全文
【目次】
特集 「なぜ今私たちは哲学を研究するのかー若手研究者の視点」
【シンポジウム開催趣旨 】
岩佐 宣明 「哲学のアクチュアリティという問題 」
【シンポジウム論文】
齊藤 安潔「哲学史研究のアクチュアリティ」
長谷川 暁人 「哲学のアクチュアリティ ― 哲学と科学の関係、ベルクソンの視点から ―」
成瀬 翔「言語哲学と言語学 ― 哲学と個別科学の共同可能性 ―」
松野 充貴「フーコー・歴史・批判 ― アクチュアリテと歴史的批判 ―」
【論文】
津田 雅夫「疎外論・再考」
福田 静夫「自分の哲学を生きる ― 真下真一とその思想形成 ―」
小池 直人「デンマーク福祉国家とボランタリー社会活動― その現状と関係史 ―」
別所 良美「近代日本形成期における進化論の意義」
加藤 恒男「中村正直と修養の始め―『西国立志編 原名自助論』の意義」
【講演ノート】
尾関 周二 「〈農〉と共生の思想から将来社会を構想する ― 3.11 原発大震災と人類史の転換に触れつつ ―」
【書評】
亀山 純生 「日本近代思想史へのラディカルな問いと和辻哲郎の全面的位置づけの試み ― 津田雅夫『増補 和辻哲郎研究 解釈学・国民道徳・社会主義』から学ぶもの ―」
【エッセイ】
福吉 勝男 「『こころ』から『道草』へ ―漱石の<相互人格性>の思想―」