9月12日(金)と13日(土)、第22回青翔祭(文化祭)を実施しました。今年のテーマは『青翔万博2025 ~青春、まるっと展示中~』でした。このテーマは、生徒から募集したもので、今年は高校3年生の生徒の考えたテーマが選ばれました。
オープニングでは、校長先生から「今年の青翔祭は、まるで今開催されている大阪万博の世界各国のパビリオンのように、スタンプやパンフレットがとても素敵に作られています。青春の輝き、感動の詰まった2日間にしましょう。私も熱意と感動を感じたいと思います」とお話があり、青翔祭実行委員長である高校2年生の生徒からは「クラスや有志のパビリオンが青翔万博を彩ってくれます。様々な思いや試行錯誤を乗り越えてこの2日間のために準備してくれました。最高の思い出にしましょう」とお話がありました。
吹奏楽部の華やかな演奏では、4人の先生方も歌で参加し、大きなバルーンが観客席に投げ込まれ、大盛り上がりのオープニングとなりました。ステージパフォーマンスでは、中3から高3のクラスごとに工夫を凝らした舞台発表があり、また科学部や高1音楽選択者の他に類を見ない素晴らしいパフォーマンスも大いに盛り上がりました。午後からはカラオケ大会があり、抽選会で当選した生徒や先生方が得点を競ってのど自慢をしました。
2日目はオープニング校内放送を合図に自由見学となり、校舎内ではクラスや文化部、また有志団体の展示や体験型制作の発表があり、また中庭では高校2年生から3年生や育友会による飲食物を販売する模擬店、そして体育館では有志団体によるステージパフォーマンスがありました。全てを見ることが不可能なのがもったいないくらい、素晴らしい作品やパフォーマンスばかりで、どの会場も大変に盛り上がっていました。体育館での全ての有志団体によるパフォーマンスが終わると、次は日本拳法部による演舞が始まりました。瓦割りや板割り、また組み手や対戦を生で観て、その迫力にとても感動しました。また、この日は少し雨が降り、予定されていた吹奏楽部の中庭での青空コンサートが体育館での実施となりました。有名曲や人気曲が、顧問の先生全員の指揮によって演奏され、また集まった先生方によるダンスも生徒たちにとてもウケていました。
エンディングでは、当校事務で声楽の心得のある職員と、声楽家でもある音楽の先生によるパフォーマンス、また先生を集めて13人で歌う合唱、そして音楽の先生のピアノに合わせて生徒と一緒に歌うアンコールがあり、体育館があたたかな一体感で包まれました。そして今回の青翔万博の中で優秀だった発表や模擬店などに表彰があり、素晴らしいパフォーマンスをみんなでたたえました。校長先生からの講評では、今年のステージパフォーマンスについての良かった点や、次の機会はもっと良くするためにこういった部分を改善できるよねといったことや、練習に裏打ちされたものはとても人を感動させますね、といったお話を聞かせていただきました。最後に、青翔万博の全てを写真に収めたムービーが流れ、達成感や終わってしまう寂しさ、感謝や満足感の中で幕を閉じました。
とても楽しく、幸せなまま青翔万博を終えることができたのは、関わってくれた全校生徒のみんなや先生方、またお越しいただいた保護者様方や卒業生たちのおかげです。本当にありがとうございました!