東京農業大学 農学部 生物資源開発学科 野生動物学研究室(野動研) 松林ゼミへようこそ!
フィールドは身近な自然から熱帯雨林まで(厚木キャンパス・丹沢・小菅村・ボルネオ)。国内外に生息する野生動物の生態や行動を明らかにし、生物多様性の保全・管理に貢献することを目指します。日本の大学では珍しく、ボルネオ島の熱帯雨林で哺乳類の生態や生息地保全に関する研究も行っています。
モットーは「自分の目で見て考える」。ゼミ生達は好奇心を原動力に、思い入れのある種を研究対象にしています。同じ調査地で様々な種を同時に調べると「生き物同士のつながり」も見えてきます。
学生時代は、フィールドで野生動物とじっくり向き合うことが出来る貴重な時間です。また、現場での様々な交流もフィールドワークの醍醐味の一つ。自然への探究心と現場の声を大事にしながら、フィールドワークに没頭してみませんか。
キーワード:動物生態学、保全生態学、野生動物を考慮した森林利用・森林再生
【ゼミに興味がある人へ】
学生各自の研究テーマは、先輩の調査に同行しながら候補を探し、教員と相談して決めます。その一環として、3年生は全員、前期中に山梨県小菅村での宿泊調査に参加、山歩きや共同生活を体験してもらいます(インスタ参照)。
ボルネオでの研究は大学院進学希望者が対象です。まずは自費で調査に同行して現場を見てもらいます。研究が始まれば渡航費は研究費から出ます(上限あり)。また国内で調査をする学生も、ボルネオでのスタディツアーに参加しています(希望者・自費・現地集合現地解散)。
【おすすめ本】
これから何かに挑戦する(したい)人
星野道夫「旅をする木」(文春文庫)
立花隆「青春漂流」(講談社文庫)
植村直己「青春を山に賭けて」(文春文庫)
生態学や熱帯地域でのフィールドワークに興味がある人
リチャード・コーレット著、長田典之, 松林尚志, 沼田真也, 安田雅俊 共訳 「アジアの熱帯生態学」(東海大学出版会)
マーク・プロトキン著、屋代通子訳「シャーマンの弟子になった民族植物学者の話 <上・下>」(築地書館)
アルフレッド・ウォーレス著、新妻昭夫訳「マレー諸島<上・下>」(ちくま学芸文庫)
ジョン・クリッチャー著、幸島司郎訳「熱帯雨林の生態学:アマゾンの生態系と動植物」(どうぶつ社 )
ジョン・マキノン著、小原秀雄・小野さやか訳「孤独な森の住人:オランウータンを追って」(早川書房 )
北窓時男「熱帯アジアの海を歩く」(成山堂書店)
湯本貴和「熱帯雨林」(岩波新書)
井上民二「生命の宝庫・熱帯雨林」(NHK出版)
鶴見良行「東南アジアを知る」(岩波新書)
【出張講義】
お気軽にご連絡ください。これまで宮城県石巻高校、埼玉県所沢高校、東京都大妻中野中学高校、神奈川県相模原高校、岐阜県岐阜高校、佐賀県佐賀西高校などで行いました。もちろん、小学校・中学校・それ以外でもOKです。
講義タイトル(例):「ボルネオ熱帯雨林に野生動物を追って」、「どうやるの?野生動物の保全」、「大学がボルネオの野生動物のためにできること」など
ボルネオオランウータン
Bornean Orangutan
【住所 】
〒243-0034 神奈川県厚木市船子1737
東京農業大学 農学部 生物資源開発学科 野生動物学研究室
【連絡先】
matsubayashi.hisashi [@] gmail.com
【Instagram】
Mt. Fuji