第6回勉強会のご案内

☆IDDP第6回勉強会のご案内☆

4月8日(土)13:30より以下の内容で勉強会を開催いたします。

【テーマ】

「安全保障と開発のネクサス(近接):現実の要請か、それともDiscourse Politicsか」

【日時】

2017年4月8日(土)13:30~16:30

【会場】

UCL, Christopher Ingold Building G21 Ramsay LT

【講師】

藤重博美(ふじしげ・ひろみ)

法政大学グローバル教養学部准教授。

【経歴】

法政大学グローバル教養学部准教授。同志社大学法学部法律学科卒業後、ロンドン大学キングスカレッジ大学院(戦争学・大学院ディプロマ)、同LSE大学院(国際関係論・開発学修士号)、同SOAS大学院(政治学・博士号)修了。国際関係論、特に安全保障と開発の近接分野に関する研究を専門とする。最近の業績として、 ‘A New Horizon for Japan’s Armed Peacebuilders? in Y. Tatsusmi ed., Peacebuilding and Japan (Washington DC: Stimson Center, 2017), Constructing a More Active Role: The Norm-Shift and the Rise of Activism in Japan’s Security Policy after the Cold War (内外出版、2017年)、『世界に向けたオールジャパン:平和構築、人道支援、災害救援の新しいかたち』(内外出版、2016年)、『国際平和協力入門』(共編著、ミネルヴァ書房、2017年夏刊行予定)等がある

【講義案内】

冷戦が終結後の1990年代以降、かつては厳密に区切られていた「安全保障」と「開発」の垣根が低くなり、「安全保障と開発のネクサス」現象が見られるようになってきた。安全「安全保障」と「開発」の接近には、現実の活動上の要請に対応するために生じてきた面と、「安全保障」分野の組織(主に軍隊)と「開発」ドナーとのある種の権力闘争として意図的に強調されてきた面とがある。

今回の講演では、「安全保障と開発のネクサス」が発生してきた背景とインプリケーションについて、現実的な要請への対応という側面と政治闘争としての側面の双方から検討するとともに、安全保障への接近によって開発援助分野が直面することになった問題を考察する。

【参加費】£2

【言語】日本語 (勉強会運営費に充てさせて頂きます。)

【お申込み方法】以下のリンクからお申し込みください。

https://docs.google.com/…/1FAIpQLSc7_h5BIToCZvV7j…/viewform…

【主催】英国開発学勉強会(IDDP)

当日会場にてお会いできますことをスタッフ一同楽しみにしております。

以上

IDDPスタッフ一同