第1回勉強会のご案内


★☆★IDDP2020/2021 第1回勉強会★☆★

テーマ:「開発とヒューマンライツ:国際機関の議論を中心に」


日時:2020年10月31日11:00-13:00(英国時間), 20:00-22:30(日本時間)

※09:55(GMT), 19:55(JST) 受付開始


会場:オンライン(zoom)


講師:藤田 早苗様

名古屋大学大学院国際開発研究科修了。エセックス大学では国際人権法修士号、法学博士号を取得後、学内非常勤講師、研究員などを務める。主要研究テーマは「開発と人権」で、アジア開発銀行などの開発金融機関と国連人権機関に精通し、提言及び情報提供を行っている。2016年の「表現の自由」に関する国連特別報告者(デビッド・ケイ氏)の日本公式調査訪問の実現に尽力し、調査にも協力。主要文献・論文に、The World Bank, Asian Development Bank and Human Rights: Developing Standards of Transparency, Participation and Accountability(Edward Elgar Publishing, 2013)、「世界銀行と人権の主流化」『国際人権』19号(2008年)『国際人権法の定める「情報にアクセスする権利」と秘密保護法』(法学セミナー、2014年6月号)、「国連人権機関と福島原発事故被害者の人権」『科学』(岩波書店2019年3月)など。


講演内容:

「人権」には「食糧への権利」「健康への権利」「居住の権利」「教育への権利」など、開発に関わりの深いものも多く含まれており、それぞれ国連人権理事会にはアジェンダが設けられ、最近では「ビジネスと人権」「国際開発金融機関と人権」「持続可能な開発目標(SDGs)と人権」なども人権の重要なテーマとして取り上げられています。加えて、1997年にアナン国連事務総長が「人権」を国連の使命における’Cross-cutting issuesである’と述べ、国連の各専門機関でも人権をその業務に取り入れることが求められてきました。そこで今回の勉強会では、主に国連人権機関による「開発」に関わる議論に焦点を当て、

1.国連での「開発と人権」の議論

2.世界銀行、アジア開発銀行と人権

3.国連における日本の人権問題

についてお話しします。ヒューマンライツ(人権)の基本を学びたい方や将来国際機関で働くことを目指している方にも欠かせない内容となっております。ぜひご参加下さい。

また、今回の勉強会はオンライン開催となりますので、イギリス・日本双方からのご参加をお待ちしております。


参加費:£2(勉強会運営費に充てさせて頂きます。)

事前にEventbriteサイト(https://www.eventbrite.com/e/iddp1-tickets-125612174395 )よりお申し込みのうえ、参加費のお支払いをお願いいたします。


言語:日本語


※講演後の13:45 (BST)/22:45 (JST) より、同じくオンラインで懇親会を開催させて頂きます。講師の方や他参加者と交流する機会となりますので、奮ってご参加ください。懇親会参加人数を把握するため、お申し込み時に参加の可否を伺っておりますが、当日参加も可能です。