交神スケジュール考察(PSP版)

PSP版では、下記の新要素があるため、交神スケジュールや、家系の伸ばし方について再考する必要があります。

何を優先させるかで、家系図も人それぞれとなり、家族計画を考える面白さが広がったと思います。

【新要素1】奥義の併せ

親から子へ奥義を継承した後も、親は奥義を使用し続けることができる。

同じ奥義を使用できる親と子が同時に出撃すれば、奥義を併せることが可能。

その気になれば、親子三代での併せも可能。

【新要素2】神様の成長

同じ神との交神を繰り返すことで、その神の天界での位があがり、遺伝子内容が向上する。

更新時のセリフが変化するというお楽しみ要素も。

【新要素3】刀の継承

刀鍛冶に依頼して刀を作成し、これを代々引き継ぐことが可能。

継承した刀は、所持者がレベルアップしたときに、攻撃力がアップする。

刀を装備できるのは、所有者と認定された1名に限定される。その所有者が死亡して初めて、刀は次の所有者に継承される。

【新要素4】寿命の延長

寿命が一律1ヶ月延長された。

基本的に1・2と3はトレードオフに近い関係になっています。奥義を併せるには、交神間隔が短いほうがいい。ガンガン交神すれば神様も成長する。一方、継承刀を効率よく成長させるには、刀の持ち主と次の持ち主の年齢が離れていたほうがいい。

旧作で私が一番多用していた、年4回の交神の場合、刀の持ち主が死ぬ頃には、その子供も現役引退、という状態なので、刀の育成はまず望めません。むしろ継承刀は金策用と割り切って、剣士が生まれたらすぐに刀を買い与え、刀が育ったら売却、を繰り返すという手があります。PSP版はお金を稼ぐのがかなり大変な仕様に変わっているので、定期収入が見込めるのは大きいと思います。刀を売却すると、持ち主の忠誠度が下がるのでそこは注意です。当主になってから売るのが安全。

一方、年4回交神の場合、奥義の併せは割りと使いやすいです。年4回交神ですと、月齢12ヶ月の出陣を最後に「引退」となり、討伐隊には加わらなくなりますが、奥義の併せを使いたい勝負どころでは、現役世代の代わりに臨時出陣してもうことで、簡単に奥義の併せを実現できます。さすがに三代併せは無理ですが、親子2組での出陣は十分可能です。

年3回交神は、奥義の併せ・刀の育成、どちらもやりにくく、中途半端ですね。

新要素を生かしきるには、全員がほぼ同じ周期で交神を行う、という前提をとっぱらう必要がありそうです。例えば・・・

(単なる思考実験で、実際に試してはおりません)

    • 職業を「剣士」と「薙刀士」の2種類に絞る(別に薙刀じゃなくても、剣士以外なら何でもOK)。家系も2本だけになる。
    • 薙刀士家系は、元服(月齢8ヶ月)したら即交神。月齢22ヶ月(1歳10ヶ月)以上の一族が現れれば、三代併せが実現。
    • 剣士家系は、死ぬギリギリまで交神しないようにして、被相続人が若いうちに刀の継承が行われるようにする。
    • ちなみに、自然死の場合の寿命は最短で1年6ヶ月(女子は1年7ヶ月)。確実に奥義を継承させたいのであれば、1年4ヶ月で交神をしておく必要があります。

しかし、家族計画を考えれば考えるほど、剣士を殺してさっさと刀を継承させる誘惑にかられます。反魂の儀という手もありますね。刀の生前継承ができればどれだけ楽だったか。桝田さん、確信犯で生前継承システムは入れなかったんだろうなぁ。

<後日付記>

「どっぷり」で、上記思考実験のコンセプトを実行してみましたが・・・。全然だめですね。どっぷりだと、そもそも奥義を全然覚えてくれません。また、パラメーターも低いので、剣の育成もままならず。