メジロザメ目 Carcharhiniformes
鰓孔は5対で,後方1~3列が胸鰭基底上に位置する。噴水孔はほとんどの種で欠き,瞬膜が発達する。サメ類の中でも最大のグループで,形態的・生態的に多様性に富む。卵生のもの,非胎盤型・胎盤型胎生のものがいる。
鰓孔は5対で,後方1~3列が胸鰭基底上に位置する。噴水孔はほとんどの種で欠き,瞬膜が発達する。サメ類の中でも最大のグループで,形態的・生態的に多様性に富む。卵生のもの,非胎盤型・胎盤型胎生のものがいる。
ドチザメ科ドチザメ属。吻は丸く鈍い。両顎歯は鋭く,主尖頭と側尖頭は強い。上顎の唇褶は長い。体背側面は暗灰色で、小黒色斑点が散在,幅広い灰色鞍掛模様がある。沿岸の藻場や砂泥底に生息。非胎盤型胎生。
メジロザメ科メジロザメ属。鰭先端が黒色。サンゴ礁の上やドロップオフに生息。胎盤型胎生。水族館などでよく飼育展示されている。
メジロザメ科メジロザメ属。吻端は鈍い。河川や湖沼にも侵入する。胎盤型胎生。稀に人が襲われる事故が起きている。
主な文献
三澤遼・山川武・遠藤広光. 2017. 標本に基づいた日本からのツマグロの記録. 板鰓類研究会報, 53: 6-11.
松本瑠偉・内田詮三・戸田実・仲谷一宏. 2006. オオメジロザメ Carcharhinus leucas の日本の周辺海域および淡水域からの記録. 魚類学雑誌, 53(2): 181-187.