薬物乱用防止教室
薬物乱用防止教室
10月29日(水)、中学3年生から高校3年生の生徒を対象に、奈良県薬剤師会の学校薬剤師部会より講師の先生をお招きして、薬物乱用防止教室を実施しました。ドラッグと呼ばれる危険な違法薬物だけでなく、合法な医薬品や、身近な飲料にも含まれるカフェインも薬物であり、長期間摂取すると、たとえ少量でも依存してしまうこともあるそうです。流行のエナジードリンクも、中には多量にカフェインが含まれているものもあり、日々何かをがんばるために飲む、といったことを続けているうちに薬物耐性がつき、さらにカフェインの中毒症状により身体の調子も悪くなってしまい、もっと沢山のカフェインを摂りたくなり錠剤のカフェインまで買ってしまうようにもなるといいます。
薬物に依存してしまう人には、自分ひとりでなんとかしようとしてしまい、だれにも苦しいと伝えられない人が多いそうです。薬物に頼りそうになったら、悩んでいることなどを信頼できる人に相談しましょう。スクールカウンセラーが信頼できておすすめと仰っていました。また、周りの友達が薬物の依存症になっているかもしれないと気がついたら、声をかけ、心配しているよと気持ちを伝えましょう。話を聞かせてもらったら、「話してくれてありがとう」と感謝を伝え、信頼できる大人に託しましょう、と教えていただきました。
お越しいただきました奈良県薬剤師会の学校薬剤師部会よりお越しいただきました講師の先生、この度は本当にありがとうございました。