第3回勉強会のご案内

★☆★IDDP2019/2020 第3回勉強会★☆★

IDDP 「人道支援の実務 - JICA・UNHCRの経験から」

【日時】12月14日(土) 15:00-17:30 (懇親会/忘年会:18:00~)

【会場】ロンドン (Brunei Gallery B104, SOAS University of London)、またはオンラインでの参加


講師: 酒本 和彦様(JICA英国首席駐在員)


- 概要 -

近年、シリア内戦、ISIL(Islamic State in Iraq and the Levant)との闘い、ミャンマーからのロヒンギャ難民、気候変動による大規模自然災害による大規模IDP(Internally Displaced Person)など、世界各地における内戦・テロの発生による暴力の連鎖は留まるところを知らず、深刻な人道危機が世界規模に拡散している。かつてない大規模な人道支援の必要性が同時多発的に発生していることは明白であり、人道支援と開発援助の連携の重要性が以前に増して高まっている。今回、「人道支援の実務 - JICA, UNHCRの経験から」というテーマで、開発援助と人道支援の橋渡しに従事してきた実務経験から開発援助と人道支援の連携の可能性と限界について考察する。 また、今回の勉強会はオンラインでの参加も可能ですので、ロンドンの会場に実際に来られない方も合わせて、ぜひご参加ください!


- 講師紹介 -

JICA入構後、災害緊急援助、中東、アジア地域における貿易人材育成、金属加工技術向上、電化製品の基準認証レベル向上、情報分野人材育成など経済開発分野の技術協力ニーズ発掘、計画策定、実施、評価業務に従事。パレスチナ事務所で事業総括として多くの開発調査、技術協力プロジェクト、無償資金協力の計画策定・実施・運営指導・評価を行った。JICA国内機関で防災人材育成、自治体連携に従事、イラク事務所では総務、安全管理、技術協力総括を担当。この間、国連難民高等弁務官事務所ジュネーブ本部に休職出向し、Senior Development Officerとして開発援助と人道支援の有効な連携モダリティの模索、JICA-UNHCR間の連携案件形成に従事した。開発援助機関であるJICAにあり人道支援に従事し、人道支援と開発援助のギャップ、連携の必要性、その限界について深く考える機会を得た。大学では経済学、大学院では公共政策学を専攻。


【参加費】£2(勉強会運営費に充てさせて頂きます。)

オンサイト・オンラインでのご参加が可能です。いずれの場合も事前にEventbriteサイト(https://www.eventbrite.com/e/iddp3-jicaunhcr-tickets-83319836875)よりお申し込みのうえ、参加費のお支払いをお願いいたします。

【言語】日本語


講演後の18時より、ロンドン会場付近にて懇親会(忘年会)を開催させて頂きます。講師の方や他参加者と交流する機会となりますので、奮ってご参加ください。懇親会会場につきましては追ってご案内いたします。 ご都合により勉強会にご参加いただけなかった方も、懇親会(忘年会)はご参加いただけますので、お気軽にご連絡・ご参加ください!