サンプル管・消耗品など

こちらでよく使用している試料管や溶媒、便利な器具などをご紹介します。 よく使用される試料管、ガラス器具、溶媒などを紹介します。掲載した商品は一例であり、特定のメーカー品を推奨するものではありません。 

小型試料管(MS)

MSの試料は下記程度の大きさの小型の試料瓶に入れて、アルミ箔やパラフィルムではなく専用キャップをして下さい。

など

NMR試料管

5mmφ, 7inch

5mmφチューブのキャップ

重クロロホルム溶液での測定には、ポリエチレンキャップではなくテフロン・PTFE製キャップが望ましいです。

※ 一般にエコノミーとされるものは、室温での一次元測定用です。二次元測定や室温以外で測定する可能性のある場合(重水や重メタノールで溶媒のピークをずらす目的も含む)、材質としてASTMタイプ1classA, Pyrex(R), DURAN(R), KIMAX(R)などを選択してください。

反り(Camber)の大きい試料管は装置にセットできません。

※ ディスポーザブルの試料管を洗浄して再使用すると割れる危険がありますので一度限りの使用としてください。

5mmφ, 上底管

Sigemi磁化率マッチング対称形ミクロ試料管.装置メーカによりコイルの寸法が異なり、チューブの型番にB, J, Vが付されています.

1.7mmφ (実費でお分けします)

※揮発性の高い溶媒で長時間の測定を行う際はボールキャップをせずにお持ちください.こちらで揮発を抑制する封をいたします.

2.5mmφ上底管

水用BMS-0025, クロロホルム用CMS-0025, DMSO、ベンゼン、ピリジン用DMS-0025, メタノール、アセトニトリル用MMS-0025、アセトン用AMS-0025

2.5mmφ(5mm/2.5mmφ先細)

微量試料の当施設AvanceNeo500での試料管選択

(2019.11~) 溶液量を減らして濃度をあげることができる場合、以下の順になります.

1.7mmφ: 1H, 1H観測二次元測定(13C, 15N), 13C

2.5mmφ上底管:13C直接観測に限り1.7mmφより高感度

一式のデータを揃えたい場合、まずは1.7mmφで測定します.1H一次元測定の結果から、他の測定に必要な測定時間を見積もることができ、13C直接観測が測定できそうか2.5mmφに移し替えれば測定できそうかも予測できます.後者の場合、1.7mmφでの測定を終えてから、2.5mmφ上底管に移し替えると通常は最適な液量になります.洗い込みなどはせず、チューブの洗浄液は別途回収します.

多核(1H, 13C, 15N以外の核)の直接観測や二次元測定は5mmφプローブのみ対応しています.濃度を上げるには5mmφ上底管をご使用ください.

アンプル管

NMR溶媒はアンプルに詰めて売られているものもありますが、割高となることや希望の容量のものがないことなどから、一部は10ml程度のアンプルで購入したものを小分けにして使っています。アンプル管は使用前に、封じる部分を焼いて細く延ばしてから乾熱滅菌器で乾燥させて(160度4時間程度)冷却後に、5mmφNMR試料管用には0.45-0.50ml、2.5mlφ用には0.09-0.1mlを分注し、アンプルを焼いて封じます。

アンプル管

容量1ml, 胴径10.2 x 全長70 x 胴長27 (mm)

マルエム AP-1 (300本入り)(白・褐色)等

アンプルカッターのかわりにセラミックカッター

カタログのアンプル管の頁にはアンプルカッター(ハート型)も掲載されていますが100個入りと多いので、キャピラリーカラム切断用のセラミックカッターを転用しています。なお、上記アンプル管にはあらかじめ傷がつけてあるので手で折るだけで開きます。

NMR試料管キャリアー

NMR試料管(7インチ)を持ち歩くときに折ったりぶつけて割れたりしないように入れるためのケース。

ラッピングフィルムシート

イオン源など金属製の部品の研磨に.