国際ホロコースト記念日(1月27日)
戦後60年を経た2005年の国連総会において、1945年1月27日にアウシュヴィッツ強制収容所が連合国のソ連によって解放された日を、ホロコースト犠牲者の国際記念日と定めることになりました。
(国連の中で2005年に決議にいたった経緯は、まだよく調べていません。)
イスラエル国内でのホロコースト記念日はヨム・ハショアといって国際記念日とは別の日です。
国連決議
国連のホロコーストに関する決議は二つあります。一つは2005年に採択された「ホロコースト犠牲者の国際記念日」と、もう一つは2007年に採択された「ホロコースト否定の非難」です。時期を同じくしてホロコースト否定を非難する決議が採択されたということは、この時期にホロコースト否定の動きが看過できなくなった現れだと思います。
国連総会 ホロコースト犠牲者の国際記念日(2005年11月1日採択)
60th session agenda item 72、A/RES/60/7、日本語版A/RES/60/7、A/60/PV.41、GA/10413
国連総会 ホロコースト否定の非難(2007年1月26日採択)
61th session agenda item 44、A/RES/61/255、A/61/PV.85、GA/10569
イベント
2019
2018以前
Map of World Remembrance - events commemorating the 70th anniversary of the liberation of Auschwitz(ポーランド アウシュヴィッツ記念館)2015
「ホロコースト記憶の国際デーin東京」(NPO法人ホロコースト教育資料センターKokoro)2018、2017、2016、2015
参考
gettyimages > un international holocaust memorial day
ホロコーストの「アメリカ化」という現象~博物館・大衆文化・教育に関して~(加藤幸実 千葉大学)
wikipedia > 国際ホロコースト記念日