愛知県
長嶋恵子さん(仮名)
啓一さん(仮名)
管轄裁判所 名古屋地裁
障害の有無・内容 夫婦とも聴覚障害
訴訟年月日 夫婦とも2022年9月26日
訴訟時年齢
被害状況
(妻談)1975年、聾学校の先輩だった啓一さん(仮名)と25歳で結婚した際、妊娠について母親に「生まれてくる子どもの耳が聞こえなかったらどうやって育てるの」と反対され、夫婦で話し合うこともできないまま同年不妊手術を受けさせられた。「主人や家族も含めて苦しんできた人生、それを返してほしいです。他の被害者のため にも国からのお詫び、そして補償をしてもらいたいです。(裁判で)差別のない、みんなが平等な社会にしてほしい」
(夫談)「もし優生保護法がなかったら、子どもがいたのかなと思う。子ども、孫とどんな顔だったかなと。私たちと同じような人がたくさんいると思います。この裁判をとおして勇気をもってもらい、みなさんに提訴してほしい。」
裁判の情報
第1回 2022年12月6日
第2回 2023年2月17日
第3回 5月18日
第4回 7月27日
第5回 9月26日
第6回 12月19日結審
第7回 2024年3月12日判決予定
優生保護法裁判愛知原告を支援する会
① 結成:2022年9月26日
構成団体:優生手術被害者とともに歩むあいちの会・愛知障害フォーラム(ADF)・愛知県聴覚障害者協会・愛知県手話通訳問題研究会・NPO法人成年後見もやい・きょうされん愛知支部
② 活動内容
裁判の原告を支援し、裁判の勝利を目指すために以下の活動を展開する。
(1) 多くの個人・団体に呼びかけ、訴訟運動の理解・賛同を広げ、原告支援の輪を広げる。
(2) 裁判の傍聴、報告集会等に参加を呼びかけ、参加する。
(3) 優生保護法による強制不妊手術の違憲性と優生思想の誤りを広く世論に訴え理解を広げる。
(4) 優生保護法問題、訴訟に関する学習会、集会等を開催する。
(5) 優生保護法問題、訴訟に関するニュースの発行、SNS等で広報を行う。
(6) その他訴訟の勝利、優生保護法問題の全面解決をめざす諸活動を展開する。
③ ホームページ
https://sites.google.com/view/aichi-yuseisaiban/