働きながら子供を育てることは、とても大変です。そのために必要不可欠なことがあります。
以下は、NIGで働きながら子育てをしている男女技術職の方々に行ったアンケートの回答です。
質問1)仕事と家庭の両立に不可欠なことは何だと感じていますか?
★ 周囲のサポートと理解
・家族の協力→詳しくは質問2の回答で
・研究室の理解(無理のない仕事量、休みやすさ、突然の休みでも代わりに対応してくれる人がいる、もしくは調整が可能な仕事など)
・行政の利用(ファミサポ、一時保育、病児保育)
・ママ友の存在(相談相手や、困った時の助け合い)
★ 子供が楽しく過ごせる保育園や学童
・入ってみないとわからないことがあるのが難点。
・子供が通う保育園(幼稚園?)の環境が良いと、ストレス少なく仕事出来ると思います。(働くママに寄り添ってくれたり、提出物が多少遅れても怒られなかったり、、とか)
★
適度な家事の手抜き
→詳しくは質問2の回答で
★ 適度な息抜き
★ 全てを完璧にやろうとしないこと
質問2)マイルールはありますか?
★ 家事編
・パルシステムを利用して、平日は買い物をほぼせずにやりくりする。特にお料理セットはメニューを考えなくて良いし、包丁を使わずにすむことがほとんどなので、とてもラクで多用してます。
・米は無洗米、ネギは刻んであるものを購入。冷凍のしらす、アサリ、ネギトロは常備。
・晩ご飯に総菜を買って済ませようと思った時にはお寿司を買う。お寿司は手抜きじゃなく、希望の品と思っているから。
・料理が大変な時はカット野菜や総菜を買う。
・便利なものやサービスを利用する(無洗米、カット野菜、冷凍食品はもちろんのこと、私はオイシックスを利用しています。)
★ 育児編
・子供との時間を確保するために、どんなに疲れていても寝る前に読み聞かせだけはする。
・朝ご飯はしっかり食べさせる。
・参観日は必ず行く。
・「今日の出来事を1つは報告する」というルールを作っていた。どんな些細なことでもOK。それを否定しないで内容を楽しむ。
・子供と向き合う時間は確保する
★ 夫婦・家族編
・不満があってもすぐに反応しない。1日以上考えても不満な時に言う。だいたい1日おくとポジティブに考えを変更できるから。
・食事の準備は夫婦で完全当番制。一緒に協力して食事を作るとか無し。お互い自分のペースが乱されるから完全に任せる。完全当番制なのでなるべく手を抜かない(いつもいつもでは無いんだけど、相手が手抜きなんだからこっちも手抜きでいいやと思わないように)。当然子供のお弁当も当番制。
・洗濯は自分の物は自分で。子供の洗濯物はそれぞれ自分の物と一緒に洗濯する。
・家族の具体的な協力は期待しない。家族の協力が得られればラッキー、助かった!と思う(ただ、どんどん自分のことは自分でさせたほうが良かったかなと今は思うところもある)
★ 生活編
・やることの優先順位をつくり優先度が高いことからやる。最重要のことができればよくて、他のことができなくてもそれでよしとする。
・おはよう、いってらっしゃい、おやすみ、は、必ず言う。
・罪悪感を持たないようにする(子供に負担をかけたり、家事がおろそかになることもあるけど、なるべく罪悪感もたないように心がけてます。時々、子供に寂しい思いさせてまで仕事する必要ある??と思うこともありますが・・)
*他にも多くのアイディア、意見が寄せられました*
・延長預かりのある幼稚園よりも保育園の方が働く親にはいい気がします(行事が土曜日、もちろん土曜に行事をしても月曜日に振替休日にはならない。)
・育児中、配属先が女性のPIだったことや、周りに子育て中の人が多かったこともあり、理解のある雰囲気だったので助かりました。
・ホットクックを購入したら、格段に生活が楽になりました。朝のうちにセットしておくと、帰宅時には一品できていて便利ですし、帰宅後にセットしても調理時間中に台所から離れられるので、その間に別の家事や子供との時間が持てるようになりました。
・ロボット掃除機を使用すると、掃除機に吸われるからと、子供も床に物を置かなくなり一石二鳥。
・コスパよりタイパ重視。それで家族との時間が確保できるなら、タイパは手抜きではない。
実験の状況、家庭環境、子供の性格、季節など、その時々で対応もさまざまです。
そして仕事も子育ても、常に現在進行形です。無理なく両立を目指しましょう。