日本航海協会が主に、拠点を置く宮崎県日向市で開催している「海渡塾」
文字通り、海を渡る方法を学ぶための場所です。
海を渡るのに使うのは飛行機でも客船でもなく、伝統的な技で作られた”カヌー”です。
GPSで瞬時に自分が地球の上のどこに立っているのかが分かる時代。
太陽や星や月、風や波に遥か彼方から伝わるうねり、鳥や海に住む生き物たち、雲や海の色
海はもちろん、陸に住む私たちの周りにも、今でも自然のサインが溢れています。
日本の東に広がる広大な太平洋に住む人々は、自然のサインを読み取り海を渡る術を身につけていました。
そんな"航海術"は途絶えそうになる困難を乗り越えて、伝承されて、彼らは今でも航海を続けています。
「海渡塾」で学ぶ海を渡る方法は、現代の私たちが気付いていないことを学べる機会でもあります。
自然と共存すること。
年長者や先人の技術を伝承していくこと。
一人ひとりが航海で自分の役割を持つとともに、他を尊重する和の心を持つこと。
海渡塾はすべての人に開かれています。
私たちと一緒に海を渡る方法を学んでみませんか?
海渡塾の様子が分かる映像です。
2021年夏か夏からオンラインでも海渡塾を開催しています。
遠方で参加が難しかった方もぜひ話を聞きに来てください!