健康福祉学群は、少子高齢社会や多様で高度な福祉ニーズに対応できる、健康と福祉のプロフェッショナル育成を目的としています。専門職として活躍するためには、乳幼児から高齢者までの人間の成長、発達や生活に関心を持ち、一つの専門領域にとどまらず、広い範囲の知識や技術を身につけ、多角的な観点から総合的にものごとを考える力が必要となります。
グローバル社会においては、多様性の尊重は基本理念であり、人々の願い、悩み、喜びに共感できる人間性を備え、様々な立場の人を理解し、受け容れ、共生社会の実現に貢献する実践家であることが期待されます。
そこで、学群に、「健康・スポーツ領域」「福祉・心理領域」「保育領域」の3つの学問領域、6つの専攻(健康科学・スポーツ科学・社会福祉学・精神保健福祉学・実践心理学・保育学)を配置し、マイナープログラムと併せて、自らが興味関心を抱いた専門的な学びを深めるとともに、関連領域にも学びを発展させます。
4年間の学生生活では、知識・理解を深める学びにとどまらず、体験的・実践的な学びを積み重ねることにより、社会の課題を解決する実践力を身につけます。
【求める学生像】
学群の教育の考えに共感し、学修や経験を通して、成長を望む人たちを求めます。
また、ここでの学びをはじめようとする人たちには、以下の素養を身につけておくことを求め、各選抜において、その資質をはかります。
高等学校までに身につけておくべき基礎学力を有する者
自ら進んで学ぶ強い意欲と自立心を有する者
人々の健康、こころ、からだ、福祉に強い関心を有する者
社会と積極的に関わりを持ち、様々な課題に対して挑戦する意欲を有する者
建学の理念を理解し、他者に奉仕し、ともに向上する意欲を有する者