留学Q&A
★★事前準備★★
Q : 日本にいる間の英語の勉強として、どのようなことをすればいいでしょうか。
A : IELTSのスコアを上げるなどの具体的な目標がある場合だと、国際センター主催のIELTS講座、BBCでリスニングの勉強、オンライン英会話等を活用してみるのも一つです。ただし、目先の目標に囚われるのではなく、まずは授業(英語で法律を学ぶ授業、リーディングの授業等)にまじめに取り組み、普段の学修を充実させて、留学につなげていくことが大事です。
Q : 留学するにはTOEICのスコアは最低でもどれくらい必要ですか?
A : 長期交換留学をする場合は、TOEICではなく、TOEFLやIELTSのスコアが必要です。最終的に留学前には700点前後の英語力を身につけていると思われます。実際の語学要件は留学を希望する大学によって異なります。詳しくは募集要項で確認をしてください。
ただ、入学時のスコアに基づいて留学を諦めないでください。集中して勉強すれば語学力は伸ばせますし、次のような方法でステップアップしてみていくのも良いでしょう。
例)やる気応援奨学金の英語分野に応募し、英語を勉強する。
→TOEIC400点程度で応募し、やる気をアピールすることで奨学金を獲得した学生もいます。
短期の留学プログラムに参加し、英語力を伸ばしてから長期留学をする。
Q : 留学の際にTOEFLのスコアは使えないのでしょうか。
A : TOEFLも使えます。ただし、語学要件は留学を希望する大学によって異なりますので募集要項で確認をしてください。
Q: 長期留学を考えていますが、留学の情報を主にどのような媒体で入手すればいいか教えて下さい。
A:国際センターで情報を入手したり、全学メールに送られてくるメールは都度確認したりして情報収集をしました。また、同じく留学を考えていた先輩から、書類の作成方法や提出方法、また、面接に関するアドバイスをもらいました。英語の先生に相談するのも、一つだと思います。
Q: 第二外国語で留学する人はいますか。
A:法学部が用意しているフランス語やドイツ語のインテンシブコースなどを履修後、やる気応援奨学金の短期部門を利用して一か月渡航し、更に語学の勉強をする、そのあと、交換留学生としてフランスの大学で、フランス語で授業を受け、単位習得して帰ってきた学生さんもいます。英語と比較すると母数が少ないかもしれませんが、そういったケースはあります。
★★滞在中★★
Q : 体調を崩しやすく、またアレルギーが多いのが不安です。大丈夫でしょうか?
A : 環境は留学先によって違いますので、一概には言えません。安心して留学するためにも、行き先を慎重に選ぶことが大事です。いきなり長期留学に行くのではなく、まずは短期留学プログラムを試してみるのも一つの選択肢かもしれません。いずれにしても事前にしっかりと情報収集を行い、準備しましょう。
Q: 長期留学中に学外の活動(インターンシップやアルバイト、ボランティア等)をされましたか。
A:ボランティアとしてホームレスの人にお食事を届けることに参加したり、学校のクラブ活動に参加したりしました。大学によっては、ボランティアやスタートアップのプログラムを提供してくれることもあります。ただ、内容によっては事前に中央大学に届け出る必要があります。
Q : 治安が心配なのですが、特に危険なこととかありましたか?
A :安全と言われている地域や都市でも、通り一本隔てると治安が悪かったり、深夜早朝など人通りが少ない時などは注意が必要です。事前に徹底した情報収集を行い、それに応じた対策を取ることがどこへ行く上でも重要です。
★★単位、他★★
Q : 交換留学における単位認定は、想定通りに認められるものなのでしょうか?
A : 事前の履修の段階からきちんと法学部事務室とも相談し、期日までに単位認定に必要な資料を提出していれば、よほどのことがない限り認められます。「これなら認定されるだろう」という思い込みだけで進めないように気を付けましょう。
Q: グローバルプログラムを履修する際の単位について、2単位か4単位取得となっているが、これは一年間に取得 できる上限40単位に含まれるのでしょうか。
A: 含まれます。履修を考えている場合には、留学用に単位はあけておいてください。
Q : 留学をしたら卒業が遅れてしまったりすることはあるのでしょうか?
A : 留学しても、多くの方は4年で卒業しています。まずは卒業に間に合うスケジュールを立ててみましょう。ただ、4年間で卒業する、ということだけに拘りすぎない方がいいと思います。4年半または5年在籍しても、留学をして経験を積み、「何を学んだか、何を得たか」ということを明確に伝えられれば、就職活動においてマイナスになることはなく、むしろプラスに作用します。
Q : FLPを履修しながら留学をすることは可能でしょうか?
A : 実際にFLPを履修しながら留学をしている方もいるので可能ではありますが、時間割や履修の状況によって異なる部分もあります。全学連携教育機構事務室(FLP関係)及び法学部事務室、担当教員と相談しながら計画してください。
Q : 国家公務員志望なのですが、公務員試験対策と並行して留学をすることは可能でしょうか?
A : 可能にするためにはどうすればよいか、という視点から考えてみましょう。リソースセンターアドバイザーや、実際に留学を経験した先輩などに相談しながらチャレンジしてみてください。
Q : 法曹志望の者です。漠然と長期の海外留学に興味があるのですが、長期海外留学のプログラムの中には法曹を目指す者にも役に立つようなものもあるのでしょうか?
A : 「法曹を目指す人に役立つ」というプログラムはありません。人の役に立てる法曹になるために必要な知識や素養は何か、それを身につけるために何が必要なのかを考え「留学(先)で何を学びたいのか」を明確にするところから始めましょう。そうすれば、留学先の大学が選びやすくなります。またリソースセンターアドバイザーや実際に留学を経験した先輩などに相談してみることで、自分が学びたいことが見えてくるかもしれません。
★★帰国後★★
Q : 半年や一年の留学をすると、就職活動のスケジュールは厳しくなりますか?
A : 行くタイミングによると思いますが、確かにスケジュール面では厳しくなる場合もあります。ただ、企業によっては留学生用の面接スケジュール(キャリアフォーラム等)を設けている所もあるので、不利なことばかりではありません。情報収集をしながら進めて行くのが良いでしょう。
Q: 3年生の時に長期1年間留学した場合、就職活動はどうされたのでしょうか。
A:帰国後に就職活動をされ、その年に卒業される方もいれば、卒業を一年遅らせて就職活動される方もいます。企業によっては留学生用の枠を設けているところもあります。また、留学中にボストンキャリアフォーラムという留学生向けのプラットフォームを使い就職活動している方もいました。インターンシップ制度を使って就職された人もいます。情報収集をしながら進めていくのがいいと思います。