著者 宇野 功芳:中野 雄
4.3 5つ星のうち 21 カスタマーレビュー
ダウンロード新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇 (文春新書)Ebook宇野 功芳:中野 雄 - 内容紹介 好評既刊『クラシックCDの名盤演奏家篇』を9年ぶりに全面改訂。お馴染みの3人による丁々発止の魅力が満載! ファン必携の1冊。 内容(「BOOK」データベースより) 好評既刊『クラシックCDの名盤演奏家篇』を九年ぶりに全面改訂。セル、アバド、ティーレマン、カツァリス、サイ、諏訪内晶子等、新たに32人を追加、カラヤン、小澤征爾ほかも大幅改稿。推薦盤の入れ換えも敢行し、旧版に比べて80頁のボリュームアップで、ファン必携の一冊。 商品の説明をすべて表示する
以下は、新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇 (文春新書)で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 クラシック評論というフィールドにおける政治力学みたいなものがよく伝わってくるという意味では、なかなか面白いです。演奏家に関する様々なエピソードがところどころではありますが盛り込まれており、その点は素直に面白いですね。クラシックについて、ひとかどの評論を行うためには、左脳的な知識と、自身より権威のある存在への忖度が必要だということが、よく伝わってきます(苦笑)例えばポリーニとか。3人中2人が最低の評価を下しています。私もさほど好きではないですが、いくらなんでも偏り過ぎでは、と。ストラビンスキーやプロコフィエフなど近現代の演奏をふくめて、本当にそこまで無価値だと自分の耳で判断したのかな、と疑いたくなります。以前、名門音大から演奏家になられた方に聴いたのですが、日本の楽壇では、ポリーニを支持する=審美眼がない、と思われるようなところがあるとのことでした(因みにその方は、ポリーニがショパンコンクールで優勝したときのポロネーズの演奏を絶賛されていました。なので楽壇全体ではなく、評論の世界に閉じたことなのかな、と感じています)。閉鎖的で既得権益を守ろうとする業界体質が、確かにありそうだなと思わせてくれる名著。まあ、人生に対しなんの肥やしにもなりませんが。 新書版で演奏家100人、CD647枚について批評を簡潔にまとめている労は多としたい。しかし、特に目新しさはなく、この著者3人なら予想される範囲の選択だ。指揮者がヴォリュームの半分以上を占め、ピアニストを加えるとこの2つのカテゴリーだけで約3/4を占める。フルート、オーボエ、ギター等の演奏家にも目を配ってほしかったと思う。それからコラムを読むとSACDの普及を望んでいるようだが、世の中はSHM−CD等他の技術での高音質化に流れているから、違和感がある。まあ、これはこれでクラシックCD購入の1つの目安として、私は選ばれなかった、ピアノ:グルダやチェロ:シュタルケル等の秀作の収集に力を入れるつもりだ。そしてギターやハープの名盤も。 Tags:新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇 (文春新書)PDFダウンロード新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇 (文春新書)PDF新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇 (文春新書)のePub新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇 (文春新書)ダウンロード新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇 (文春新書)オーディオブック新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇 (文春新書)ダウンロードブック新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇 (文春新書)発売日新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇 (文春新書)試し読み新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇 (文春新書)ネタバレ新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇 (文春新書)amazon新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇 (文春新書)download新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇 (文春新書)kindle