この場は,'Zakkan',「雑感」として,私が日ごろ考えていること,気づいたことなどを書き留める場です.
20260403
研究室の卒論生4名と初顔合わせ.前期の論文ゼミの日程も決定.tangible&physicalな環境整備は着任前に一段落.intangibleな環境整備に追われた三日間.初年度かつ初日の三日間,関係者の方々のご協力もあり,無事に終えました.感謝.
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20260401
千葉大学大学院工学研究院に教授として着任しました.大学院は融合理工学府地球環境科学専攻都市環境システムコース,学部は工学部総合工学科都市工学コースをそれぞれ担当いたします.オフィスと研究室は西千葉キャンパスです. 今後も,研究と教育に勤しんでまいります.どうぞよろしくお願い申し上げます.
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20260331
千葉工業大学を退職しました.在職中,教職員の皆様には大変お世話になりました.研究室の学生や他研究室の大学院生にも恵まれました.お世話になったすべての方々に感謝.
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20260326
未明に頂いたメールにて,'intriguing'と書いてあり,今朝寝ぼけながらそれを読んで,なぜか,'coufusing'の意味と誤解してしまい,午前中の数時間,どう謝ろうかなあと考えていました.誤解していることに気づき,謝る必要はなく,positiveな内容のメールとわかって安心.しかし,なぜ,こんな誤解をしたのか,自分でもよくわかりません. DJ OKAWARIさんの新曲の音源を購入.感動.
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20260324
午前中は研究に専念.新しい研究テーマのintroductionを書きたくなりました.約一時間でintroductionの初稿は完成.続けて,methodologyの執筆に専念するも,数学的に解決しなければならない問題に直面.午前中の終わりからは,年度末の部屋の片づけと什器の移動等でバタバタ.17時前に何とか一段落.
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20260323
午前中はお勉強に専念.一月末から実質的に中断状態の研究テーマを再開するために,準備体操が必要です.もともと,このテーマに行き詰まりを感じて,敢えて中断しました.
過去にも同様の経験は多々あります.かれこれ約5年以上も中断状態な研究テーマもあります.難しいのは,あともう少し粘り強く考え続ければ,ブレークスルーするのかどうかの見極めです.あともう少しであれば,そのまま続けてブレークスルーすべきです.しかし,「あともう少し」かどうかは,後になってわかることであり,ブレークスルーする前にはわかりません.
この点において,ギャンブルと少し似ているかもしれません.時間という限られた資源を,あともう少し消費すれば,ブレークスルーが得られると期待するか.それとも,見切りをつけて,ほかの研究テーマに時間を消費すべきか.
約二年前,2024年4月頃も似たような状況に直面し,そのときは,投稿論文三本の査読結果が数日に集中し,以降は論文の修正対応に頭を切り替えました.その後も,ほかの研究テーマ,測量学の講義の準備等に専念.2025年の8月頃に,冒頭の研究テーマで行き詰まり,2024年4月頃に取り組んでいた研究,というか勉強を再開.不思議なことに,理解の糸口を見出し,約10年間取り組み続けている研究テーマを論文化するきっかけにもなりました.もし,2024年4月以降も継続してやっていたとしても,その分だけ早く理解の糸口を見いだせたかどうかは,本人にもわかりません.
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20260322
本日は令和7年度の千葉工業大学学位記授与式.ご卒業・ご修了,おめでとうございます.会場にて薄井研第2期生12名とともに集合写真を撮影.17時からは博多劇場にて壮行会.12名全員でこの日を迎え,壮行会をできたことに感謝.
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20260321
慶應義塾大学理工学部管理工学科の栗田治教授のご退職記念研究会に参加.研究室ご出身の方々のご講演に続き,栗田先生のご講演を興味深く拝聴いたしました.
学部時代から出会った多くの研究者の方々のなかでも,栗田先生の影響を多分に受けてきたと自負しております.きっかけは,2004年4月に出版された「都市モデル読本」を購入したことです.筑波大学の書籍部で購入し,著者紹介を読むと,社会工学類卒業と書いてあり,ものすごい先生が先輩にいるんだなあと,学部生の薄井は思いました.
その翌年であったか記憶はあいまいであるものの,2006年3月に,社会工学特設講義として,栗田先生のご講義に出席しました.確か,二日間くらいの集中講義であったと記憶しております.栗田先生が作成されたハンドアウトはいまも手元にあります.「実践!説明文の書き方ー書く技術と知のモジュール化ー」とともに,「空間的相互作用モデル」,「非集計ロジット・モデルの基礎」,「平面上の多角形の取り扱い作法」など,トピックごとに,二段組のハンドアウトとして文章化するスタイルは,今日の薄井の研究メモの作成方法にもなっております.上述の記憶はやはりあいまいで,「実践!説明文の書き方ー書く技術と知のモジュール化ー」のハンドアウトには,「2005年10月28日」と明記されています.2005年3月と記憶していたので,20年も経過すると,記憶はあいまいになるなあと,実感.
正直なところ,栗田先生のご研究は理論的に美しすぎて,それを追いかけて卒論で何かをやろうとしたものの,手法ありきで研究の意義と目的を言語化できず,卒論ではとても苦労しました.こうした経緯もあり,栗田先生のご研究の美しさー当時の都市計画学会の学会誌にて,「都市解析の美とリアリティ」というテーマが掲げられていたーに感服しつつも,この美しさから敢えて距離をとることを意識しました.2007年から2010年の期間,ちょうど,薄井が東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻の修士課程に在籍していた頃です.
2006年に,ジェーン・ジェイコブズの「アメリカ大都市の死と生」のSD選書を読み,都市の多様性の4条件を都市解析的にやると面白そうだなあと,ネタ帳に記しました.同時期に,西村幸夫先生編著の「路地からのまちづくり」を読み.修士研究の方向性を自分なりに見出しました.当時は,理論的な美しさを勉強はしつつも,修士研究テーマとして路地の安全性と快適性を選択.このテーマに専念して,建築形態規制のベースである建物敷地について,それを部分とみたときの地区における集合との関係を,建物棟数密度と道路延長密度(と平均道路幅員)との関係をとらえる研究の着想を得て,博士論文の枠組みは決まりました.国土交通省に入省し,一年目が終わろうとしていた2010年末のことです.
博士論文では,ランダムな道路網と格子状の道路網で,敷地の平均間口はどの程度異なるのか,定式化して解析しました.その理論的な基礎は,積分幾何学であり,一様な直線の集合に関する考え方は,栗田先生の下記の論文を拝見して感銘を受けて着想を得たものです:
これまでの様々な思い出を振り返ると,一番印象に残っているのは,2016年11月13日の都市計画学会での栗田先生のご発表です.当時の雑感を転載します:
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領域間直線距離の積率近似理論に関する発表からも多くを学びました.こちらも,事前に論文を読んでから,発表の聴講に臨みました.都市工学的基本量とLEGOのアナロジーの説明を聴いて,論文を見通しよく理解するための指針を得ることができました.発表の最後では,「若いうちに素朴な問題を発見しておこう.数十年後に解けるかもよ.」と,若手研究者を励ますアドバイスを頂きました.というのも,冒頭の理論は,着想から27年目にして得られた成果とのことです.数年考えては途方に暮れているようでは,まだまだ修行が足らないことを,諭されたような感覚でもあります.(転載終わり)
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昨日のご講演でも,栗田先生は同様のお話をなされては,若手研究者を激励なされていました.薄井のメモには,「当時(1988年~1993年頃)は一般化の発想はなかった」「基礎的なことを考え続ける重要さ」とともに,「文明の利器が研究の進展を左右する」旨も力説されていました.一研究者として,栗田先生の教えに基づき,「自分も楽しめる研究」を継続します.研究だけでなく,教育者としても,栗田先生の教えを学生に何らかの形で還元したいと思います.栗田先生と関係者のみなさまに感謝.
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20260320
英文校閲の再依頼をしていた論文の原稿は昨日の夕方と今日の夕方に納品.今日の午前中は論文その1の推敲に専念.午後は論文その2の推敲に専念.最終チェックを慎重に行い,2本の論文をnew submission.もちろん,投稿先は異なります.一日に2本の論文をnew submissionしたのははじめてかもしれません.2025年度中にsubmitしたいという目標はあったものの,同日にnew submissionはたまたまです.毎度のことながら,論文をsubmitするまでは道半ば.
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20260318
午前中は研究に専念.3/6に納品された英文校閲済の原稿について,約10日間,全体的に推敲&加筆しては寝かせるを繰り返して,13時頃に再度英文校閲依頼.前回,文意をとるのが難しい旨の指摘を受けた一文について,シンプルに逆接の副詞に置き換えました.3/8に納品された英文校閲済の原稿については,discussionをほぼrewriteし,3/13に再度英文校閲依頼.数日間,これら二本の論文の原稿には目を通さないことにします.
頭を切り替えるために,2/14以降,約一か月間,中断したままの論文の原稿に目を通しました.紙面に赤入れしているのに,wordに反映した旨のチェックがないのに気づきました.紙面に赤入れしても,忘れてしまうことがたまにあるので,当日中にwordに反映するように心がけています.
一か月前は,インフルエンザB型からの病み上がりの直後であり,1月半ばに受信した投稿論文のdecision letterに基づく原稿の修正にしており,その後は別論文の新規執筆×2に集中していました.うち一つは,約10年間,問いと向き合い続けてきたテーマであり,問いに対する解答の道筋を描けたので,最優先で執筆しました.インフルエンザに罹って,何かがはじけたのかもしれません.
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20260317
午前中は研究に専念.昨日とは異なる地味な作業に専念.ランチは約半月ぶりにインドカレー.美味い.しかし,ランチにインドカレーを食べると,その後は仕事にならないので(汗),忙しい時期ほど,インドカレーを食べる頻度は少なくなります.話題は変わり,最近,下記の作品を聴いています.
Lane 8, 2022, What Have You Done To Me? (feat. Arctic Lake) [Jody Wisternoff, James Grant & Proff Remix][Mixed], Anjunadeep 13 (DJ Mix), Anjunadeep.
オリジナルは下記の作品.
Lane 8, 2022, What Have You Done To Me? (feat. Arctic Lake).
オリジナルのイントロは病みつきになるものの,全体を通しで聴くならば,上述のremixのほうが好みであることに気づきました.ビートが心地よい.
下記の作品も,素直によいなあと思いました.
Klur & Diana Miro, 2024, Pull Me Through, Colorize.
Qrion, 2025, Wayside (feat. Josie Man), We are always under the same sky, Anjunadeep.
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20260316
朝から晩まで,根を詰めて作業に専念.朝9時前に着手し,一通り終わったのは21時過ぎでした.途中,昼食等の時間を除くと,4時間 + 2時間 + 4時間 = 約10時間.何をやっていたかというと,四種類の図を,東京23区内の約100の町丁目を対象に作成するという単純作業です.この一連の作業をやるのが億劫かつ,懸案事項もあり,先延ばししてきました.2025年末に専念する予定も,並行して進めている研究に専念してしまい,2025年度末にようやく専念.経験上,こうした単純作業に没頭していると,意外といろんなことに気づきます.本質的な何かに気づくときもあり,それが新たな研究ネタになることもあります.
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20260314
午前中は研究に専念.午後は鎌田元弘教授のご退職記念送別会に参加.鎌田先生には,薄井の着任当初から親身に相談に乗って頂きました.とくに,鎌田先生の学生との向き合い方からは多くを学ばせて頂きました.感謝.講演会場での最終講義とその後の立食形式ではなく,鎌田先生がこれまで関わられたまちづくりの関係者とのトークセッションを聴きながらの立食形式でした.学科の先生によるジャズ演奏もあり,これまで参加してきた最終講義のなかでも,オリジナリティに富んでいたのが印象的です.関係者のみなさまに感謝.
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20260313
3/11から,二月半ばより本腰を入れて執筆中の論文に専念.discussionをほぼrewrite.書いている私自身,演繹的に導出した数式たちに基づいて,何をどのように考察すべきか,頭の中がぐちゃぐちゃでした.そんな状況下で,予算執行期限もあり,discussionの初稿を書いて英文校閲依頼.その後,discussionの深堀に専念.3/11の午前中に,論文を構成する主要な数式,係数,パラメータについて,一枚のスライドに整理できないだろうかと考えはじめました.3/12の午後にスライドに整理.一日寝かせて,summary diagramは完成.この論文の図は(いまのところ)これだけです.ぐちゃぐちゃだった頭の中は整理整頓されました.確実に言えるのは,ぐちゃぐちゃな何かがあったからこそ,整理整頓できたということです.
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20260312
以前にもこの場で書いた記憶がある雑感です.その記憶もあいまいなため.以前とほぼ同じ内容かもしれません.
普段,とくに最近,数式だらけの理論と対峙し続けて気づいたことは,絵画の模写と似ていることです.私自身,小学生の頃,絵画教室に通っていて,水彩画と油彩画の描き方を学びました.かれこれ四年間くらい通っていたと記憶しています.油彩画の模写として,先生が選んでくださったのは,ゴッホの風景画でした.題名は失念.上半分は空,麦畑,小さな集落,下半分(手前)に川が流れている構図なのは記憶しています.
当時,「模写」という言葉を聞いて,よくわからなかったものの,見よう見まねで描けばよいと理解して,ゴッホ独特の筆致とそれを少し距離をとって鑑賞したときの色彩の混ざり具合の絶妙さに感動しました.問題は,この筆致を見よう見まねで学習し,薄井の模写作品としてどう描くかでした.絵画教室には同級生や上下級生の友達も含めて複数いたので,各自の模写を見ながら,ゴッホの筆致だけでなく,絵画教室の生徒の筆致からも多くを学びました.上手い人もいたので.
絵画の模写と数式だらけの理論をフォローする行為のアナロジーとは何か.絵画教室における,筆致を見よう見まねで学習する行為そのものが,数式の演繹過程において,その数式が,ロジックはもちろんのこと,どのようなアイデアと合わさって,導出できたのか.その再現過程が絵画の模写と共通することに気づきました.
さらに重要なことは,「模写」という行為は,模写そのものが目的ではなく,模写を通じて描き手の自己を発見し,独創的な何かを生み出すきっかけになることです.模写を繰り返して,画家独自の筆致が確立されます.同様に,数式の演繹と理論構築においても,徹底的な「模写」から,書き手独自の問題意識と論理展開ならびに記述の作法が確立され,その結果として論文の著者独自の論文ができると理解しました.
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20260309
午前中は研究等に専念.先日に英文校閲された論文の原稿にさらに加筆.毎度のことながら,discussionを書きはじめると単語数は急増します.18時からは,5名の大学院生とともに,津田沼の名酒場にて呑みました.気づけば22時.
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20260308
国際誌 Environment and Planning B: Urban Analytics and City Science(epb)の editorial announcement.Linda See先生はeditorをご勇退.epbに投稿すると,投稿システムの設定のためか,Linda See先生がeditorとしてアサインされます.実際には,ほかのeditorがアサインされる場合のほうが多いです.形式的に'Linda See'と表示されます.このため,epbに投稿経験のある方々にとってはお馴染みかと思われます.大変お世話になりました.感謝.
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20260306
3/2に英文校閲を依頼した原稿ファイル①が今朝に納品され,夕方から原稿を精査.その途中で,3/4に英文校閲を依頼した原稿ファイル②も納品.原稿ファイル①の精査を終えて,原稿ファイル②も精査.途中でlaptopのバッテリー切れ.原稿ファイル②は予定よりも早めの納品.感謝.
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20260305
昨日の午前中から,一か月間ほど中断気味であった研究を再開.論文の原稿を推敲.今日の午前中も,上述の論文の原稿の推敲に専念.最近の中東情勢に対して,各エアラインが採用するHND - CDGのフライト経路の違いを興味深く確認しています.とくに,JL46のフライト経路は通常南回りであるものの,2/28と3/4にCDGを出発したフライトの場合,北回りです.所要時間は,南回りよりも約90分長い傾向にあります.NH216とAF274は,通常通り南回り.
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20260303
早朝から研究に専念.二週間前から本腰を入れて執筆しはじめた新しい研究ネタの論文.初稿はほぼ完成.こちらもほぼ完成の段階で英文校閲依頼.予算執行の期限に間に合わせる必要があるためです.悲しいかな,このような期限があると,普段以上に捗ります.二日連続で論文の初稿をほぼ書き終えたのは,はじめてかもしれません.
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20260302
論文の初稿はほぼ完成.英文校閲依頼.正直なところ,予算執行の期限が迫っており,期限に間に合わせるため,ほぼ完成の段階で英文校閲依頼することに.昨年の今頃も同じような状況に直面していました.今年度のほうが,二週間ほど期限が先なので,助かりました.初稿がほぼ完成するまで,約一年半の時間を要しました.厄介なのは,「ほぼ」です.まだ不満な箇所があるので,英文校閲中の期間にブラシュアップ.
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20260301
朝から昼過ぎまで研究に専念.ランチは久々にインドカレー店へ.店員さんに,「久々ですね^^」と言われました^^; 振り返れば,二月に一度も行きませんでした.
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最近,いろんな音楽をBGMとして流してみて,良いと思った作品です.ジャンルはさまざま.
Shallou, Origami Human, 2024, Still Care.
Franky Wah, 2021, Should Have Seen It Coming (feat. AETHO).
Bob Moses & CRi, 2025, Keep Love Waiting, BLINK.
Qrion, 2024, Ice Palace (Extended Mix).
Qrionさんの作品を聴くと,札幌の街並みをイメージします.
Vandelux, 2023, Right Now, When the Light Breaks.
Jerro & Forester, 2022, Breathless.
Klur, 2025, Sequoia.
Lane 8, 2022, What Have You Done To Me? (feat. Arctic Lake), Reviver.
とくに,イントロが好きです.
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20260228
朝から新しい研究ネタの論文の推敲に専念.理論的なバックグラウンドは薄井にとって完全にアウェーなので,まずは薄井が理解できるように書いています.
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20260227
早朝から病院の待合室にて,着陸態勢を試みている論文の推敲に専念.待機中は,場所を変えて,推敲に基づき原稿を修正.追加の計算をしたいので,codeとdataの対応関係を復習.
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20260224
ランチは,研究室の卒論生二名と津田沼必勝軒へ.当初,インドカレー店に行く予定であったところ,津田沼必勝軒の話題になり,行ってみようということに.行列(orスープ切れ)必至かもしれないよと,駄目元で行ってみると,意外と空いていました.ランチはがっつりだったので,食後は肉体労働.
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20260223
未明に,二週間前に論文をsubmitしたジャーナルからメールを受信.寝ぼけながらメールを読むと,revision request.午前中はこの論文を修正し,夕方にresubmit.その後,英文校閲を経て四回ほど推敲を重ねた論文の修正原稿をresubmit.一日に二つの論文をresubmitしたのははじめてです.気づけば20時.ようやく,今日専念する予定であった論文の執筆に専念.振り返ると、かなり器用な一日でした.
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20260222
昨日の午前中は論文の修正原稿の推敲に専念.一晩寝かせて,今日の午前中も専念.たぶん,この論文について一番詳しく理解しているのは,いまだと思います.論文の推敲が一段落し,着陸態勢に移行したい論文に専念.result and duscussionの構成を大幅に見直して午前中は終わりました.
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20260220
早朝から通院の付き添い.病院の待合室で論文の推敲に専念.諸々の待ち時間,論文の推敲と修正は捗りました.気づけば13時.経験上,こうした待ち時間や列車での移動中,論文の推敲はとても捗ります.紙面に印刷して,赤入れをして,机と(できれば)椅子のある環境をさがして,ノートPCを開いて原稿に反映.悲しいかな,椅子に座ってノートPCを開いていざ推敲!と思っても,なかなか捗りません.
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20260219
火曜日から,まったく新しい研究ネタの論文の執筆に専念.既存の理論の丁寧なrevisitに基づく論文ゆえ,数式の記載がとても大変です.現時点で数式の総数は58.けっこうヘビーな数式が多いです.この二日間で,既存の理論の丁寧なrevisitを克服し,研究テーマの核心に迫る準備は整いました.着陸に難航している論文に専念しようとしたところ,20時前に,論文の修正原稿の英文校閲は終わった旨のメールを受信.予定を変更し,英文校閲された原稿を精査.一晩寝かせます.
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20260217
午前中は着陸に難航している論文と対峙.これを何とかしたいと思い続けて,いろいろモヤモヤと慎重になっている部分もあり,三か月間も着陸許可待ちです.午後からは,まったく新しいネタの論文のintroductionの執筆に専念.昨日とは異なり,少し捗りました.昨年の8月末に書いたintroductionをほぼrewrite.学術的な問題意識,既往研究を整理していて私自身がモヤモヤしていること,そのモヤモヤをリサーチクエスチョンとしてワンフレーズ化,このリサーチクエスチョンを解くと何が嬉しいのか,というのを言語化.昨年の8月と比較して,モヤモヤが増大しすぎてしまいました.このため,introductionをほぼrewrite.
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20260215
早朝から論文の修正原稿の推敲に専念.丸一日寝かせて,軽微な修正をしてから英文校閲を依頼.decision letterを受け取ってから,ちょうど一か月間で修正を終えました.実質的に原稿の修正に要した時間は約一週間です.その前に,修正方針の検討と文献レビューに約二週間を要しました.もう一週間はインフル罹患による静養期間.毎度のことながら,decision letterを受け取ってintroductionをrewriteするよう要求されたときは絶望的になるものの,修正を終えると,ほぼrewriteしてよかったと思います.英文校閲の納期は来週後半の予定.それまでは,目下取り組んでいる研究に専念.
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20260213
早朝から論文の修正に専念.数日前から,論文の束を持ち歩きながら,既往研究のレビューをどう加筆すべきか検討.午前中はこの作業に専念する予定であったものの,午前中の半分はintroductionのパラグラフの再構成に充てました.introductionの論理展開の筋がきちっと定まらないと,既往研究のレビューという節を加筆できないためです.昨晩にきちっと定まったはずも,一晩寝かせると,ぎこちなさが露呈.修正箇所と論文全体をマルチスケールに考えながら,明瞭な一本筋に沿って論文を着地させるさまは,まさにファイナルアプローチ.12時半過ぎに,論文の修正は一段落.少なくとも一晩,修正原稿を寝かせます.13時から会議等.昼飯を食べるタイミングを逃しました.17時過ぎに遅めのランチ.
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20260212
今週は論文の修正に専念.三名のreviewersによる合計21個の指摘事項について,修正できるところから修正.introductionをfollowしにくい旨のご指摘を二名のreviewersから受けて, 私自身読んでみると,確かにfollowしにくいのを自覚.一名のreviewerからは,introductionをrewriteするよう指示.毎度ことながら,decision letterに記載されているrewrite宣告を読むと,ただ途方に暮れます.絶望的といってもいいくらいです.しかし,時間をかけて拙稿と対峙し続けると,拙稿の粗さが露呈してきて,査読者と同程度の問題意識を持つようになります.ここまで自分自身を追い込むと,論文の修正は捗ります.
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20260210 - 11
JSTさきがけ(社会変革基盤)の第7回領域会議(合宿)@市ヶ谷を欠席.インフルエンザのワクチンを二回接種すればよかったかも.2/6にJSTさきがけのホームページはリニューアルされた模様.2/11の成果報告会にオンライン参加.第1期生の研究者のみなさまの迫力ある研究成果に触れ,畏怖の念を禁じえません.一年後,薄井も成果報告できるように,日々コツコツと研究に専念.
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20260208
実質的に約8日ぶりに外出.目的地は投票所.20時前に駆け込みました.投票所の入り口では,タクシーが二台待機.なるほど,そういうことかと納得.
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20260207
今日の未明から,論文の査読結果に基づく修正方針の検討を再開.拙稿を読み込み,具体的にどこをどう修正するのか,書き込む作業です.ちょうど,ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックの開会式を見ようと思って夜更かし.28時に急激に眠くなり,開会式を視聴できませんでした.
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20260205
インフルエンザB型の陽性反応.
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20260129
早朝から論文の推敲に専念.10時から15時まで,修論発表会.副査を務めた発表については,敢えて質問しないことにしているものの,質疑の時間に余裕があったので,少しコメント.毎度のことながら,発表と質疑応答の内容から多くを学びました.感謝.修論発表会のあと,論文の推敲を再開.水曜日に,notationの数を増やすなど,けっこう修正したので,気づくこと多々.notationの数を増やした一方,もともとあったnotationは実は不要であるのに気づき,削除.
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20260128
ほぼ終日,研究に専念.1/26(月)の早朝,約一年半前に執筆を開始した論文の原稿を推敲していたら,考慮すべきことを全く考慮していないのに気づきました.この瞬間,notationも定式化もより複雑になってしまうのが確定し,論文全体で矛盾なく修正しなければならない状況に直面.嗚呼,これまで何度も推敲し,論文全体で整合性のある記述だっただけに,修正するのは億劫でしかありません.
1/26は9時から卒論発表とその後の打ち上げのため,とりあえず,修正とその理由を原稿にメモ.昨日は,論文を修正する気力はなく,修正方針を検討したのみ.今朝から論文の修正に着手.当初,午前中で終わるだろうと思っていたものの,気づけば日没.いま,修正は一段落.想定よりも,notationと定式化は大して複雑にならずに済みました.そもそも,複雑なものをなるべく見通しよく理解するための理論を構築しようとしているので,ある程度複雑になってしまうのは仕方ありません.
実は,冒頭の「考慮すべきことを全く考慮していない」という状況は,これまでも何度か直面してきました.見ているもの,対象は,私だけでなく,ご覧のみなさんにとっても至極身近なものです.しかし,それをどう見るか.数式としてどう記述するかは,人それぞれです.そこにセンスが問われると思います.見ているもの,対象を理解するには,ありのままを見ているだけでは不十分であり,目には見えない補助線のようなものが必要です.その補助線も,実は複数あります.先ほどから抽象的に書いている「考慮すべきことを全く考慮していない」のは,複数ある見えない補助線のうちの一つです.
何だろう.考慮すべきことを全く考慮していないという状況に,自力で気づけるかどうかって,とても重要だけど難しいです.誰かに相談すれば,「これは考慮していないみたいだけど,大丈夫なの?」と言ってもらえたかもしれません.共同研究者との議論や(研究途上の)学会発表の醍醐味です.
反面,自力で気づけないと,いつまでたっても気づけないかもしれない,という強迫観念もあります.自力で気づくことで,一皮むけて成長したのを実感できます.幾何学の問題で,自力で補助線をどこに引くべきか気づけたときの感動と同じです.誰かに教えてもらった瞬間,何で自力で気づけなかったんだろうって,悔しくなります.
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20260126
昨日の早朝は研究に専念.約一年間取り組んできて,考慮しなければならない問題に気づき,原稿をどういじるか,検討.9時から18時頃まで,2025年度の卒業論文発表会に参加.薄井研は下記の7テーマを発表.2025年度も,学生の都市に対する興味,関心,素朴な問題意識(なぜ?)などに応じて,しっかり議論して,卒業研究テーマを決定しました.このため,キーワードは「ポイ捨て」「ごみ」などの環境問題,休憩施設(シティベンチ),街灯,防災とくに津波避難,落書き,光環境,水道とバラエティーに富んでいます.共通するキーワードは「配置」です.18時からは学生ラボで打ち上げ.その後,21時頃から,近くの居酒屋で二次会(12名全員+薄井).三軒目はカラオケに行くとのことで,数名の学生とともに,薄井は離脱.
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20260125
論文の原稿を印刷して,重要または未解決なメモを記載している紙面は,ホチキス留めから外して,解決するまでファイリングしています.ファイリングが物理的に厚くなれば,未解決な内容が増えるので,解決しようとするモチベーションになります.根本的に解決の難しいメモが残る仕組みです.今朝,このファイリングをパラパラ見ていたところ,「図の差し替え!」とメモしている紙面に気づきました.2025年9月4日の紙面です.すっかり忘れていました.その後,この図を何度も見てきたのに,差し替える必要性に気づかないまま,約半年間も経過.今日,図を差し替えました.教訓として,修正は気づいたときにしないと,修正するのを忘れます.
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20260123
午前中は研究に専念.とある数式の理解を試みたものの,理解できず.午後は13:30から21時頃まで論文ゼミ.卒論生にとっては,今日が実質的に最後の論文ゼミ.前半の二時間半は卒論発表の練習二回目.中盤,2024年度の卒業生二名が研究室に立ち寄ってくれました.約一年ぶりに再会.元気そうで何より.後半はテーマ別に議論.
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20260122
昨晩,約一か月前に読み進めていた文献を再読するも,一部の計算過程の理解が曖昧であることに気づきました.今朝,その箇所の理解の仕方の言語化に着手.夕方から再開し,気づけばノート10頁分の説明となりました.計算過程を理解するのもやっとなのに,一連の巧妙な計算過程を自力で紡ぎ出すことを考えると,絶望的になります.ところが,こうした絶望的な状況も,何度も経験していると,自力で巧妙な計算過程を紡ぎ出せる場合もあります.過去の経験が糧になっているのは確かです.ここ数日間,地味に考え続けているのは,異なる文献のとある二つの数式は,実は本質的に同じではないか,という問いです.冒頭の文献を再読したのは,この問いに答えるためのヒントがあると思ったためです.
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20260120
午前中は研究に専念.原稿を執筆しようとしたものの,なかなか捗らず.午後は13:30から18時頃まで論文ゼミ.卒論発表の練習一回目.その後,修士論文の副査説明(二回目).21時前にようやく一息.一月末であることを実感します.ゼミ中は立っていることが多いためか,脚が心地よく疲れています.
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20260118
最近,いろんな音楽をBGMとして流してみて,良いと思った作品です.ジャンルはelectronic.
Niklas Paschburg, Fejká, Bianca Steck, 2024, All the Secrets Left Untold (Fejká Remix)
YouTubeにて,official pvが公開されています.
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20260116
東京湾の海面の様子を俯瞰していると,海面の色が不気味なくらいに二色に分かれています.陸側は濃紺色,沖は淡水色です.当初,太陽光線の当たり具合でそう見えていると思ったものの,そうではなさそう.昨晩,職場から屋外に出たときに,普段とは異なる嫌な臭いがしました.職場周辺だけかなあと思って,自宅最寄り駅で下車すると,同じ臭い.東京湾の海面の色と臭いに関係はあるのかどうかよくわかりません.なんとなく,無関係ではなさそう.
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20260115
昨日から,書籍の原稿執筆に着手,今日も午前中は原稿執筆に専念し,文章のみ初稿は完成.昨年末からの懸案事項の一つは解消.13時30分から21時頃まで論文ゼミ.7テーマのうち,ほぼ書き終えているテーマもあれば,章構成を抜本的に再構成するテーマまで,状況はさまざまです.今日も,章を構成する各節のタイトルについて,じっくり議論しながら,学生の書かんとする内容を言語化するサポート.学生が納得する様子をみると嬉しいです.卒論提出まであと12日.この時期,卒論本体,その梗概,pptの添削ラッシュです.2024年度,研究室内の締め切りを設定しなかったので,卒論発表前日にすべて集中し,薄井がパンクしました.その反省もあり,2025年度は,研究室内の締め切りを設定.卒論本体の締め切りは1/16,明日です.
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20260114
栗原聡(編著),2026,AIの倫理 人間との信頼関係を創れるか,角川新書.読了.
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20260112
木村幹,2024,国立大学教授のお仕事——とある部局長のホンネ,ちくま新書.読了.
一昨日に書店で手に取ってパラパラ立ち読みし,昨日に購入.著者が指摘するように,国立大学といっても,様々であるし,学部や学科によって「お仕事」の内容は異なると思います.それでも,国立大学の教員が,普段,どのような仕事をどのようにこなしているのか,何に苦労してきたのか/しているのか,国立大学の教員でない人にはよくわかりません.国立大学だけでなく,私立大学についても同様です.著者には,国立大学の教員の「お仕事」の過去・現在・将来について,一人称の立場で,ユーモアも交え,熱く語って頂いた,そんな読後感です.非常にシビアな内容が多いものの,p.252にある「むすびにかえて」の一節を読んで,実務経験もある一人の大学教員として,深く頷きました.とくに,付箋を貼りまくったのは,第5章の「大学教員を育てる」と第6章の「営業する大学教員」です.第5章に,「研究者の卵はここでつまづく」という節があります.現役の大学院生に是非読んでほしい一節です.
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20260110
新書コーナーの書棚が一列分程度の書店のメリットに気づきました.各出版社の新書の新刊とともに,売れ筋(?)の新書のチェックをしやすいです.昨晩,冒頭のような書店に行ったら,こんな新書が出てたんだぁ,という気づきがありました.普段,新書コーナーの書棚が多数の書店にて,新刊チェックをします.時間の余裕があれば,書店散歩も兼ねて楽しいです.しかし,時間の余裕があまりないとき,網羅的にチェックするのも無理があります.
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20260107
早朝から計算に専念.この数日間,とある理論書にて,特性関数の導出過程を暗算で理解しようと試みたものの,無理でした.ノートに問いを立てて,導出過程を書いてみると,8ページ分になりました.どうりで,暗算では理解できない訳です.理論書の著者は,ノートや黒板に計算過程をしっかり書いているはずです.理論をきちんと理解するには,著者のノートや黒板に記載した内容まで,しっかり再現(復元?)しなければなりません.行間を再現することにほかならず,それが大変です.
どの程度の計算過程であれば,暗算で乗り切るかどうかは,人それぞれだろうと思います.頭の中で,マクローリン展開して,云々,程度であれば,できなくもありません.経験上,暗算で乗り切れるかどうかは,頭の中での計算をどの程度までクリアに可視化できるかどうかに依存すると思います.もう少し粘れば,暗算でフムフム,となったかもしれません.ノートに書いてみると,暗算では気づかない何かが,計算過程で可視化されます.
ある理論を理解する場合,滞りなく理解できることは稀で,たいてい,絶壁に直面します.絶壁が多数な場合,その理論を理解しようとする気力は失せます.しかし,絶壁がそんなに多くなければ,絶壁を克服しようとする気になります.今回の場合もそうで,峠を越えるか,トンネルを掘削するか,様々なアプローチがあります.
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20260103
Levyの安定法則についてお勉強.とある文献に,この法則と導出過程が載っているためです.以前からこの法則の存在を知っていたものの,使用されているnotationとその組み合わせは取っつきにくいため,読むのを避けてきました.わからないところがわかってきて,そこを如何に克服しようか,模索中.Levyの安定法則は中心極限定理を一般化したものと言われています.この法則を知ったのは,名著「統計学を拓いた異才たち」です.大学院生の頃に本書を読んで,中心極限定理の凄さと正規分布がなぜ世の中で重宝されるのか,何となくわかってきました.その後に統計学の教科書を読み漁ったものの,いまいちよくわかりませんでした.こうした苦労は,測量学の講義で役立っています.
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20260101
あけましておめでとうございます.