オオモンハタと類似種のホウセキハタとの見分け方は、網目やハチの巣のように見える斑紋の大きさが違う(ホウセキハタの斑紋は小さくて密)のと、尾びれの後端が白く縁どられていればオオモンハタで、ホウセキハタには縁取りがないので見分けられます。
日本での分布域は、相模湾から九州の鹿児島県にかけての太平洋岸で本州の南部や四国、九州では普通に見られます。
また分布は世界にも広がっており、熱帯から亜熱帯、温帯域と幅広いのも特徴です。
水深200m以浅の岩礁帯や砂礫底、サンゴ礁域に多く、エビやカニなどの甲殻類や小魚などを主食にしています。
オオモンハタの味は年間を通じて余り変わらないといわれており、新鮮なものはお造りや握り寿司、カルパッチョなどがお勧めです。