本日は用意してきたアイデアシートをもとに発想を深めていく回になる。接触を減らすためと、移動の時間ロスを防ぐために、教室でMeetを用いてオンラインで行う。周囲の声が邪魔にならないように、密度を下げ、できるだけ分散して着席してください。
1)以下のスプレッドシートを参考に各自meetに入る。(4人一組or3人一組)
下の方のタブでセッション1,2を切り替えられる
2)準備してきたアイデアシートをmeetで共有する。
3)簡易ブレストの手順
セッション1(9:15-9:45)/ セッション2(9:50-10:20)
それぞれシートをmeetで画面共有する
自分たちで時間を計る(正確に)。
アイデアシートを紹介する(3分程度、複数枚の場合も時間は守る)。
聞いた他のメンバーは、それに対して自分の視点から「こんなアイデアはどうだろう」と展開する(3人の場合は7分程度 、4人の場合は3分程度)。
ブレストのやりかたについては、昨年度「基礎演習D/第7回」教材を参照
左側の「手応え」度合いを参考に、発案者が困っていたらいっしょに考えてあげよう。
自分にはよく理解できないアイデアでも、否定するのではなく、面白さを理解しようとしてみよう。建設的な話し合いができるように努めよう。
3人分回す(30分で一周)
9:45になったら、各自meetから離脱。
次のセッションが始まるまでに、セッションの中で出たコメントなどを記録する
2セッション目(9:50-10:20)になったら次のmeetに入り、同様に人数分を回す
簡易ブレストで出たコメントをまとめ、アイデアを深めていこう。もらったコメントは、あくまでも他者の視点であるので、参考程度に。なにかに対する意見をする場合、ある人は「白くしたら」と言い、別の人は「黒くしたら」ということは非常によくあることで、何も考えないまま両方を取り入れると「グレー」になってしまう(特徴も消える)。意見を最終的に取り入れる/取り入れないの判断は、自分に決定権がある。
1)「問い」は随時更新するつもりで
試しに何かをやってみると、いろいろ見えてくるし、一方で予想もしなかったできごとが引き起こされることがわかる。「問い」はそれにあわせてどんどん変わっていくものなので、最後まで随時アップデートするつもりでいよう。
2)Where「場所」?
大学のキャンパス内で行う場合は、まず担当教員に相談する。(1号館周辺は許可がでやすい)
自宅周辺なら自分や管理責任者などの関係者の判断で行う。
なお「道路」の専有許可は警察の管轄になるので警察から許可が出る。
3)Thing / Tools 取り組みにあたって必要そうなもの?
必要そうなものは、事前に考えておく。
基本的に材料費は自費となる。
演習用途であれば大学の備品も使える場合があるので、もし必要があれば教員に訪ねてみること。
4)When「かかわる時間/タイミング」?
自分の生活時間帯の中で「いつ取り組むか」は検討をつけておこう。
予想している取り組みが、季節や時間帯に大きく左右されるものは、11月までの演習期間の中で成果をだすのは難しいかもしれない。(例えば桜の花をテーマにしても、春まで咲かないので検証しようがない)
植物のように発芽時期がきまっているものの場合は、タイミングを逃さないように急いで準備したほうが良い。
5)How Often? フィールドにアクセスする頻度
週に3回以上はアクセスできることが望ましい。週に1回も現地に行けないのは、そもそもトライ&エラーが難しいので、題材として選択するのはおすすめしない。どうしても思い入れがあって進めたいならば、週に3回以上は世話しよう。
6)「どの方向を目指すべきか」 ?
他のプログラムの人と話すと、「自分が何者か」が逆に問われることになるだろう。今のアイデア初期段階ではあまり差がないとしても、どんなふうに独自性を出していけばいいのかは、(大学以外も含めた)自分自身のこれまでの経験や、いま学んでいるプログラムの特色と照らし合わせて考えてみよう。実際、これまで2年生の演習で得てきたことだけでも、それぞれのプログラムごとに異なるはず。
自然界の生き物は、みなさんの課題の条件に従ってくれるわけではないし、いろいろと現実的な問題を考えれば、ついつい無難な題材を選択しがちかもしれない。だが、可能であれば、ぜひ「〜〜ならでは」の独自の切り口の題材を選んでもらいたいと思う。
ペットは、自分にとっては当たり前に思えるかもしれないが、飼ってない人には遠い存在であるし、いい関係を作れるはずなので十分に取り組む価値がある。
どんなものづくりでも、必ずしも問題解決(マイナスをつぶす)である必要はなく、遊び的な価値創出(ゼロをイチにする)もあるのだから、人と違うことを恐れることはない。
以上をもとに、次週までに検討し直し、制作の準備に入る。
1)簡易ブレストで相手してくれた人のチャンネルに、御礼のコメントをする(可能ならで良い)
2)アイデアシートを修正する。取り組む対象がまとまったら、手始めに実験できそうなことやプロトタイプ制作に取り掛かろう。取り掛かっている様子や実行状況はフィールドノートに写真こみで丁寧に記入しておくこと。授業の中でやったことではなく、1週間の取り組みに目を向けてみよう。
本当はせっかく書くのだから、課題だとおもって書くのではなく、noteやブログなどでコンテンツとして公開できるレベルで記事を書くと良い。面白ければバズるだろうし、ファンもつくだろうし、ひょっとしたらスポンサーが現れるかもしれない)
アイデアシート修正版およびフィールドノートを5/30 23:59 までにDiscordの個人チャンネルに投稿
3)次回演習では、2手にわかれて行う予定。
取りかかれている学生は、教員チェックの後に、プロトタイプやノートをもとに、学生間で対話する。
それぞれのDiscordで告知してなにか出し物を出す、という「プロトタイピングカフェ」を行うために、目印として、自分のカフェに仮の名前をつけて、その「看板」を作ってきてください。ごく簡単な手書きのもの( A4〜A3)で構わないし、凝ったものをつくってもよい。カフェマスターっぽいギミック(仕掛け・服装など)を取り入れても良い。
カフェに来たお客さんに自分の取り組みを紹介できるような素材のサンプルやデモを用意するとよい。最低3人以上のお客さんと対話して自分の制作に役立てること。
どうしても取組内容が見つからない学生、決まらない学生は、(時間が許す範囲で)教員との1on1面談を行う。
昨年度プロトタイピングカフェより(実際にコーヒー振る舞う必要はないが、ちゃんと世界観を作り込むことは大事)