【目次】
特集「現代に対して人文学はなにができるか ――<ものの思想>の観点から」
シンポジウム開催趣旨
シンポジウム論文
成瀬 翔「日常性と本来性 ――津田雅夫『「もの」と「疎外」』を読む」
論文
呉 光輝 「新儒家運動」の哲学者と創造 ――西田幾多郎、ベルクソンと関連して」
李 彩華「梁啓超と章炳麟のアジア主義言説 ――近代日本のアジア主義への対応の視点から」
研究ノート
岩佐 宣明「マルクスにおける本源的所有と共同所有 ――渡辺憲正「『経済学批判要綱』の共同体/共同社会論」に寄せて」
福吉 勝男「文明批評の三つの思想様態 ――<諭吉・兆民・漱石>の交錯(2)」
エッセイ