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名古屋哲学研究会12月例会のお知らせ


名哲研2019年度12月例会を下記の要領で開催します。

近年、文科省の大学改革の圧力は年々強まっているように思われますが、それらは、大学の教育力および研究力の強化という異論の起こりにくい抽象的目的を掲げながら、場当たり的な弥縫策に終始し、今回の新テストの民間試験導入とその延期に見られるように、むしろ多くの混乱を生み出しているように思えます。特に、大学の研究力強化という目的に関しては、実態として若手研究者の研究環境がますます不安定化してきているように思えます。今回のミニ・シンポでは提起されて久しいポスドク問題の現状について、二つの報告を踏まえ意見交換を行いたいと思います。

例会後には忘年会も予定しております。多くの皆さんの参加をお願いします。

名古屋哲学研究会


12月例会

ミニ・シンポジウム「ポスドク・ 非常勤問題の現状と課題」

日 時 2019年12月21日(土)

14:00 ― 18:00

場 所 名古屋市立大学(滝子キャンパス)

1号館(人文社会学部棟)6F 現代社会学科会議室

地図:http://www.nagoya-cu.ac.jp/access/takiko.html


報告1:久保田進一

「大学において非常勤講師および任期付教員を経験して―アカデミックにおけるしくじり先生―」


参考文献

荒木優太 『これからのエリック・ホッファーのために: 在野研究者の生と心得』 東京書籍

荒木優太 『在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活』 明石書店

エリック・ホッファー 『波止場日記――労働と思索』現代思想 2015年11月号 「特集 大学の終焉 人文学の消滅」

佐藤郁哉 『大学改革の迷走』 ちくま新書

バーナード・ウィリアムズ 『道徳的な運』 勁草書房


報告2:澤田敬人

「ポスドク問題のゆくえ」


参考文献

北野秋男2015『ポストドクター―若手研究者養成の現状と課題』東信堂.

静岡大学博士キャリア開発支援センター 2017 『静岡大学PDCCポストドクター・キャリア開発事業成果報告書』静岡大学.

水月昭道2010『ホームレス博士―派遣村・ブラック企業化する大学院』光文社.

文部科学省科学技術・学術政策研究所2018『ポストドクター等の雇用・進路に関する調査(2015年度実績)』文部科学省科学技術・学術政策局人財政策課, 調査資料270.

文部科学省科学技術・学術政策研究所2014『ポストドクター等の雇用・進路に関する調査―大学・公的研究機関への全数調査(2012年度実績)-』文部科学省科学技術・学術政策局人財政策課, 調査資料232.

文部科学省科学技術・学術政策研究所2011『ポストドクター等の雇用・進路に関する調査―大学・公的研究機関への全数調査(2009年度実績)-』文部科学省科学技術・学術政策局基盤政策課, 調査資料202.