トロロッソ・ホンダ STR-13の課題

2018/04/29 17:01 に 中島光教 が投稿

#2018F1 #STR13 #トロロッソホンダ #シャシーデザイン

メカニカルな事には全然うといタダのF1ファン絵描きの目には
トロロッソ・ホンダ STR13の弱点はこう映っている...と言う話

先ず大雑把な、今年のF1マシーンの正面図を見て欲しい。
レッドブルに顕著なのだが、他の殆どのチームのリア部分が
程度の差こそあれ、酒の蒸溜器の様なお椀を伏せた様な
「なで肩」シルエット(図解下)であるのに対し、
トロロッソだけが「怒り肩」の細マッチョシルエット(図解上)
になっているのだ。
トロロッソ・ホンダSTR13

(1)昨年型のSTR12にもその傾向はあるが今年のホンダPUが非常にコンパクトであったためにデザインを攻めて絞り込みが一層大胆になった。

(2)また、STR13のもう一つの攻めのデザインとして、
フロアパネルに大胆なスリットが入って居る。

これらのリアデザインの特徴から
・デザイン理念上の重心(実際の重量重心とは違うと思う)が高くなってる。
・横風の影響(横風に押されやすく、フロア下に風が入りやすい)を受けやすくなった。
・フロアパネルの剛性が減り、たわみやすく、対衝撃性に問題を抱えた。

これらが、開幕戦オーストラリアからここ(第四戦アゼルバイジャンの予選終了時点)までの、トロロッソ・ホンダ・チームの
「謎の失速」「謎のトラブル」の原因になっているのじゃないかと思う。

詰りこうだ。

第1戦オーストラリアでのトラブル
ガスリーのMGU-Hの破損も、ハートレーのリアのスローパンクチャーも、
どちらも縁石に乗り上げた衝撃の後に起こっている。

MGU-HのダメージはICE(ターボ)にまで及んでいたのは、
この二つの装置が同軸のシャフト上にある為、フロアの衝撃によるタワミが関係していると思われる。
片やハートレーのリアのパンクは、衝撃で変形したフロアパネルの接触が原因のようだ。

※皮肉にも、開幕直前のテストでも、本戦メルボルンのフリー走行でも、
STR13ロングランテストに問題は無くいたって順調だったが、
唯一、他チームの事故によるフラッグ等のせいで何時も
「フルアタック・テスト」のタイミングだけを逃し続けて居たのでした。
その為、フルアタックでのバンプや縁石の衝撃を開幕戦で初めて経験する事になった...これが大きいのじゃないでしょうかね。

第3戦上海GPと、今開催中の第4戦アゼルバイジャンGPでは
強風が問題になっています。
この二戦の不振は、やはり横風の影響を受けやすい正面投影シルエットに原因がある様に見えます。

…と言う話なのだが、皆さんの目にはどう映ってますでしょう?


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