プロジェクトを登録する際に、各プロジェクトメンバーの予定工数を登録しますが、プロジェクトの進捗に応じて、適宜予定工数の見直しをすることが重要です。
プロジェクトがスタートして月日が進んでいくと、プロジェクトには実績工数が集計されます。実績工数は、予定に対して実績がどのくらい推移しているのかを確認するための指標となります。
例えば予定工数が10時間と設定していたけれども、実績工数として集計されたのは15時間とします。これは、予定に対して実績が上振れしている状況となります。
そうすると、予定の見立てが甘かったのか、作業の効率が悪かったのか、どちらか分析をする必要があります。今後の予定工数をどのくらい計画値として登録すればよいのか、という判断基準として、集計した実績値を今後のプロジェクト計画に生かすような運用をおすすめいたします。
アサイン管理レポートでは、各プロジェクトごとに登録した予定工数が人別に積みあがったものを、月別で確認することができます。このレポートは、「現時点で、どのくらい工数が埋まってしまっているか」を可視化することで「あとどのくらい業務を受けられるか」を数値化して測るための一つの指標となります。
例えば、一人当たり一か月の稼働可能時間を160時間程度、チーム長もチームメンバーの残業時間削減を目標に掲げているとします。アサイン管理レポート上でAさんの来月の予定工数を確認したところ250時間埋まっていた、というような場合には、何か対策を打たなければAさんは残業時間上限を超過してしまうことになります。
それぞれのプロジェクトごとに予定工数を登録しておくことで、アサイン管理レポートを利用し、「比較的工数が空いている人がいないか、その人に工数を分けられないか」を確認することができます。
これにより、プロジェクトの収支管理だけではなく、チームメンバーの労務改善や、行動改善に生かすことができるのです。予定工数がキャパシティオーバーした際に素早く察知し、さらに対応策を早く計画することが可能になります。
この導入ガイドは、実際にお客様の導入を支援する際にお伝えしている情報を網羅していますが、必要なことを「すべて」記載しているわけではありません。
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