YouTubeは動画の配信・視聴サービスの最大手です.
公式サイト: YouTube
オンデマンド配信も,ストリーミング配信も可能です.
ライブ配信入門 (外部サイト)
授業のための動画作成──急場をしのぐためのスイスイ動画作成術 (動画)
注意: デフォルトでは15分以上の動画をアップロードすることができません.
はじめに「アカウントの確認」を行ってください.
15分を超える動画のアップロード (外部サイト)
注意: ストリーミング(ライブ配信)をはじめて行う場合,アカウントを有効にするまで最大24時間かかることがあります.ストリーミングをする場合前もって準備をしましょう.
あからじめ(1) アカウントの作成,(2) アップロードする動画の作成,を済ませておきます.
チャンネルのダッシュボードなどから「動画をアップロード」を選択し,アップロードしたい動画ファイルをドラッグ・アンド・ドロップします.
タイトル
何の動画かわかるように科目名などを入力しておきます.
説明
動画の詳しい説明を付します.
サムネイル,再生リスト,視聴者,有料プロモーション
特に設定する必要はありません.
タグ
ハッシュタグを設定できます.検索しやすいキーワードを適当に入力しておきましょう.
ただし,限定公開する場合,タグを設定する意味はありません.
言語,字幕,撮影日と場所,ライセンスと配信,カテゴリ
特に設定する必要はありません.
公開設定を限定公開 (unlisted) にすることをおすすめします.限定公開にすることで,URLを知っている人のみが閲覧できるようになります.
ただし,URLさえ知っていれば,学外の者だろうが閲覧することができます.
限定公開した動画は,そのURL (動画リンク) を学生に伝達します.
たとえばGoogle Classroomの場合,
add → YouTube → URL,で動画URLをペースト.
講義動画を分割してアップロードしている場合,プレイリストを利用するとユーザーフレンドリーです.プレイリストだけでなく,動画の説明部分に他動画のURLも書いておくとよいでしょう.
左画像は,プレイリストを作成 (こちらも限定公開に設定することができます)し,動画を,視聴してほしい順番に登録していったイメージです.
プレイリストに加えるには,動画をアップロードし動画の説明を加える画面で,「プレイリスト (Playlists)」から行います.新しいプレイリストを作成し (NEW PLAYLIST) (または既存のプレイリストを使い),チェックを入れます.
YouTubeはライブ配信に対応しています.
ライブ配信した動画は後日ダウンロードできますが,ダウンロードできるようになるまで時間がかかります(特に90分1本みたいな長い動画の場合).
準備
ハードウェア: マイクやカメラを用意します.
ソフトウェア: 特になくても大丈夫なようですが,以下OBS Studioを利用するケースで解説します.
上述の通り,「アカウントの確認」を行ってください.
手順
YouTube Studioの画面右上の「作成」 → 「ライブ配信を開始」をクリック.
配信の基本設定をします.後で変更できます.
撮影方法を選びます.
「ウェブカメラ」 … エンコーダーやキャプチャボードを利用せず,ただちに配信する場合
「エンコーダ配信」 … OBS Studioなどから配信するケース.講義で使うならこちらが主になると思われます.
「ウェブカメラ」の場合,「その他のオプション」でカメラやマイクを確認します.
「エンコーダ配信」の場合,「後でスケジュール設定」で配信日時を選べます.
公開範囲を選びます.講義では「限定公開」を選ぶことが多いと思います.
子供向けかどうか選びます.
OBSでエンコーダ配信の場合,
OBSの設定をいじります.
YouTube Studioで,「ストリームキー (エンコーダに貼り付け)」のところにあるパスワードをコピーします.
OBS Studioの「設定」 → 「配信」,で「YouTube / YouTube Gaming」を選び,YouTube Studioでコピーしたストリームキーを「ストリームキー」に貼り付けます.
あわせて出力,音声,映像の設定も確認してください.
OBS Studioで「配信開始」を選ぶと,YouTube側に反映されます.(この時点では学生は閲覧することができません)
YouTube Studioの画面右上「ライブ配信を開始」をクリックすると,ライブ配信がスタートします.
学生にはライブ配信するURLを事前に伝えておきます.画面右上「ライブ配信を開始」の左隣にある「↗共有」で,配信を閲覧するためのURLが表示されます.