人口減少および少子高齢化が進む中で、問題の広がりと複雑さ、財政的な限界もあり、社会政策は、その主体を公的機関から住民へと移しています。このように地域社会や住民への期待は広がるばかりですが、実態に目をむけると、社会関係の希薄化により、地域社会は脆弱化の方向を強めています。本マイナープログラムは、このギャップをうめるために、コミュニティデザイン=人がつながるしくみづくりに着目します。コミュニティデザインの方法、すなわち、地域社会の課題を住民主体で解決する方法論を学びます。
科目群の構成は、社会福祉、ヘルスプロモーションを中心とする健康科学、心理学、法律に関する分野を配置し、福祉と健康に関する知識や技術を用いたコミュニティデザインの実現に寄与する科目で構成されています。プログラムの基礎科目として「フィールドワーク(国内)」、「現代の食と健康のコミュニティデザイン」、応用科目は、発展科目の2科目を除く12科目、発展科目として「介護予防の理論と実践」、「地域エンパワメント方法論」を設置しています。
修了要件
必修または選択必修を含め、合計20単位以上
他学群学生の履修欄が○の場合、他学群の学生も履修できます。△は担当教員の許可を得て履修できます。×は他学群の学生は履修できません。 その他科目によって個別の注意事項がある場合があります。各科目一覧を確認してください。