学習会
定例会時に開催している学習会の情報です
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これからの学習会の予定
2024年4月:八王子市第3次環境基本計画~生物多様性地域戦略の策定 (八王子市環境政策課)
2024年5月:温暖化・環境問題を落語で語る (奥山樹生・堤直樹)
2024年6月:大栗川における糞便性大腸菌群数と大腸菌数の調査結果(最終報告) (瀧井進)
日本の養蚕・蚕糸のたどった道
これまでの学習会の記録
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2023年12月23日 地球温暖化防止の教育指導案つくり:山下(雅)会員
2023年9月23日(土・祝) 八王子市館町池の沢緑地からみた里山保全をめぐる問題:小俣軍平氏
池の沢の貴重な里山生物と環境の保全の経緯と 近年に発見された陸生ホタルの一種であるスジグロボタル幼虫の脊板斑紋の変異
陸生ホタル研 会報 85号(2017) http://rikuseihotaru.jp/geppou085b.pdf「里山保全問題」について考える : 小俣軍平
2023年7月22日 八王子の川の中の生態系と生物多様性・・・ 山下(雅)会員
2023年6月24日 東京都無形民俗技術「南多摩のメカイ製作技術」について・・塩谷、柚木会員
2023年5月27日 大栗川における糞便性大腸菌群数と大腸菌数の調査結果 第2報:瀧井会員
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2023年4月22日 水田域に暮らす湿地帯生物とその保全:中島淳氏
由木地区の里地里山には多様な生態系が構成され、そのなかに貴重な生物も生息しています。このような生物多様性はどうして大切なのか、侵入性のつよい外来生物のリスクなどから どのようにすればこれを守れるのか、湿地帯の生物やその保全に詳しい中島淳さんにお話しいただきます。
2022年11月26日:伝統的な谷戸管理手法により育まれた多摩の里山の水辺 :内山香氏
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2022年9月24日: 第2次八王子市環境基本計画 令和3年度 進捗状況 八王子市環境政策課
2022年4月23日:宮嶽池整備基本方針 水環境整備課
2022年2月26日:生物多様性とはなにか:自然保護を目的とする 浅川へのウグイの放流の問題:山下雅道会員
2021年12月25日:ソーラー発電とEV:馬場裕氏
2021年10月23日 :ゲンジボタルの生態について改めて考えてみる:陸生ホタル研の調査結果から:小俣軍平氏(陸生ホタル生態研究会)
2021年8月28日(土): 由木地区の探鳥スポットを歩こう :粕谷和夫 氏(八王子・日野カワセミ会)
2021年4月24日(土)14時〜 宮嶽池の活用に向けた整備方針の作成について (八王子市水環境整備課)
大気汚染市民測定運動:NOxから光化学オキシダントへの標的の転換を
日時:2020年2月22日(土) 14時より
場所:南大沢市民センター 会議室2
大気汚染公害に対する市民測定運動のこれまでの功績を高く評価し、国の定めた環境基準をこのところ15年ほどはクリアしているNO2の測定から、いまだ環境基準達成率が0%のまま推移しており、健康影響もあきらかな光化学オキシダントに運動の標的を転換するように提唱します。八王子市第二次環境基本計画(改訂版、H31)でも、「安全で健康な暮らしを守る」の項目の成果指標は 光化学オキシダントになっています。
キノコを知る
アライグマ *
ニホンアナグマ
ニホンイタチ
ハクビシン *
イエネコ
ニホンウサギ
ネズミ類
*:外来種 アライグマは特定外来種
都市化した地域に残りあるいは進出したケモノたちが水辺をつたい移動したり 水辺環境を利用する生態のありさまと 人工物の周辺を行動する頻度などの種間差
治水工事がほどこされた大栗川での魚類の限られた分布
いくつかの種の個体はポピュレーションが維持されている支流上流部から大栗川へ
外来種のエビの分布の拡大と、隔離された池での在来種の生息
プラスチックとは
マイクロプラスチックとは
どれだけ拡散しているか
規制の動き
プラスチックをなくせるか
私たちに出来ること
大気中のチッ素酸化物は どのように生成し 消滅するのか
NOxの健康影響(小児喘息など)は どれほどあるのか
NOx測定市民運動の意義のまとめと 今後の活動提案
トウキョウサンショウウオの生態-トウキョウサンショウウオは生き残れるか?-
近年各地で個体群の衰退が進み急速に絶滅のリスクが上がっている本種の個体群保全のためには、早めに具体的な対策を講じる必要があります。1970 年以降の生息確認状況を整理し、確認された生息場所約1,000 地点の情報をもとに、地形・気象・土地利用に関するGIS データを利用して、本種の生息分布に影響する環境要因を種分布モデル(Maxent)を用いて解析しました。本種の生息分布には気象要因の年平均気温が最も大きく関わり、降雨量や土地利用も影響している可能性が示唆されました。モデルにより予測した結果、この30 年間で土地利用形態等の変化により全体で20%の生息環境が失われ、特に大都市周辺部での生息可能面積の減少が大きいことが分かりました。
食料は足りない
日本の食糧輸入
食品廃棄物の量
発生要因
私たちができること
多摩丘陵に生育するタマノホシザクラ~その分布と現状~
3月下旬から4月上旬ごろ、ソメイヨシノより数日早く開花する早咲きのサクラです。
大原隆明氏(現富山県中央植物園)らが、ヤブザクラの分類を研究し、その過程で本種を発見し、2004年に新種と認知されました。萼がくの形が星型のグループを「ホシザクラ」と分類していたものが種名となりました。その後、同名の園芸種があると判ったため、現在の名前が採用されつつあります。学名は“多摩の住人のサクラ”という意味で、多摩地域固有のサクラの一種です。
野生種(9種)の中の、エドヒガンとマメザクラを親に持つ種間雑種と考えられています。染色体が三倍体であるため、種子繁殖はせず、クローン繁殖すると考えられています。個体数が少なく減少傾向にあり、環境省レッドリスト2015、東京都レッドリスト(南多摩)では絶滅危惧ⅠA類(CR)と位置づけられています。
八王子・石川日記からみた太陽活動と地球の気候
:1720年から毎日記録された八王子の天気からわかる太陽の支配 山下雅道
八王子には江戸時代に「千人同心」という郷士身分の幕臣がいました。千人同心のひとつとして石川家があり、同家では1720年から現在にいたるまで 毎日の気象やその日の作業などを記載した「諸色覚日記」が伝わっています。その日記に記載された雷のあった日の間隔に 太陽の自転周期(27日)にちかい成分があるのがわかりました。地球にとどく太陽の 光のエネルギー量以外の要素の太陽活動が地球の気象・気候に影響しているのです。地球温暖化をシミュレーションする気候モデルに太陽活動の予測をくみいれないといけないことを示しています。
宮嶽谷戸で園児と楽しむ米作り
里山農業クラブ 柚木
基本理念 “農なくして里山なし”
里山農業クラブ
堀之内地区で後継者がなく荒廃した田んぼ、畑、雑木林を地権者から借り受け整備、再生し、環境保全することを目的とした団体で、活動して18年目になります。私たちは、自然循環型農業を実践することが里山を守ることの基本と考え、米作り、野菜つくり、雑木林の整備、生物及び貴重の植物の保護、そして、篠竹を活用したメカイ(目籠)作りに取り組んでおります。
なお、活動している地域は、平成21(2009)年3月26日に東京都が指定した「八王子堀之内里山保全地域」の一部であります。
学習会トピックスの一覧(ダウンロードできる資料へのリンクが埋め込まれています)
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