最新号:第39号(2024年2月)全文
第39号(表紙)
【目次】
【論文】
岩佐 宣明:デカルト的循環の再考――コギトと内省的転回
鬼頭 孝佳:女英雄より賢母たれ――中村正直と女性教育論
嶋崎 史崇:思想としてのコロナワクチン危機――医産複合体論、ハイデガーの技術論、アーレントの全体主義論を手掛かりに
府川 純一郎:アドルノ「限定的否定」における三つの意味位相――正しき社会批判の方法概念として
【研究ノート】
鬼頭 孝佳:宗教・国民国家・正義のトリアーデ――若江薫子『女孝経』を通じて
【エッセイ】
早野 禎二:戦後を考える――受苦の経験と平和への営み
【書評】
嶋崎 史崇 :野口友康著『「犠牲のシステム」としての予防接種施策――日本における予防接種・ワクチン禍の歴史的変遷』――過去の薬害を直視し、現状の理解に繋げよ