自然のサインを探し航海するカヌーの伝統を守り、
現代においてもその航海を続けることで、
自然や人と共存しながら生きる道を、
子供たちに正しく伝え続けることを目指す
コミュニティです。
神話と伝説の地「日向」で、波と戯れ、星と語らい、森に抱かれて、生きる力を育もう!
人類が数千年も昔から、
広大な太平洋を航海しつづけてきたことを知っていますか?
それは、GPSやコンパス等の近代的な航海計器を一切使わずに、
星や風、雲、波などの自然のサインのみを使って海を渡る、
いわば"星の航海術"です。
自然は私たちに沢山のことを教えてくれます。
そして航海は、人間が生きるために必要なこと
生まれてきた我々すべてに役割があることを教えてくれます。
人生はまさに航海。
神話と伝説の地、この日向で祖先のルーツについて学び、
星の航海術に触れて、自分の未来を見つめ、
夢を育む航海に出る準備を始めませんか。
何のために航海するのか。航海するためにどうすれば良いのか。
航海を成功させるために何が必要か。
それらを考え続け、航海を永遠に続けること。
NPO法人 日本航海協会では、定期的に「海渡塾」を開催します。
「海渡塾」とは、古代航海カヌーの建造や、カヌーのこと、また伝統航海術を通じて「人間が生きるために本当に必要なこと」を学ぶ教育プログラム。青少年が夢や目標を持ち、それを叶えるための方法を自分の頭で考えるようになることを支援します。
自分自身が伝統技術や知恵の継承者であることを自負することで、日本人としての誇りを取り戻す
航海に必要な先人の知恵を学ぶことで、年長者を敬うことを覚える
皆で協力し、それぞれの責任を果たすことで、他を尊重すること、和が大切であることに気づく
航海を成功させるためには、自然と共存することが大切だということを知ることで、自然への畏怖の念をもつ
航海カヌーによる航海で目的地に辿り着くことで、達成の喜びを味わう
何のための航海かを考えることで、歴史学・民俗などの学術的な探求心をもつ
自分自身の人生の目的を達成する力を身につける。
スターコンパス
ロープワーク
伝統航海術
自然体験
日本人や太平洋民族に伝わる伝統や叡智
古代航海カヌーの建造体験
高度成長経済期を経て経済成長を遂げた日本。その過程で、自然環境は破壊され、私たちは自然と共存すること、また自然から生きる術を学ぶ機会を失ってきました。これと同時に、かつての日本を知る祖先や年長者の声に耳を傾け叡智を学ぶこともまた忘れてしまっている気がします。この混沌した時代だからこそ、今一度、本当に大切なことを学ぶ機会を持ちたい、そう考えて平成27年3月21日・春分の日に立ち上げたのが、「NPO法人 日本航海協会」です。
私たちは、航海、古代航海カヌーの建造、および、それを用いた教育プログラムや学びの機会を通じて、青少年の育成、伝統や叡智の伝承、諸外国との交流や自然環境の保全に励み、それらを「夢のある未来」へと繋げていきます。