優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会(優生連)

優生思想に基づきつくられた優生保護法問題の全面解決をめざし、

障害者差別をなくすことをめざします。

240529 大法廷弁論の案内チラシ.pdf

決定!優生保護法裁判の最高裁判所大法廷での弁論期日

●いつ?
2024年5月29日(水) 

●傍聴券の抽選にあたって必要となる整理券の配布締切時間
午前9時半/午後1時

●整理券配布場所
最高裁判所西門(永田町駅4番出口から徒歩約5分)

●最高裁でたたかう原告は?
■午前10時30分~
①原告:空ひばりさん・野村花子さん
野村太朗さん (2022年2月22日大阪高裁判決)
②原告:北三郎さん (2022年3月11日東京高裁判決)

■午後2時~
③原告:小島喜久夫さん (2023年3月16日札幌高裁判決)
④原告:髙尾奈美恵さん・小林寳二さん・鈴木由美さん(2023年3月23日大阪高裁判決/兵庫訴訟)
⑤原告:佐藤由美さん・飯塚淳子さん(2023年6月1日仙台高裁判決)
●その他:判決日は未定です。

★傍聴に外れた人の待機場所を、衆議院第一議員会館内に準備しています。
17時から記者会見・報告集会も同じ場所で開催予定です。

★たくさんの傍聴者で原告を応援するため、ぜひご参加ください!



優生保護法裁判の最高裁判所大法廷での弁論期日チラシ

ルビなし

ルビあり


優生連全国100万筆署名 筆数報告

以下、最高裁に署名を提出しました。
多くの皆さまのご協力、誠にありがとうございました。

2023年11月1日   3万0,134筆(内オンライン:3,012 筆)

2024年2月7日 12万3,279筆(内オンライン:2,165 筆)

2024年3月21日 14万6,556筆(内オンライン:1,265 筆)

2024年4月26日 5万3,120筆(内オンライン:    252筆)

総署名数 32万3,089筆(内オンライン:6,694 筆)

「国が放置してきた優生保護法の被害に対し最高裁判所に人権の砦として

正義・公平の理念にもとづく判決をもとめる」署名をスタートします!!

ぜひみなさまのご支援・ご協力をお願いたします!!


私たち「優生連」は、最高裁判所に対して「正義・公正の理念に基づく判決をもとめる」署名を、今日2023年9月11日からスタートする事に致しました。この署名は来年の3月末までの約7か月間に、100万筆署名を目標にしています。

優生保護法の裁判は、2022年2月の大阪高裁、3月の東京高裁、2023年3月の札幌高裁・大阪高裁(兵庫地裁控訴審)で原告が勝訴しました。しかし国は最高裁判所に上告受理申し立てをしました。そして、2023年6月の仙台高裁、札幌高裁判決では原告が敗訴し、今度は原告側が、最高裁に上告受理申し立てを行ないました。

この真っ向から二つに分かれた判断は、今、最高裁へと移っています。今後、最高裁の審議、判決は長引くことが予想されていますが、原告や被害を受けた多くの方は、すでにご高齢で、一日も早い解決が求められています。

去る2023年3月28日に開催した「優生保護法問題の早期全面解決を求める院内集会3.28院内集会」には、会場にあふれんばかりの人が集い、その中で、与野党の国会議員が「早期の全面解決に力を」と約束されましたが、今では「最高裁の判断待ち」としか思えない状況になっています。

この署名が、優生保護法問題の早期の全面解決につながり、優生保護法問題を自分の事として考えられる社会づくり、命を分けない社会づくりに広がることを願っています。                    

みなさま、ぜひご協力ください!!

 

                 2023年9月11日

優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会一同


署名いただいた用紙は、各構成団体が公開している送付先か、以下送付先のいずれかまでお送りください。


【送付先】

・〒164-0011 東京都中野区中央5-41-18 東京都生協連会館4F 

  きょうされん本部 宛


・〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-11-8 5階 

  DPI日本会議 浜島 宛


・〒650-0012 神戸市中央区北長狭通8-1-14  兵庫障害者センター内 

  優生保護法による被害者とともに歩む兵庫の会(略称:歩む兵庫の会) 宛

優生連最高裁宛100万人署名優生連全体ホームページ.pdf
【QRと団体名あり、ルビあり】署名チラシ.pdf

署名用紙 Word PDF

署名用紙 裏(ルビあり) PDF

署名用紙 裏(ルビなし) PDF


【署名用紙 表】
最高裁判所 御中

 国が放置してきた優生保護法の被害に対し
最高裁判所に人権の砦として

正義・公平の理念にもとづく判決を求めます

 

優生保護法(19481996)は、国が勝手に「不良」と決めつけた人々の人権を無視し、子どもを生むか生まないかを自分で決める自由を奪いました。

さらに優生保護法が社会に深く根付かせた障害のある人への差別や偏見は、いまなお広がっています。津久井やまゆり園殺傷事件をはじめ、次々と起こる精神科病院や入所施設等での虐待事件などの背景には、優生保護法の考え方が根強く残っています。

優生保護法による強制不妊手術は、日本国憲法のもとでの他に類をみない人権侵害です。

優生保護法による強制不妊手術の実施を認める都道府県優生保護審査会には、裁判官も参加していました。障害等を理由とする強制不妊手術が人権侵害とは気づかないくらい優生思想が蔓延している社会の中で、原告ら被害者は「自分が悪い」と思い込まされ、被害を隠さざるを得ず、心身ともに苦しめられてきました。

すでに地裁や高裁において、優生保護法が違憲であることが認められているにも関わらず、手術から20年経ったことを理由に国の責任が認められない(除斥期間を適用する)ことは、著しく正義・公平の理念に反します。

 最高裁におかれましては、司法の果たすべき役割ならびに人権の砦としての立場を深く自覚してください。優生保護法による被害者の尊厳を回復する判決を求めます。


名 前 (フルネーム)    住 所 (番地までご記入ください)(以下5人枠)


※オンラインでも同趣旨の署名にとりくんでいます。  
    オンライン署名はこちらから⇒https://www.change.org/yuuseihogohousaikousai

同じ人が、両方に署名しないようご注意ください。

※この署名のとりくみは、「個人情報の保護に関する法律」には抵触しません。署名用紙に記入された名前・住所は、最高裁に提出する目的以外に使用することはありません。

 

【呼びかけ団体】優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会(略称:優生連)HP:https://sites.google.com/view/yuuseiren/home

【送付先】


【署名用紙 裏】

#優生保護法裁判に正義・公平の理念にもとづく最高裁判決を

「子どもをつくれなくする手術・生理をなくすために子宮をとる手術」を強要された人たちが、今、最高裁でたたかっています

「正義・公平の理念にもとづく判決」を求める署名、ぜひご協力ください

人生、本当に返してもらいたい
(国に)きちんと責任取ってもらわないと終われないです
1997年から優生保護法の被害者として、国に謝ってほしいと訴え続け、2018年にようやく、仙台地裁に裁判を起こすことができた飯塚淳子さん(仮名、70代)の言葉です。16歳で何も知らされないまま、子どもの産めない身体にされました。

無念の思いで逝きたくありません
国の責任が明らかになるまで、戦いつづけます
 北三郎さん(仮名、80歳)は、施設にいた14歳の時、なんの説明もなく手術され、直後は激痛で歩けませんでした。ずっと親と施設を恨んできました。優生保護法を知ったのは、手術から60年後、仙台での裁判の新聞記事を読んだ時です。

■優生保護法の裁判とは? (原告38人のうち5人がすでに死去/2023年8月現在)
 2018年1月に優生保護法の裁判はスタートしました。これまでに、4つの高等裁判所(大阪・東京・札幌・大阪)で、国に賠償金を払うよう命じる原告勝訴の判決が出ました。優生保護法は憲法違反であり、民法で定める除斥期間(20年経ったら時間切れで責任を問えないというルール)をこの優生保護法の被害にあてはめることは、「正義・公平の理念に反する」と判断しました。しかし、2023年6月の仙台高裁では、除斥期間が当てはまると判断され、原告は負けてしまいました。

■なんで署名にとりくむの?
 このため、これらの裁判は、最高裁で争われることになりました。国が決めた法律により、体も心も傷つけられるという人権侵害に対して、「20年経ったから国に責任はありません」という判決が許されてよいのでしょうか。人権の砦である最高裁で、被害者にきちんと向き合い、正義・公平の理念にもとづく判決を出してもらえるよう、私たちはこの署名活動にとりくみます。命を分けない社会にむけて、みなさんのご協力を心から呼びかけます。

●優生保護法(1948~1996年)の被害者の数:
子宮・卵巣や睾丸の摘出など、優生保護法で定めていた範囲を超えて手術された人もいたので、実際の被害者の数はもっと多いと言われています。

<障害等を理由とする不妊手術と人工妊娠中絶の件数>

不妊手術 本人の同意なし 16,475人
本人の同意あり   8,518人
妊娠中絶 58,972人
合 計                 83,965人
(2018年5月24日厚労省提出資料参照)

オンライン署名はこちらから!https://www.change.org/yuuseihogohousaikousai


スマートフォンの標準カメラで読み込むと、オンライン署名サイトにジャンプします。

読み込みがうまくいかない場合はQRコード読み込みアプリをダウンロードして読み込んでください。

または右記画像どちらをクリックしてもジャンプします。

優生では活動資金のためのカンパを募集しています。

yuuseirenjimu@gmail.comまでご一報のうえ、以下振込先へご協力いただけると幸いです。


■ゆうちょ銀行からのお振り込み

ゆうちょ銀行 記号 14260 番号 06676711 名義 松本多仁子 (マツモトタニコ)

■ゆうちょ銀行以外の金融機関からのお振り込み

ゆうちょ銀行 金融機関コード 9900 店名 四二八(ヨンニハチ) 店番 428 預金種目 普通預金

口座番号 0667671 名義 松本多仁子 (マツモトタニコ)

優生連の沿革

 1948年から1996年までの長い間、優生思想に基づいてつくられた優生保護法に対して、
その被害者らが国に対し賠償を求め裁判を起こしました。

 国は、この法律の下で障害等を理由に、同意や説明もなく強制的に不妊手術や中絶手術をした多くの被害者に対し、
充分な謝罪や補償もせず、検証や総括もせず、いまだに深刻な障害者差別を生み出しています。

 2021年12月より、「優生保護法裁判の勝利をめざす全国集会実行委員会」として、
共に活動を展開してきた各地の裁判を支援する会、市民団体、全国の障害者団体は、
優生保護法裁判の勝利と優生保護法問題の全面解決をめざし、
2022年5月10日に「優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会」を立ち上げました。

優生連の目的および基本理念

2022年3月1日 上告断念要請行動