Vフランクル「夜と霧」
Vフランクル
ウィーン生まれのユダヤ人
精神科医、心理学者
主な著書、「夜と霧」、「それでも人生にイエスと言う」、「「生きる意味」を求めて」など
家族(妻と二人の子供、両親)で収容所を行きのびたのは一人
1905年、生誕
1942年、テレージエンシュタットに収容
1944年、アウシュヴィッツに移送、被収容者番号は119104、後にダッハウを経てテュルクハイムに移送
1945年、収容所から解放
1947年、「夜と霧」出版
1955年、ウィーン大学教授(神経学、精神医学)
1997年、死去
夜と霧
題:「夜と霧~ドイツ強制収用所の体験記録」、英題:man's search for meaning
作者:ヴィクトールEフランクル
原著の初版1947年、日本語版の初版1956年
「夜と霧」は、1941年12月7日のヒトラーの総統命令の一つで、闇夜に乗じ、霧にまぎれてユダヤ人などの人々が連れ去られ、いずこともなく消え去った様をいい、そのフレーズはワーグナーからの引用
第一段階:施設に収容された段階(収容所ショック)、第二段階:収容所生活そのものの段階(感動の消滅)、第三段階:収容所からの出所ないし解放の段階
言葉(夜と霧より)
われわれは自分の体験について語るのを好まない。何故ならば収容所に自らいた人には、われわれは何も説明する必要はない。そして収容所にいなかった人には、われわれがどんな気持ちでいたかを、決してはっきりとわからせることはできない。そしてそれどころか、われわれが今なお、どんな心でいるかもわかって貰えないのだ。
もういいかげん、生きることの意味を問うことをやめ、わたしたち自身が問いの前に立っていることを思い知るべきなのだ。生きることは日々、そして時々刻々、問いかけてくる。わたしたちはその問いに答えを迫られている。考え込んだり言辞を弄することによってではなく、ひとえに行動によって、適切な態度によって、正しい答えは出される。:“man is not he who poses the question, What is the meaning of life? but he who is asked this question.”
すなわち最もよき人々は帰ってこなかった。:"we know : the best of us did not return."
あの樹はこう申しましたの。私はここにいる-私は-ここに-いる。私はいるのだ。永遠のいのちだ・・・。:"It said to me, 'I am here-I am here-I am life, eternal life.”
参考
NHK > 名著14 フランクル 「夜と霧」
幸せのホームページ > 読書ノート「夜と霧」フランクル
神を待ちのぞむ > 「夜と霧」フランクル、夜と霧
浄土真宗長善寺 > 法話(浄土と仏を考える) > 人生の意味『夜と霧』を再読して
吉田茂生のホームページ > フランクル 夜と霧
K's Picture Book > 読書ノート > V.E.フランクル
地球の名言 > ヴィクトール・フランクル
goodreads > vfrankle(man's search for meaning)
wikipedia > ヴィクトール・フランクル、夜と霧