第二回クリエイターズEXPOでの感想
投稿日: 2013/07/07 4:21:05
第二回クリエイターズEXPOでの感想1点。
飽くまで私のケースだけど、多くの当たり障りのない話の中に点々と具体的な話があって、
その中の半分は「日本物(ソレ風や和風ではない)」のニーズがポツポツ必要になってる層があると言う事。
年齢層分布の点からもそうだろうし、片方で日本再生の気運もあるだろうし。
たとえば年配の地位や見識ある人が利用するには、よく出回ってる筆風ではキャピッとしてて年相応の含蓄や品格を充たしてくれない。(尤もそう言う人なら自分の筆で書けって話だろうけど)
米離れの時代から始まって、特に今の六十七十代の日常から墨や筆は消えてる。その下の層はCGや表層的和風パターンで対処してる。
八十代以上の先人が引退したらその後の層が育ってない。
本物だからと価格面で評価される時代では無いけど、やはり求められたらプロとしては本物で応えなきゃと勤めてはいる。
余談だけれど、ビジョンがクッキリしてて面白かった商談として「ウチはコンテンツがヤクザなんです」とスパッと云ってくれた企業さん。メールも早速届いていた。シッカリ筆でお応えして差上げようと思っています。
※写真は今回もバックの壁面を作ってくれた草野女史。この墨絵関係が効いてた。