06-便利技紹介
#001
Googleフォームの自動集計結果を公開する方法 (2021/09/09UP)(2024.1.4 、7.9、11.15、2025.9.6Rev)
(1)回答受付を停止する
質問作成画面を開く
質問編集画面で、右上の[設定]を開き、[表示設定]の下方にある「結果の概要を表示する」をオンにする。
上部のタブを[質問]から[回答]に切り替える
→回答概要画面(グラフと記述)
上部右端のボタン[公開]を開き、[回答を受付中]を[回答を受け付けていません]に切り替える。
(2)回答一覧画面を開く
「〇件の回答」と表示された回答集計結果画面で右上の緑色の表マークをクリック
→回答一覧画面
(3)集計結果データを回収する
*ここで回答結果データを回収しておく。
操作タブ[ファイル]→[ダウンロード]→[Microsoft Excel]
でダウンロードする。
ファイルの誤操作を防ぐため、ファイル名の末尾に日付を付記しておくと安心。
(4)結果概要を書き込む
アンケート名を「〇〇〇〇アンケート」の末尾に「結果報告書」を追記して「〇〇〇〇アンケート結果報告書」に変更する。
文書としての奥付は必須。作成日・改定日、作成担当者名を追記しておく。
回答依頼文欄は、報告書ページには表示されない仕様になっているのでそのままでOK。
報告書ページには表示される欄を追加するには、タイトル見出し欄を追加する。
質問作成画面でアンケート名欄と依頼文欄の次に、最初の質問の前に、タイトル見出し欄を挿入し、その欄の中に、集計結果画面で表示したいイベント概要とアンケート結果概要(評価平均値と総まとめ)を入れる。(文字はタイトルと同じ書体・級数のまま変更できない)
質問作成画面のタイトル見出し欄は、何本でも追加でき、報告書ページでの追記項目を増やせる。
(5)集計結果画面の編集
質問編集画面を別に開き、集計結果画面と見比べながら、不要な項目を削除し、整形する。
回答概要画面(グラフと記述)の各項目は、そのままにしてもよいし、タイトル見出し欄にまとめた項目については削除してもよい。
見出し項目を追加したり、変更したりして、報告書としての全体の構成を見やすく読みやすく編集することが重要。
例)
●L2024.06.17(月)あわくら会館・図書館セミナー受講者アンケート結果報告書 (2024.7.9up)
https://docs.google.com/forms/d/1pBp2OTkrZPfXvWMZ4b-A6erE2HwAurd-CiUdXeX2H1M/viewanalytics
(6)公開準備
回答一覧画面を開き、[ツール]→[フォームの管理]→[実際のフォームを開く]
→実際のフォーム
実際のフォーム画面で
[前の回答を表示]をクリック
→集計結果画面
これで完成。念のためURLを確認。
末尾が「…/viewanalytics」となっている(はず)。
例)https://docs.google.com/forms/d/*******/viewanalytics
それより後に続く文字列があった場合は、削除する。
★追記(2025.4.9)
以上の操作がうまくいかない場合は、実際のフォームのURLの末尾「viewform」を「viewanalytics 」に書き換えると同じ結果にたどり着ける。
実際のフォーム)https://docs.google.com/forms/d/*******/viewform
書き換え後のURL)https://docs.google.com/forms/d/*******/viewanalytics
(7)公開準備
1)URLの短縮
URLの「・・・・viewanalytics 」のままが安全。
もしも長すぎると感じるのであれば、短縮サービスを利用してもよい。
ただし、サービス休止や中止になった場合は、「該当なし」になってしまって、元のURLにたどり着けなくなるので要注意。
例)
国産URL短縮サービス URX
http://urx2.nu/
など。
2)QRコード作成
例)
QRコード作成CMAN
https://www.cman.jp/QRcode/
など。
(8)公開
イベントを実施したら、報告書をアーカイブに保存し公開しておくことが肝要。
URLと、必要ならQRコードも、主催者や参加者に、組織内外に、さらには広く一般に告知する。
アンケート結果をウチワで回覧して業務フォルダに格納して終わり、というあるある前例に倣ってはいけない。
記録の保存・公開までが主催者の責任である。
ここまでやってやっとイベント主催者の後処理が完了。心して定着させていただきたい。
以上