一人で街に入る龍種。
遅れて貝瑪一行も街入り。
街に入った龍種は掲示板に目を留める。
龍種に不満タラタラな二人。
龍種が目を留めた掲示板には、猴孫と山雞がお尋ね者として張り出されていた。何とも味わい深い人相書き。
ただでさえ自分以外の十二支は必要ないと考えていた龍種は、お尋ね者二人と仲間になれるのかと自問自答。
山雞に見当違いな忠告をされ、羊咩咩(土羊哥)は龍種を睨みつける。
バリバリ本人たちが聞こえる距離で二人を劣等動物扱いする龍種。劣等動物て。
別れを告げどこかへ行ってしまう龍種。大陸版では主演だろ、どこ行くんだ。
龍種が急に去ってしまった事を嘆く。
どうして行っちまったんだ?ではない。お前のせいだ。
ジェスチャーを使って掲示板について教えてあげる心優しき漢、康楚。
自分の似顔絵を見つけて大喜び。
猴孫も、二人とも載っている事にテンションが上がっている。後ろには呆れた表情の土羊哥。
何故か嬉しそうに賞金首になっている事を教える土羊哥と、驚きまくる二人。
一瞬にしていなくなる民衆。
ズラかろうとしたところに話し掛けてくるマッチョ。
二人もびっくり。
刀を持った刑使が集まってきた。
逆側も塞がれてしまう。
逃げられないと見るや、死を覚悟して戦おうとする。まだ中盤が始まったところだぞ。
貝瑪は代わりに話してくる、と三人を諭す。
山雞結構冷たい。
羊咩咩の何だって?…初っ端の山雞のセリフ「傲慢だ」に羊咩咩が何だって?と聞き返しているが、これは聞こえなかったのではなく山雞が話しているのが台語(方言)であった為。台湾華語(北京語)で直訳すると「很搖擺哦」は「揺れ動きやがって!」になる為羊咩咩は思わず「何だって?」と聞き返したのである。
庚寅... 告示に書かれている年号の庚寅(かのえとら)西暦に直すと60で割って30余る年にあたるため18世紀後半だとすると1770年、19世紀前半と仮定すると1830年になる。