写真は野外公演場で行われた農楽の模様です。

農楽は種まきや豊作を祈願する時に皆で歌ったり踊ったりした音楽で、周りの人たちを巻きこんで楽しく演奏します。

農楽が普及したのは朝鮮時代で地方ごとに様々な農楽があるようです。

それらは、地域の特性やその地域に住む人間性を表していると言われてます。

使われる主な楽器は打楽器の「鉦(ケンガリ)」「銅鑼(チン)」、「太鼓(プック)」「つづみ(チャング)」「小太鼓(ソゴ)」などです。

そしてサンモといわれる白い紐のついた帽子をかぶり、 左右交互に回したり、仲間とあわせて回しながら踊ります。