二つの特異な形態のドーム状の山がバスの窓から見え出した。
頂上に薄く草が生えている様は、まるで私の頭の様子のようにも見える。
一般的には馬の耳に見えるらしく、左側が雌馬見山で右側が雄馬見山と呼ぶ。
二つの特異な形態のドーム状の山がバスの窓から見え出した。
頂上に薄く草が生えている様は、まるで私の頭の様子のようにも見える。
一般的には馬の耳に見えるらしく、左側が雌馬見山で右側が雄馬見山と呼ぶ。
登り口の道の前に立てられていたガイドマップ
馬見山の地形はタフォニ地形といわれている。
中世代白亜紀に地盤隆起とその後の花崗片摩岩地域の風化と侵食で礫岩地域が高くなり、さらに礫岩にも侵食が進み残丘状のドーム地形が形成された。
岩盤表面に開口した楕円形の穴状の窪みとそれが群をなす侵食地形は礫岩地域に見られ、凍結融解作用が著しく進める環境にあった約7万年前のヴュルム氷期とそれに続く寒冷期に形成された。