子どもにかかわるさまざまな現場で必要となる、大人とは異なる「子ども」という存在についての包括的な理解と、子ども支援に関する福祉、心理、教育、および法学的なアプローチを学ぶ、総合的かつ分野横断的なプログラムです。子どもは発達の可能態として、固有の発達上のニーズや権利を有する存在です。それゆえ、子どもの発達上のニーズや特徴を踏まえた、成長発達を支える支援が必要とされます。また、家族が子どもの成長と福祉のための自然な環境としてその機能を発揮できるような家族への支援も必要です。現代社会においては、子どもの抱える問題は複雑化しており、一つの専門分野からだけではなく、複合的な視点からの支援が求められています。
プログラムを構成する科目群は、まず、子どもの成長発達上のニーズと特徴を、心理学、保育学、健康科学、法学から学ぶことができるよう構成されています。そのうえで、子どもの成長発達をサポートするための、心理的な支援、福祉的な支援、および教育学的支援の実際を学びます。福祉・心理職をめざす学生のみならず、教職を目指す学生にとっても有益なプログラムとなっています。
修了要件
必修または選択必修を含め、合計20単位以上
他学群学生の履修欄が○の場合、他学群の学生も履修できます。△は担当教員の許可を得て履修できます。×は他学群の学生は履修できません。 その他科目によって個別の注意事項がある場合があります。各科目一覧を確認してください。