実定法基礎演習履修のすすめ
実定法基礎演習は筋トレ、
「自力」を身につけましょう!
遠藤研一郎先生から
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振り返ってみて、1年生の学習はどうでしたか?
頑張ってきた人は、自分を見失うことなく引き続き頑張ってください。
さぼってしまった人、今ならまだ間に合います。
将来の自分のために、「今」頑張ってもらいたいと思います。
この実定法基礎演習ははっきりいって、あまり面白いと感じるゼミではないかもしれません。
筋トレをして体幹を鍛えていないと、どんなスポーツも通用しないのと同様に基礎的な知識や考え方がないと、その後の学修が続かない。その知的な基礎というものを2年生のうちにつけておこうというものです。
自分で学び、自分で調べ、自分で理解する それが大切。その中で自分で学ぶ自力というものを身につけましょう。
三浦治先生から
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「株式会社といっても、日本には多様な株式会社がある」
3年次で専門的に学ぶ前に、2年次で単一的なイメージに偏ることを避けるためにこの実定法基礎演習を受講してもらいたいと思っています。
どうだった?
実定法基礎演習
履修生の声
実定法基礎演習
履修生の声
実定法基礎演習って、どんな演習なんだろう…?
・基本書をひたすら読む
・地味な科目
・予習が大変そう
一度シラバスを読んでみてください。シラバスから、基本学習の大切さと熱意が伝わってきます。
・正確な知識や確実な読解力の向上を目指すゼミです。
・他者の見解を正確に理解するとともに、自らの主張を他者に的確に伝える能力を習得して初めて、法学徒の一員たる資格が認められるのである。
・「自分の頭でモノが考えられる人間」になり、法的思考の基礎を身に付けること。これは、どんな分野に進むにせよ、社会人として必須の条件のはずです。
・疑問点や自分が考えたことについて、他の人と意見交換をすることができること
・基本書の正確な理解を徹底したい。
・演習への参加による成果はもっぱら自分の努力にかかっていることを認識し、教員の話を聞くだけで簡単に済ましたいなどという安易な発想は捨てなければならない。
実際に履修した学生の感想は…
実定法基礎演習A履修後のアンケートより
法律学の教科書を読むことが前よりも苦痛に感じなくなった。また、日ごろの学習で教科書を読むことが習慣化されてきたように思う。自分がわかったことをどう相手に理解してもらえるか、また自分がわからないことをどう相手に質問すればその答えを引き出せるのかいろいろ考えて学習するようにはなった。
--法律学科 公共法務コース
基本書に対する向き合い方、法学に対しての見方の変化があった。具体的には、論証、マジックワードありきだった考え方が、なぜそのような法律があるのかと、常に趣旨を意識して考えるようになった。また、初見の法律でもなんとなく趣旨を予測できるようになった。
法学に対する姿勢がまだまだ甘いと言うことを理解する上で経験しておいたほうがいいと感じた。法学はわかっているようでわかってないことが多い学問であり、表面的な知識では役に立たないことがよくわかる授業である。
--法律学科 法曹コース
テキスト一冊をゼミ員皆で消化していくという作業は恐らくやる機会がとても少なく、一瞥すると意味があるのか分かりにくいかもしれない。退屈に思うときももしかしたらあるかもしれない。しかしインターネットなどで検索しても出てこないようなある疑問について班員やゼミ員と話し合いながら考える時間は一人で学習をする以上に効果があるのではないかと思う。
--法律学科 法曹一貫コース
今までは論証集のパターンを暗記するだけに等しかったのが、「なぜその考え方が必要になるのか」というワンランク上の思考にステップアップできたように感じました。
--法律学科 法曹一貫コース
ただ判例を眺めているだけではダメだと感じた。そして周りの生徒の意識の高さに驚いた。また、司法試験への取り組み方や論点を学ぶことができ、意識改革させられた。
--法律学科 法曹コース
将来の進路として公務員を志望しており今後の自分の勉強に生かせるのではないだろうかと考え履修した。結果、法律の基本書を読む機会が今まで自分ではなかったため、履修によって読むことに対しての抵抗が少なくなった。 法律の勉強を自分自身で見直したいと考えている学生に勧めたい。
--法律学科 公共法務コース
基本書で筆者の立場や解釈の部分が正確に理解できるようになったと感じる。レジュメや報告原稿の作成を通して各説の対立のポイントや論点を意識して読めるようになった。履修し始めた頃に読んだ部分を今もう一度読むと自分が勘違いして読んでいた所、筆者の解釈が入っている部分がはっきりわかる。また問題の論点が掴めるようになってきたので文章に起こすのもできるようになってきた。
--法律学科 法曹コース
履修する前は、とにかく参考書を読む等本質的な学びに着目出来ていないことが多々ありましたが、こうした演習科目を履修することによって、そうした自身の学習姿勢を見直すきっかけにもなりました。
--政治学科 メディア政治コース
今までは判例や通説を何となく理解して刑法答案を作成していたが、当該授業を履修して、自分が採用していた判例通説以外の学説についても理解することができるようになった。また、他の学生の意見を聴くことで、自分の論文答案の穴も見つけることができるようになった。
--法律学科 法曹コース
普段生活していると見えてこない自治体のあり方や行政の改革などについて知ることができ、それらに対する見方が変わった。
--法律学科 公共法務コース
自分の手で動かして調べることの重要性を実感した。法律を調べるために必要な事項を学ぶことができた。
--法律学科 企業コース