第4回勉強会のご案内

★☆★☆IDDP 2021/22 第4回勉強会★☆★☆

IDDP 第4回勉強会 「ジェンダーと紛争 〜紛争地における性暴力〜」

IDDP 第4回勉強会 「ジェンダーと紛争 〜紛争地における性暴力〜」


【日時】2022年4月24日(日) 10:00 – 12:00 (GMT), 18:00 – 20:00 (JST)

【会場】オンライン(Zoom)

【お申し込みはこちら】https://www.eventbrite.com/e/iddp-4-tickets-314866372797


※参加人数に限りがありますので、お早めにお申し込み下さい。

※勉強会中にブレイクアウトルームを使用いたしますので、Zoomの最新版へのアップデートをお願いいたします。

※勉強会終了後に別途20分程度、講師の方を交えた懇親会があります(参加は任意です)。


~概要~


近年、紛争下におけるジェンダーに基づく暴力(GBV)は、国際社会から大きな注目を集めています。特に、数十年間に渡って続いたコンゴ紛争では、レイプが「戦争の武器」として使用されたことから「世界のレイプの中心地」とまで呼ばれるようになりました。このコンゴ紛争により高まりを見せたGBVですが、暴力は紛争下に限って発生するわけではなく、平時の延長線上にあります。つまり、家父長制社会の価値観が紛争時には顕著に表れていますが、女性は常時、GBVに遭遇しています。紛争下におけるGBVを解決するには、まず平時における暴力の根源となっている家父長制社会の変革を促す必要があります。暴力に境界線はありません。また、紛争下におけるGBVは紛争国の問題だけではなく、全世界に共通する問題です。


本勉強会は、アフリカを中心に紛争やジェンダー問題について深いご見識があり、この分野における第一人者でいらっしゃいます戸田真紀子先生をお招きし、紛争地におけるジェンダーに基づく暴力と暴力の連続性についてご講演賜ります。

アフリカの様々な国での紛争やジェンダーに関心のある方、そして講師の方のご経験にご興味のある方はぜひ奮ってご参加ください。また、今回の勉強会は完全オンライン開催となりますので、イギリス・日本その他世界中からのご参加をお待ちしております。


※センシティブな内容になりますのでご注意ください



【参加費】£2(勉強会運営費に充てさせて頂きます。)

【言語】日本語


-講師紹介-

戸田真紀子様 京都女子大学現代社会学部(教授)

大阪大学大学院法学研究科博士課程後期単位取得退学、博士(法学)。天理大学国際文化学部教授を経て、現職。専攻は比較政治学(アフリカ地域研究)。主な著書として、『貧困、紛争、ジェンダー−アフリカにとっての比較政治学』(単著、晃洋書房、2015年)、『アフリカと政治 改訂版』(単著、御茶の水書房、2013年)、『帝国への抵抗』(編著、世界思想社、2006年)、『グローバル・ディスコースと女性の身体:アフリカの女性器切除とローカル社会の多様性』(共編著、晃洋書房、2021年)、『改訂版 国際社会を学ぶ』(共編著、晃洋書房、2019年)、『国際関係論の生成と展開:日本の先達との対話』(共編著、ナカニシヤ出版、2017年)、『国際関係のなかの子どもたち』(共編著、晃洋書房、2015年)、など。