2016.07.18
今年の海の日の特別イベントは海とふれあうサマースクールとして宮崎県北部地区「海の日」協賛会の主催で行われました。
場所は日向市細島商業港です。
ということで、いよいよ航海カヌー月読が海辺までやってきました。
13:00になって参加する子供たちも集まりまずはカヌーに向けて古典フラが奉納されました。
古典フラを奉納いただいたのは、フラスタジオ「マカニオルオル」のみなさんです!
“Makani ‘olu’olu” はハワイ語でやさしい風という意味です!
まさに航海カヌー"月読"の船出にふさわしいやさしいフラでした。
フラスタジオ「マカニオルオル」 http://makani-oluolu.com/#3
続いて、今回の講師であり伝統航海術でのナビゲーションの経験のある我妻三耶子さんから「星の航海術を学ぼう!」という講演です。
コンパス(羅針盤)や、時計を一切使わずに、星、太陽、雲や波、自然のサインだけを使って航海を行う古代航海術(星の航海術)
について、とてもわかりやすいお話で、みな夢中になって聞いていました!
さらにその後には、月読を皆で囲んで、「古代航海カヌーに触れよう!」ということで
如法寺 慶大先生(南山大学人間文化研究科人類学専攻 人類学博物館勤務)からのお話を伺いました。
月読はパラオ共和国の大統領から1996年に三重県に寄贈された太古からカヌーであり、カヌー研究者の如法寺先生の解説に子どもも大人も興味津々でした。
そんなこんなであっという間の2時間となった海渡塾でしたが,,,
いよいよ遂に次回、秋の海渡塾でカヌー月読が日向の海へ進水します。
一緒に進水を見届ける仲間や航海を行う仲間も大募集中です!