投稿日: 2012/04/30 19:40:21
不景気の事も雇用の事も受給のバランスの問題と言うのは中り(あたり)だと思う。
確かにタクシーなんかも規制緩和で安直に開業出来るようになったのだろうが駅前にあんなに溢れ返ってる。
これもバランスのおかしさが不景気の元と言う理屈にあげられる一例として分かり易い。
ただ、「受給のバランス」の意味が、数値の追随の事じゃない、
無策なのにここまで一方向に無理やり走ってキープし続けてきた数値の事ではなく
「本当に求められるものと本当に供したいもの」の事だ。
物においての事ばかりでなく人においても適材適所適量が総ての解決の鍵だと思う。
雇用と競争力について言えば、
これまで同じ学識経験と免許資格、エクセルの習熟等だけの尺度で人材登用してきたが、
この上その同じ枠での雇用を創出しようにも、
それらは未来を待たなくとも今既に最早「人間である必要」が無くなってるのではないか?
働き口が無い、働きようが無いのではなく、
マニュアルで動く「頭数」がもう要らない(便利な社会を作ってきた)のではないか?
毎日通って大勢が一つ屋根の下で同じ事をやってると言うダイナミズムが
戦後と違ってもう要らなくなってるのを皆知ってるのじゃないか?
そう思って日本人社会の「働き口」「働き様」をもう一度シャッフルしてみてはどうだろう。
「本当に求める願いの数と本当に供する願いの数の合致」「適材適所適量」
もっと端的に言えば日本人一人一人の本当の天職「真材真所真量」だ。
そうして見直せば
「少子高齢化」も決して不利な材料ではなく「少子高齢化」と言う一つの現在の日本の
「人材分布のアイデンティティー」に過ぎない。
その「少子高齢化の日本人集合体」が持つ特性はそのまま独自の強みたり得るのではないか?