シニア
シニア1 安全で健康なシニア生活にむけて、今から習慣にしておきたい暮らしのポイント
シニア2 老後はアメリカ?日本? そしてアメリカでのシニアホームの探し方
シニア3 日本のシニア施設-選定のための基礎知識―良き高齢者となるための壮年期からの心構えー
シニア4 シニア施設見学ツアー
シニアになると家の中の設定や、生活上の工夫で安全を維持する方法がたくさんあります。26年の経験を持つ理学療法士アシスタントの講師が、早めの対策と健康維持の工夫の習慣化、そしてその重要性を説きます。
安全でより長く健やかなシニア生活を過すために、アメリカの住宅事情や毎日の生活において、どのような心構えで準備をするのか。シニア期に起こりうるさまざまな事象とその対処法など、現場を見続けてきたプロが、その経験談とアドバイスをシェアします。
ご高齢の親のサポートをお考え中の方にも役立つ情報が満載です。
講師 渋谷 順子
理学療法士アシスタント(Physical Therapist Assistant =PTA) 。1997年にPTAの資格を取得後、主にNursing Home(高齢者施設)でシニアの機能回復のためのリハビリに従事する。契約セラピストとして、これまでボストン郊外の50以上のnursing homeに派遣された経験を持つ。
自分は何才まで生きるのか、元気なのか・病気をするのか・認知症になるのか、どれくらいお金があれば十分なのか、誰が手伝ってくれるのか…
先の見えない老後ですが、海外となるとどんな人も不安が上がります。そんな時にやはり医療、介護、家族やお金といった基本的なことが日米でどのような違いがあるのかを知ると、安心して選択していくことができるかもしれません。米国のソーシャルワーカーとして20年働いてきた経験から、少しでもお役に立つようにお話できればと思います。
また今回はではアメリカでシニアホームを探すにはどのようにすればよいのか、どのような違いがあるのか、ということもお話します。10月24日には少人数ですが施設訪問のツアーも企画しています。そちらと合わせた形でご説明いたします。
講師 渡邊 哲子
南カリフォルニア大学(USC)にてソーシャルワーク大学院修士号を取得。2010年米国ニューイングランド地方6州に住む日本人と日系人のための社会福祉の非営利団体「JB Line, Inc.」を設立。日英語のサポートライン、ケースマネジメント、シニアサポート、離婚・親権・ハーグ条約、アウトリーチなどの支援を通して、さまざまな問題で悩む日本人・日系人のための相談業務に携わる。約135名のボランティアの方、スタッフや理事の協力とともに、困っている人がいれば共に乗り越えられるよう取り組んでいる。 マサチューセッツ州公認ソーシャルワーカー。ニューヨークを拠点とする「邦人医療ネットワーク(JAMSNET)」理事。
日本には明治初頭から、困窮する高齢者に篤い支援施設の伝統がありました。しかし高齢者を取り巻く課題は時代とともに変化し、対応するシニア施設の関連法律は複雑化し、それが日本のシニア施設に関する理解を難しくしています。
この講座では、社会健康医学分野の博士号を持ち、自らも8年間祖母の介護をして看取った経験と豊富な知識を持つ講師が、日本のシニア施設に関する簡単な歴史的背景とともに、現在の施設の種類やその根拠となる法律、医療ケアと介護ケア、施設ごとのケアの手厚さの違いを説明します。親の介護施設を選定したり、自らの高齢時期の過ごし方を考えるための基礎知識としてお役立てください。
後半は、「よき高齢者」になるための壮年期の過ごし方の心構えについての話となります。高齢期での自分自身の状態はだれも予測がつかず、不安が付きまとい、お金や健康管理に心を配る方も多いでしょう。しかし、たとえ認知症や脳梗塞になったとしても、壮年期の過ごし方によって「よき高齢者」として、自分だけでなくまわりも心豊かに暮らすことができます。その考え方について、お金もかからず、頭の衰えも予防できる心構えなどを在宅介護者としての経験からお伝えします。
人は突然に高齢者になるわけではありません。今の日々の延長線上に高齢期が存在すると考え、今からできる準備を整えていきましょう。
講師 森 寛子
慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、生活雑誌の編集者として20代を過ごす。
30代は祖母の在宅介護 (97歳―享年105歳) のキ-パーソンとして過ごしつつ、絵画の著作権管理会社の役員に就く。40歳で京都大学大学院に進学し、公衆衛生でPh.Dを取得する。
現在は、静岡社会健康医学大学院大学の准教授として、教育と研究の日々を過ごす。
21日の午後7時から「老後は日本?アメリカ?そしてアメリカのシニアホームの探し方」と題したお話をZoomでさせて頂きますが、このセミナーでは実際にボストン近郊のシニアホームの見学にご案内いたします。
形式や費用、仕組みの全く違う
1. Continuing Care Retirement Community (CCRC)と言われる元気な時から入居し、医療が必要になっても同じ敷地でサポートが得られる、費用面では最も高額な施設
2. Assisted Living + Memory Unit―現在最も多い形で、チェーンで展開している施設も多い。費用面ではリーズナブルだが、医療が必要になった時に移動が求められる。
3. Rest Homeという、医療面は少ないが、ある程度の支援が(経済的にも)必要になった方のための施設。数はあまりない。
という3つの施設を見学することで、シニア施設を複眼的に学びたいと思います。
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お申し込み注釈:※条件が緩和されました。
このツアーは13名までとさせていただいております。訪問する施設は一般のシニアの居住場所であるため、多くの人数で訪問することができません。そのため、今回の参加者は:
1) 車を運転しない、あるいは見学に連れて行ってくれる家族がいないため、今までにシニアホームを見学したことがないシニア
あるいは
2) 英語での説明が理解できるか分からず、シニアホームを見学したことがないシニア
というシニアに限って募集をいたします。直前まで満席にならなかった場合は、一般に募集を広げます。またご夫婦の場合、申し訳ありませんがお一人の参加でお願いします。参加人数が限られるため、今回のツアーに参加できなかった方のうち、希望者には終了後、渡邊の写真付きレポートを送らせて頂きます。
*施設内を歩きますので、歩行に問題のない方
*JB Lineオフィスまで来られる手段がない方はsatoko.watanabe@jbline.org 迄個別にご相談ください。
講師 渡邊 哲子
南カリフォルニア大学(USC)にてソーシャルワーク大学院修士号を取得。2010年米国ニューイングランド地方6州に住む日本人と日系人のための社会福祉の非営利団体「JB Line, Inc.」を設立。日英語のサポートライン、ケースマネジメント、シニアサポート、離婚・親権・ハーグ条約、アウトリーチなどの支援を通して、さまざまな問題で悩む日本人・日系人のための相談業務に携わる。約135名のボランティアの方、スタッフや理事の協力とともに、困っている人がいれば共に乗り越えられるよう取り組んでいる。 マサチューセッツ州公認ソーシャルワーカー。ニューヨークを拠点とする「邦人医療ネットワーク(JAMSNET)」理事。
本イベントはファンドレイジングを目的としているため、原則として参加費はJB Lineへの寄付となります。講師の方々はボランティアとして協力してくださっています。皆様のご理解ご協力に感謝いたします。
多くの皆様に楽しんでいただくため、参加費はできるだけ低くしています。このプログラムがよかった、またプログラムに関係なくJB Lineを応援したいと思っていただけたら、参加費以外の寄付も大変ありがたいです。ぜひご協力をよろしくお願いします。
(寄付はこちらから)
JBLine Weekイベントはファンドレイジングを目的としているため、原則として参加費はJB Lineへの寄付とさせていただいています。その為、お申し込み者のご都合によるキャンセルに関しての返金対応は基本的にいたしておりません。JB Line側の都合によるキャンセルの場合、ご希望の方には返金の手続きを承ります。
注意:
セミナースケジュールは全て米東部標準時(夏時間)で表示しています。
申し込み期限は、各イベント実施日の3日前です。イベント2日前に参加方法についての案内を送付する予定です。参加人数に限りのあるイベントもありますので、お早めにお申込みください。
基本的にセミナーの録画・録音・画像の撮影等はお断りしています。
講師・主催者が記録のために録画・撮影することがありますが、他の目的に使用することはありません。ご了承ください。
JB Line Week、申し込みについての問合せ先:JBLineWeek@jbline.org
781-296-1800(平日午前10時~午後4時)
Zoomについて
このプログラムは「Zoom」というビデオ会議ソフトを使用したオンライン・セミナーです。普段お使いのパソコンや、スマートフォン・タブレット端末でどこからでも参加が可能です。(インターネットに繋がる環境(Wifi環境)をお勧めします。)
Zoomを初めて使用する方
パソコンの場合:招待URLをクリックすると、たいてい自動でソフトをインストールするので、指示に従ってソフトをご準備ください。できない場合は、https://zoom.usからダウンロードできます。
スマートフォン、タブレットの場合:事前に「Zoom Cloud Meeting」のアプリ(無料)をダウンロードしておいてください。
時間になったら、Eメールで送られてきた招待URLをクリックして、指示に従っていけば参加できます。
Zoomへのログインはご自身の責任においてお願いします。通信環境等によっては視聴に支障がでる可能性もありますのでご了承ください。