイフトモモの多様性調査をしました。

2018/10/10

共著の論文がNatureに発表されました。データを提供して、論文にコメントしただけなので、貢献度はあまり大きくないのですが、主著者らは、膨大なデータを集めて、過去30年間の間で、温暖化とともにツンドラの植生の高さが増加していることなどを明らかにしました。

Bjorkman AD et al. (2018). Plant functional trait change across a warming tundra biome. Nature 562(7725): 57-62. (LINK)

Nature日本語版(要旨の編集のお手伝いもしました)

2018/7/13-23

ハワイ調査に行きました。これまではハワイ島ばかりでしたが、別の島々でハワイフトモモがどのような多様化を遂げているかを目の当たりすることができ、次なる目標が具体化しました。

2018/6/1

随分更新をサボっていましたが、昨年末より、オーストラリアのNew South Wales大学からWill Cornwell博士が、学振の外国人招聘研究者として滞在されています。共同研究に加え、研究発表やR講座の開講など、大変有意義です。3/16には、Cornwell博士やIan Wright教授ら、錚々たる研究者をお呼びして、Advances in Ecology with Functional Traitsというシンポジウムを開催しました。また、Cornwell博士は、6/20の生態学会の関東地区会が主催するシンポジウムで、発表される予定です。

学生さんの頑張った研究成果が発表されています。

余談ですが、昨年New Phytologistに発表した論文は、発表後12ヶ月で27回の引用があり、ちょっと嬉しいです。(自信作でも反響が少ないことはよくあるので... )F1000にも推薦してもらっているようです(LINK)。

2017/12/4

共著の論文が出版されました。

Butler & Datta et al. (2017) Mapping local and global variability in plant trait distributions. PNAS (in press)

植物の形質データが地球システムモデルに利用されていますが、これまでは平均値に注目されることが多く、形質の多様性は無視されてきました。この研究は、全球レベルで、形質の多様性を地図化した初めての研究です。

2017/11/16

光合成モデルで有名なGraham Farquhar博士が京都賞を受賞されましたが、その研究背景についてあまり知られていない気がするので、私なりのまとめを書いてみました。Farquharモデルが生まれるまで。

2017/10/25-11/17

オーストラリアのMacquarie UniversityのIan Wright Labに滞在しています。 頼んだわけではないですが、Visiting Associate Professorというhonorary title(名誉称号)もいただき、ちょっと偉くなったのかと勘違いします(笑)。この大学にポスドクとして着任した時からもう10年が経ち、時の流れる速さをしみじみ感じます。Ianと本のチャプターを共同執筆したり(中断が長くて2年もかかっていますが...)、いろいろな人とディスカッションしたりして、3週間という短い期間ですが、研究に専念しています。

2017/9/20

北大の苫小牧研究林に1週間ほど滞在し、日浦林長や技術職員さん、うちの学生さんに、ご協力いただき、若い二次林に50x50mのプロットを6つ作ってきました。森林発達時の光をめぐる競争が個体のサイズ構造や森林構造にどう影響するのかを明らかにしたいと思っています。

2017/8/25

D3の辻井くんの論文がOecologiaに受理されました。おめでたい。

Tsujii Y, Onoda Y & Kitayama (201X) Phosphorus and nitrogen resorption from different chemical fractions in senescing leaves of tropical tree species on Mount Kinabalu, Borneo. Oecologia.

2017/8/18

45日間に及ぶハワイ調査を終えて、帰国しました。昨年と今年で、ハワイ島内、52箇所で、ハワイフトモモの集団サンプリングをしました。採取したサンプル数は2000余り。車の走行距離は約6000km(昨年を加えるとこの2倍)。下の写真は、コハラ山という道なき山を往復6km踏破し、調査し終えたチームの様子(ここから舗装路までさらに3kmある)。左から、甘田くん(D1)、伊津野さん(チューリッヒ大PD)、向井さん(D2)、私。

2017/7/2

ハワイ諸島で、著しく多様化しているハワイフトモモの調査のために、ハワイ島に6/26から滞在しています。この研究はチームで行っており、ハワイフトモモを材料に、形質多様性の網羅的評価、遺伝的多様性の評価、適応メカニズムの解明など、多角的に研究を進めています。5年前から始めた調査ですが、昨年と今年の2年間は特に力を入れており、今年の調査によって、1つの集大成にしたいと思っています。

2017/5/18-19

学生を5人連れて、林木育種センター関西支所を見学&研究議論を行いました。

2017/5/10

葉の光合成効率と寿命のトレードオフのメカニズムを解析した論文がNew Phytologistに掲載されました(LINK)。Peter Reich教授らによるCommentaryもついて、フィーチャーされています。また、同日発売(偶然ですが)の「子供の科学」という子供向けの雑誌6月号にも、この論文の解説が掲載されています。

2017/5/9

1ヶ月滞在されたWilfried Konradさんが帰国されました。物理学的視点からの植物機能解析の共同研究を開始し、大いに刺激になりました。

2017/5/1-2

和歌山の調査地(通称、野村プロット)を再訪しました。今年からまた調査を行う予定。

2017/4/10

ドイツからWilfried Konrad博士が外国人学者として1ヶ月間の予定で滞在されます。

2017/4/6-7

スイス チューリッヒ大学に短期滞在しました。メインの目的はリモセン研究者と議論することでしたが、Evolutionary and Ecological Genomics Labを見学させてもらったり、セミナーで研究紹介をしたりもしました。

2017/3/27-4/5

オランダのWageningen UniversityのCentre for Crop Systems Analysisに短期滞在しました。 作物学の考え方や研究を知り、有意義な滞在でした。

2017/3/14-18

生態学会東京大会に参加しました。ポスター発表全体を取り仕切る役だったので、いろいろと雑務に追われ、あまり研究議論を楽しめませんでした。来年度は、普通に学会を楽しみたいです。

ちなみに、自分の発表はハワイフトモモの形質の多様性がテーマでした。

指導しているM1学生の小林くんの発表が、ポスター賞を受賞しました。おめでたい。

2017/3/13

論文が発表されました。

Onoda Y, Wright IJ, Evans JR, Hikosaka K, Kitajima K, Niinemets Ü, Poorter H, Tosens T, Westoby M. (2017) Physiological and structural tradeoffs underlying the leaf economics spectrum. New Phytologist (Online early) LINK プレスリリース

2017/1/24

神戸を訪れたDaniel Binkley教授をお迎えして、神戸大学の石井准教授とセミナーを開催させていただきました。

2017/1/23

私が主著の論文がNew Phytologistに受理されました。葉の光合成効率と葉寿命の間には強い負の相関があることが知られていますが、その原因はわかっていませんでした。国際共同研究チームを組織し、様々なデータを集約した結果、葉寿命増加に必要な丈夫な構造がCO2拡散抵抗の増大と細胞壁への資源分配の偏りをもたらすことにより、光合成効率が落ちることを明らかにしました。(論文の正式発表時にもう少し詳しく説明しようと思います)。

Onoda Y, Wright IJ, Evans JR, Hikosaka K, Kitajima K, Niinemets Ü, Poorter H, Tosens T, Westoby M. (2017) Physiological and structural tradeoffs underlying the leaf economics spectrum. New Phytologist (accepted)

2017/1/4

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

京都に来てから5年が経過し、だいぶ定着してしまった感がありますが、気持ちをフレッシュに新たな展開を模索したいと思います。

研究者というのは、いい研究をして、発信するのが仕事なので、「書かなければ」と、毎年同じように新年の抱負に思います。昨年、主著で書いた論文は1本しかなく、まだ発表されていませんが、もうじきご報告できると思います。構想段階から含めると10年ぐらい経ったのですが、動き出したのは4年ほど前。ようやっと実を結びそうです。他にも構想を温め続けているのが複数あるので、それらを形にするのが今年の目標です。

指導してきた学生も少しずつ論文を出してきてくれて、共著論文が増えてきたのは嬉しいです。その一方で、論文を出す前に卒業してしまった学生の研究を論文にするのは結構大変です。昨年は1本そのような論文を書きましたが(筆頭は教え子)、せっかくの研究結果が埋もれないようにするにはとにかく書くしかないです。

年末に1回生向けの授業を2回ほど担当しましたが、高校で何を学んでいるのかを把握し、大学で何を教えるべきか、を考えるいい機会でした。レクチャースキルも磨いていきたいと思います。

編集担当をしているEco Resは3年目になります。昨年は30本のハンドリングでした。他の学会業務は、3月の生態学会のポスター発表の運営があります。これが一番の山場です。

年末に伊津野彩子さんのハワイフトモモの集団遺伝構造の論文が受理されました。ゲノムワイドに集団遺伝構造の違いを調べ、中立的な遺伝子はよく混ざっているが、一部の遺伝子については強い選択がかかっていて、それが表現型変異(変種区分)とよくマッチしています。ハワイフトモモは植物の適応放散の研究にとても有用な材料ですので、今後も力を入れていきたいと思います。

Izuno A, Kitayama K, Onoda Y, Tsujii Y, Hatakeyama M, Nagano AJ, Honjo MN, Shimizu-Inatsugi R, Kudoh H, Shimizu KK, Isagi Y (2017) The population genomic signature of environmental selection with gene flow in an ecologically divergent tree species Metrosideros polymorpha (Myrtaceae). Molecular Ecology (accepted).

2016.12.22

全く更新していませんでしたが、6-7月にハワイ調査を行い、9月に10日間ほどオーストラリアで本の原稿を共同執筆したりしました。後期セメスタでは、1回生の授業を担当することになったり、実習カリキュラムの再編に関わったりなど、教育業務も増えました。

最近、M2の甘田くんの論文と、共同研究の上田さん(岩手大)の論文が受理されました。

Amada G, Onoda Y, Ichie T & Kitayama K (2017) Influence of leaf trichomes on boundary layer conductance and gas-exchange characteristics in Metrosideros polymorpha (Myrtaceae). Biotropica (in press)

Ueda M, Onoda Y, Kamiyama C & Hikosaka K (2017) Decades-long effects of high CO2 concentration on soil nitrogen dynamics at a natural CO2 spring. Ecological Research (in press)

2016.5.9-5.13

ドレスデン工科大学にて、日独学術交流をかねたPlant traits workshopに参加してきました。生物物理的側面から植物形質をどう捉えるかという研究が中心で、いろいろと刺激的でした。ちなみに私はこのworkshopのオーガナイザーでした。良き参加者に恵まれて、無事に終わってホッとしています。

2016.3.28-4.14

シドニーのマッコーリー大学で共同研究者と論文執筆及び研究議論をしてきました。シドニーに行ったのに、海にも山にも行かず、よく働きました。おかげで、1本論文原稿を書きました。

2016.4.12

東北大の饗庭さんがリードした論文がアクセプトされました。形質から評価した樹木の群集構造の変化を日本全域で解析したもの。環境省プロジェクトや科研で力を注いだ形質調査のデータが使われた初めての研究。今後も乞うご期待。

Aiba M, Kurokawa H, Onoda Y, Oguro M, Nakashizuka T, Masaki T (2016)

Context-dependent changes in the functional composition of tree communities along successional gradients after land-use change. Journal of Ecology (in press)

2016.4.1

共著の論文がアクセプトされました。海草の力学についての研究。私がポスドク時代にめんどうをみた学生さん(今はポスドク)の論文。データ取りのほか、論文の構成や文章でもだいぶ貢献しました。

de los Santos CB, Onoda Y, Vergara JJ, Pérez-Lloréns JL, Bouma TJ, La Nafie YA, Cambridge ML, Brun FG (2016)

A comprehensive analysis of mechanical and morphological traits in one third of world seagrass species. Marine Ecology Progress Series (in press)

2016.3.15

ずいぶん更新していませんでしたが、卒論のサポートをしたり、卒業生の研究を論文化したりしました。JAXAにも初めて行きました。ニュースといえば、国際共同研究加速基金がもらえることになり、今後2年間は海外渡航が増えそうです。嬉しい反面、出張する日程を確保するのに苦労しそうです。

3/20-25 に仙台で開催される生態学会では、宮下彩奈さんとともに「エコメカニクス」に関する自由集会を開催します。「エコメカニクス」は聞きなれない言葉かもしれ ませんが、生物と力学の関係をいろいろなスケールで考えていこうという学問です。組織レベルから生態系レベルまで幅広く、新鮮な話をご提供する予定です。 ぜひ足をお運びください!懇親会もあるので、興味がある方はぜひ!

自由集会 W29 -- 3月24日 17:00-19:00 エコメカニクス:植物の形を力学的に捉え、巧みな戦略の解明から応用研究まで

あと、ポスター発表もします(3/24)。タイトルは「森林における樹木の光獲得効率と光利用効率の関係:異なる気候帯で比較する」。昨年度から今年度にかけて行った研究の成果です。いろいろと面白いことがわかったので、ぜひいろいろな方と議論したいと思っています。

2016.1.4.

本年もよろしくお願いいたします。

昨年を振り返ると、良き仲間に恵まれ、共同研究の論文はいくつか出ましたが、自分がリードする論文は計画していたほど書けませんでした。今年は集中して執筆したいと思っています。

論文はあまり書きませんでしたが、高所作業車免許を取得したり、ドローンを森林研究に応用したり、GISを使うようになったり、熱帯林で宙吊りになったりと、技術的には少しスキルアップしました。

昨年から引き受けているEcological Researchの副編集長の仕事では、36本の論文をハンドリングしました。編集委員の皆様にもだいぶお世話になり、なんとかこなしました。今年は、これに加えて、生態学会のポスター部会長の仕事が来ます。

昨年末に共同研究の論文(Kunstler et al.)がNatureに発表されました。植物形質が種間競争にも深く関わっていることを全球レベルで証明したものです。京大のジョン万プログラムでオーストラリアに3ヶ月滞在したことがきっかけで、この共同研究に貢献することができました。

2015.10.22

今 年は芦生研究林に6回ほど行きましたが、自分の調査で行ったのは今回が初めて。16haの森林調査区のUAV空撮をしてきました。下の動画は、新しい機種 のテスト飛行を兼ねて撮影した動画。本当は、青々した時期に飛ばしたかったのですが、自分の調査が後回しになりすぎて、紅葉時期になってしまいました。

2015.9.6-8植物学会に参加しました。

2015.7.17

ハワイ調査とATBCが終わりました。初めてのATBCでしたが、いろいろとネットワーキングもできたし、実りある学会でした。M1の甘田くんのポスターがAlwyn Gentry Prize(毎年一人)を選ばれました。おめでたい。

2015.7.5

D1 の辻井くんのハワイフトモモの形質多様性に関する論文がOecologia受理されました。ハワイフトモモは、ガラパゴスのフィンチのように、ハワイ諸島 内で極めて多様化しており、植物の進化を考える上でモデルとなるもの。この論文は、集団間と集団内の多様性を定量的に評価し、そのメカニズムを考察しまし た。辻井くんにとってのデビュー作。しかも" Student Highlighted Research paper"に取り上げられる見通し。おめでたい。私にとっても、京大に移ってから指導した学生の最初の論文で、感慨深い。Tsujii Y, Onoda Y, Izuno A, Isagi Y & Kitayama K (2015) A quantitative analysis of phenotypic variations of Metrosideros polymorpha within and across populations along environmental gradients on Mauna Loa, Hawai. Oecologia (accepted)

2015.6.9

総合地球環境学研究所におけるワークショップ「リモートセンシングとドローン 地球環境研究にどう使う?」において、「ドローンを利用した森林樹冠計測」というタイトルで話題提供をしました。

2015.6.8

宮下直・西廣淳 編集による「保全生態学の挑戦 空間と時間のとらえ方」という本の1チャプターとして、シカの生態や保全管理について執筆しました。小野田がなぜ「シカ」を書くのだ?と思う方も多いと思いますが。(共著者や編者から強いご要請がありまして…) シカ関係の文献や、行政文書や考古学の発掘報告まで、私なりにいろいろと調べて書きました。

小野田雄介、矢原徹一 (2015) 人とシカの時間. 保全生態学の挑戦(東大出版会) p126-149

2015.3.18-22  日本生態学会大会

3/19はシンポジウム(Plant ecophysiology in interdisciplinary science: Current and future perspective)を国環研の野田さんとともに開催しました。3/22は企画集会(樹木形質を活用した森林生態学研究の成果と課題)でコメンテーターを務めました。指導した学部4回生2人がポスター発表の最優秀賞(トップ3%)を受賞しました(甘田くん源六くん)。

2015.3.4

共著の論文が発表されました。気孔コンダクタンスの全球的なデータに基づき、気孔の最適モデルと合わせて、世界の植物が ほぼ予想通りに、"賢く"振舞っていることを示したもの。ただ、サバナ植生などは、高温乾燥にも関わらず、気孔コンダクタンスが高いというような例外もあ り。

Lin et al. (2015) Optimal stomatal behaviour around the world. Nature Climate Change. (online early) LINK

2015.2.18-22

マレーシアのランビルヒルズ国立公園にて森林調査。

2015.2.12

論文を発表しました。

Onoda Y, Schieving F & Anten NPR. (2015) A novel method of measuring leaf epidermis and mesophyll stiffness shows the ubiquitous nature of the sandwich structure of leaf laminas in broad-leaved angiosperm species. Journal of Experimental Botany. LINK PDF

プレスリリース(薄く平らな葉:『当たり前』に秘められた『超』効率的な構造を発見)も出しました。こちら。

JSTサイエンスポータルでの紹介

測定手法に興味がある方用に説明を作りました。こちら

KBS京都の2/12の夕方のニュース、2/13の関西版の朝日新聞(30面)、2/15の京都新聞(24面)、2/17の日経新聞(15面)、2/19の朝日新聞(関西以外の全国版)、asahi.com電子版財経新聞(電子版)京都新聞(電子版)日経新聞(電子版)などで、取り上げていただきました。

2015.1.5

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

京都に来て早3年。3年というのは自分の中で1つの 節目の年。気を新たに頑張っていきたいと思います。今年の目標は質を落とさず、仕事をより速くさばくこと。今年からEcological ResearchのAssociate Editor in Chiefを引き受けることになり、論文のハンドリング業務が大変そうです。自分の仕事もまだ論文になっていないものがいくつもあるので、それもチャキ チャキと出版したい。また面倒を見てきた学生さんの論文も今年ぐらいから少しずつ出るかなと期待しています。他にもやりたいことは多々あるのですが、まず は出来ることから一歩一歩。

2014.12.24

光合成と力学的安定性の両方を満たすために、葉の構造が如何に巧みに設計されて いるかを示した論文が、アクセプトされる見通しとなりました(追記:1/9に正式に最終稿がアクセプトされました)。初稿を書いてから早8年。ついにこの 日が来て、感無量。詳しい説明はまた後日。

Onoda Y, Schieving F & Anten NPR. (2015) A novel method of measuring leaf epidermis and mesophyll stiffness shows the ubiquitous nature of the sandwich structure of leaf laminas in broad-leaved angiosperm species. Journal of Experimental Botany. 

2014.12.13

京都大学生態学研究センター・シリーズ公開講演会    第4回 「データベースの構築と活用から見えてきた! 新しい生物多様性のサイエンス」で講演しました。

2014.9.17

今年は7年ぶりに自ら光合成測定を行いました(8-9月の12日間ほど)。学生さんたちと一緒に研究を進めるのも楽しいですが、やりたいことは自分でやることも重要だなと感じた夏でした。

2014.8.19-26

苫小牧で調査をしました。共同研究者や北大研究林のみなさんのおかげで、ほぼ順調に進みました。

2014.7.16

梅雨が明ける前にやりたいことが山ほどあるのですが、自分の研究とは関係ないことでいろいろと忙殺される毎日です。

2014.5.21-6.3

ハワイ調査に行きます。一般の方の思い描くハワイは、ワイキキなどがあるオアフ島かもしれませんが、私たちが行くところは、今も火山活動が活発なハワイ島です。昨年の2週間のハワイ調査では、初日と最終日にしか海を見ませんでした。

2014.5.20

共著の論文が発表されました。Molesさんによる植物形質のグローバル解析の話(Moles et al. 2014)。降水量と温度では、温度のほうが形質に強く影響するという話。ざっくりとした話ですが、詳細な解析も進行中です。私の貢献は、データ提供し、データ解釈や論文執筆に関わったこと。

2014.5.15

南野亮子さんをお呼びして、スペシャルセミナーを開催しました。

2014.4.1

京大に赴任し3年目です。ドクターを終えて10年目の春。時が経つのは速い。年々雑務に埋没している気がしますが、自己オリジナリティを大切にしたい。

2014.3.14-18

生態学会大会に参加します。ポスター発表受賞講演をします。

2014.3.11

Nathan Swensonさん(ミシガン州立大)と饗庭正寛さん(東北大)をお呼びして、特別セミナ(第4回FEFCO)を開催します。

2014.2.16

既にあちこちで自慢していますが(笑)、初マラソン、完走しました。3時間37分でした。終了後3日間、まともに歩けませんでした。

2014.1.31

森林生物学特別セミナーでお話させていただきました。

2014.1.9

彦坂幸毅教授が京大にいらして、特別セミナを開催しました。

2013.12.21

帰国しました。新たな研究を展開する土台を築けたこと、新しい解析方法や最近の研究動向を学べたこと、そして研究者間の繋がりを増やせたことなどが主な収穫でした。

2013.10.26

論文がJournal of Ecology誌に受理されました。

Onoda Y, Salunga JB, Akutsu K, Aiba S, Yahara T, Anten NPR. (2014)

Tradeoff between light interception efficiency and light use efficiency – implications for species coexisting in one-sided light competition

Journal of Ecology 102: 167-175.

こ の論文は、森林で光を巡る一方向競争のもと、どのように異なるサイズの樹木が共存できているかを明らかにしようとしたものです。樹高成長と共に個体重あた りの光獲得量(光獲得効率)は増加しますが、獲得した光あたりの成長量(光利用効率)は減少します。このトレードオフにより、光の一方向競争下でも、サイ ズが異なる樹木が同程度の相対成長速度を達成できることを示しました。この分野の権威であるエディターから"results are both novel and very interesting"という讃辞をいただき、とても嬉しかったです。

2013.9.23-

京大のジョン万プログラムという若手研究者派遣制度を利用して、オーストラリアのマッコーリー大学に来ています。Ian Wright氏らと共に光合成と細胞壁に関するメタ解析などを行う予定。

http://wrightlab.wordpress.com/peopl/

2013.9.18-19

和歌山調査。もともと9/16-17に予定していのたですが、台風直撃で2日ずらしての調査。カナクギノキやコナラなどは台風である程度葉が落ちていましたが、針葉樹の葉はほとんど落ちていませんでした。藪こぎをしたので、またマダニにやられました。今年、5匹目くらい?

2013.9.6

ライプチヒまで行ったついでに、ドレスデン工科大学のNeinhuisラボを訪問させていただき、葉のバイオメカニックスについてセミナー&意見交換をしてきました。

2013.9.2-5

ドイツのライプチヒで開かれた形質のデータベースの会議(TRY workshop)に呼ばれて行ってきました。

2013.8.30

鹿児島大の相場慎一郎さんが書かれた論文(共著)がAnnals of Botanyに採択されました。おめでたい。針葉樹が共存できる森林構造についての話です。私の役割は解析の一部とディスカッション。

Aiba S, Akutsu K and Onoda Y. (2013) Canopy structure of tropical and subtropical rainforests in relation to conifer dominance analysed with a portable LIDAR system. Annals of Botany (in press)

2013.7-8

調査に出ていることが多いです。7/23山城、7/25-26山城、7/30-8/2和歌山、8/6-7芦生、8/8-9山城。。。

2013.7.19

京大植物縦横無尽の会で「植物の多様な形態や生理機能に潜むトレードオフを理解する」というタイトルで発表させていただきました。

2013.6.3

いつの間にやら6月です。梅雨時期はデスクワークに勤しむことが多いのですが、今年は北山先生のプロジェクトに関わらさせていただき、6/7-19の期間、ハワイ調査に行きます。

2013.5.30

廣瀬忠樹先生が栄養塩利用効率についてセミナーをしてくださいました。

2013.5.9

新年度が始まって慌ただしくしています。今年は2回生、3回生の実習も受け持つことになって、なんだかあっという間に時間が経ちます。

2013.3.31

本山寺自然環境保全地域を考える協議会の第3回報告会で、「管理する価値、自然にまかせる価値:大原野森林公園と本山寺社寺林.を比較して」という話題で講演しました。

2013.3.10

屋久島で開かれた新学術領域「複合適応形質進化」の会合に招待され、屋久島の植物多様性について紹介しました。

2013.3.9

大学院時代の指導教官である廣瀬先生の退職記念パーティ。

2013.3.5-9

生態学会大会に参加。ポスター発表をしました。発表タイトルは「森林における多様な種の共存メカニズム:地上LIDARを利用した森林構成種の光獲得効率と光利用効率の推定」

2013.1.31

葉寿命論文が発表されました。

Kihachiro Kikuzawa(*), Yusuke Onoda(*), Ian J Wright & Peter B Reich. (2013)

Mechanisms underlying global temperature-related patterns in leaf longevity. Global Ecology & Biogeography (online early) LINK (* equal contribution)

2013.1.18

Henrique Perreira博士が主導した生物多様性必須観測要素(EBV)のワーキンググループの成果がScienceのPolicy Forumに掲載されました。原文はこちら

EBV 論文はGEO-BON(地球観測グループの生物多様性観測ネットワーク)の活動からうまれました。GEO-BONのワーキンググループ1のリーダーを務め る九州大学の矢原徹一教授に依頼され、昨年2月にイタリアで開催されたEBVのワーキンググループに参加し、この論文に関わらさせていただきました。大し た貢献はしていないので、せめても普及には努めようということで、Perreira氏が作成したプレスリリースの日本語訳と、原著論文の和訳(個人利用に 限ります)を作成しました。興味がある方はご覧ください(こちら)。

2013.1.9

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

昨年は京都に移動し、新たな環境で戸惑うことも多いと思っていたのですが、周りの方々にも助けられ、思った以上にスムーズに移行することができました。今年は自分の科研が最終年度に入りますし、まとめと共に、新たな展開を模索していきたいと思っています。

そんな昨年の振り返りと今年の抱負を述べておきながら、年始早々(1/6)、自分のノートパソコンが壊れました。幸先が悪い(苦笑)。3日ほど復旧に向け 格闘したのですが、無理でした。今は古いパソコンで作業をしているので、いろいろとやりづらいです。修理するか、買い替えるか、いずれにせよ、お金がかか るな。。。(追記:新品のHDDに交換してもダメだったので、生きていた光学ディスクドライブを取り外して、そこにHDDを導入するという荒技で、一応復 旧しました。)

2012.10.13

葉の寿命の地球規模の変異のメカニズムについて考察した論文がGlobal Ecology & Biogeographyに受理されました。

Kihachiro Kikuzawa(*), Yusuke Onoda(*), Ian J Wright & Peter B Reich.

Mechanisms underlying global temperature-related patterns in leaf longevity

(* equal contribution)

2012.9.7-22

マレーシア調査に行ってきました。キナバルの麓から上部までいろいろな植生を見て、調査の手伝いをしてきました。またデ ラマコットと呼ばれるFSCを熱帯で最初に獲得した森を見てきました。マレーシア森林局の取り組み、北山先生のこれまで築いたネットワークやインフラの 数々に感心しました。

2012.8.30-9.4

対馬調査に行ってきました。調査は順調に終わりました。対馬はとても自然が豊かで美しいし、歴史的にもとても面白いところだと思いました。もっと宣伝して、知名度が上がって欲しいと思いました。

2012.8.29

葉のクチクラの比重、重量、力学を評価し、クチクラ層が葉の炭素経済や力学的安定性に大きく寄与していることを示した論文がNew Phytologistに発表されました。LINK

2012.7.9

New PhytologistにCommentaryを出しました。熱帯林での葉の寿命についてです。LINK

2012.5.22-27

屋久島でシカ柵内外の植生変化と土壌特性、昆虫相調査を行いました。

2012.4.18

海草の 力学的性質や化学的性質の種間比較をした共同研究論文がMarine Ecology Progress Seriesに受理されました(de los Santos et al. 2012)。海草は世界で50種程度しかなく、この論文ではそのうちの9種について詳細な分析をしたものです。第一著者は最近PhDを取ったスペイン人の 方で、私がオーストラリアにいるときに、受け入れて研究指導しました。先々月は別のPhD学生がMEPSに論文を出してくれたので、連続して海洋生態学の 人気のジャーナルに名前をのせてもらえることになりました。とはいえ、私の所属は森林生態学分野なのですが…

2012.4.7

この4月より京都大学に移りました。

2012.3.17-21

生態学会(滋賀)に参加します。

2012.3.10

3/7から9まで屋久島で次年度の調査計画の打ち合わせおよび視察を行いました。

2012.3.1

2/27から29まで、イタリアのフラスカーティで開催されたThe 1st Workshop for Essential Biodiversity Variables(必須生物多様性変数に関する第1回ワークショップ)に参加しました。

2012.2.15

オランダから留学生を受け入れました。8月まで。

2012.2.1

アマモの生理生態と分解の関係性をみた共同研究論文が受理されました(Nicastro, Onoda & Bishop 2012)。私としては初の海関係の論文。アマモは面白い材料なので、続きも出せるといいなと思っています。

2012.1.30

屋久島の維管束植物リスト(光田リスト)をYListに照らし合わせたものを作成して、公開しました。LINK

2011.12.30

今年度もお世話になりました。

1/4から大学にでます。1/6-8はS9の全体会議で東京にいます。

2011.12.11

2ヶ月ぶりに帰国しました。

Under constructionのまま放置している研究のページなどを徐々に作っていこうと思っています。

2011.11.26-12.10

シドニーのマッコーリー大学でプレゼンや研究議論を行いました。

2011.11.18

10/12よりユトレヒトに滞在しています。11/25まで。来たときは青々としていた木々も、枝ばかりが目立つようになってきました。写真をクリックすると時間変化が見れます。

2011.10.3

この夏の調査は無事に終わりました。3ヶ月で52日調査。

10/11-11/25オランダ、11/26-12/11オーストラリアにいきます。古巣でやり残し処理。

2011.8.17

ようやっと夏も中場… なんとかここまで来た感じ。

この夏は出張が多いです。6/30-7/2仙台 (会議)、7/2-9北海道(S9調査)、7/16-18つくば(会議)、7/21-28奄美(S9調査)、8/3-9屋久島(GCOE実習)、8 /18-22(マメ科シンポ)、8/23-28宮崎(S9調査)、8/29-9/4屋久島(GCOE実習)、9/7-9えびの(学生実習)、9 /13-16八甲田(依頼調査)、9/26-29屋久島(GCOE調査)。

2011.6.14

共著の論文が受理されました。

Butler D, Gleason S, Davidson I, Onoda Y, Westoby M. (2011) Safety and streamlining of woody shoots in wind: convergent outcomes from integrated but variable leaf, stem and shoot traits. New Phytologist (accepted)

2011.6.9

研究発表会@九大演習林

2011.5.13-25

留学生と共に屋久島調査に行きます。

2011.4.22-28

カンボジア森林プロット調査。>> 自分にとって初めての熱帯季節林での調査でした。東南アジアの森林伐採の状況を目の当たりにしました。

2011.3.28

短報が受理されました。Invited articleだったのですが、投稿から受理まで2時間。最速記録。ちなみにリジェクトの最速記録は40分…

Onoda Y & Anten NPR (2011)

Challenges to understand plant responses to wind

Plant Signaling & Behavior (in press)

2011.3.17-18

Frank Sterck氏を招いてGCOE国際セミナを開催しました。

2011.3.14-15

新潟。

2011.3.13

調査地の下見を兼ねて屋久島に行きました。

2011.3.11

(東北関東大震災)

2011.3.10

生態学会のシンポジウムが無事終了しました。英語のシンポだったので参加者が少ないのではないかと危惧していたのですが、たくさんの方にご参加いただきました。ありがとうございました。

2011.3.3

生態学会大会(札幌)の中で、3/10にシンポジウムを開催します。

Scaling up plant traits to species performance based on cost-benefit balances: Towards general concepts of trait-based community ecology

皆さまのお越しをお待ちしております。

2011.3.3

3/4の西日本新聞の朝刊で、葉の強度の広域解析の話が紹介されます。

2011.2.25

共著の論文が受理されました。

Kattge et al. (2011) TRY - a global database for plant traits. Global Change Biology (accepted).

TRYという世界最大の植物形質データベースの紹介論文です。100人ぐらいいる共著者のうちの一人…。葉の強度データベースの代表者として、TRYデータベースに組み込まれたのが、共著者になった理由。

2011.2.7

留学生を半年受け入れることになりました。本日、来日。必需品を揃えに、AEON MALLに行ったら、店舗の広さと綺麗さに圧倒されていました。

2011.2.5

2日間に渡ってGCOEの九大東大合同シンポジウムを開催しました。私は柄にも似合わず司会を務めました。参加された方、お疲れさまでした。個人的には、発表はもちろん、東大側のスタッフの面々と直接話し合えたのがとても有意義でした。

2011.1.26

葉の力学のメタ解析論文がEcology Lettersのオンラインで発表されました。オープンアクセスなので誰でも閲覧できます。幸いなことに、一部の新聞等で取り上げられています。ただ記事になっているのは研究の一部だけなので、概要を紹介するページをつくりました。

2011.1.10

明けましておめでとうございます。

1/13-14は北大です。Trendy seminarで発表します。

2010.12.24

共著のCO2 spring論文が正式に受理されました。

Nakamura I, Onoda Y, Matsushita N, Yokoyama J, Kawata M and Hikosaka K. (2011) Phenotypic and genetic differentiations in a perennial herb across a natural gradient of CO2 concentration. Oecologia (in press)

2010.12.17

オーストラリアでのメインの仕事がEcology LettersのReview and Synthesisに受理されました。

Onoda Y, Westoby M, Adler P, Choong A, Clissold F, Cornelissen J, Diaz S, Dominy N, Elgart A, Enrico L, Fine P, Howard J, Jalili A, Kitajima K, Kurokawa H, McArthur C, Lucas P, Markesteijn L, Perez Harguindeguy N, Poorter L, Richards L, Santiago L, Sosinski Jr, E, Van Bael S, Warton D, Wright I, Wright SJ, Yamashita N. (2011) Global patterns of leaf mechanical properties. Ecology Letters (in press)

2010.12.16

帰国しました。温度差30度。ハーフパンツで過ごした日が昨日とは思えない。外はみぞれ。

2ヶ月間はなかなか有意義で論文も2本投稿した(1本は再投稿)。

2010.11.17

指導教官だった彦坂教授が書かれた論文がJournal of Experimental Botanyに採択されました。私の貢献はメタ解析の部分。

Hikosaka K, Kinugasa T, Oikawa S, Onoda Y, Hirose T. (2011) Effects of elevated CO2 concentration on seed production in C3 annual plants. Journal of Experimental Botany (in press)

2010.10.16

組織的な若手研究者等海外派遣プログラムのおかげで、12月半ばまでの2ヶ月間Macquarie大学(シドニー)に滞在することになりました。

2010.10.5-6

京都大学生態学研究センターにて、「植物性質データベースの構築と活用」に関するシンポジウムを黒川紘子さんと共同開催しました。