大栗川環境調査

大栗川の環境(ゴミ)状況の調査(2020年6月)

大片瀬歩道橋上流でみられた プラスチックケース

中山入り口の水路に ごみの入ったポリ袋2個が岸に投棄されていた

環境(ゴミ)調査結果の概要

大竹橋から下流では、遊歩道や岸壁、河床にポリ袋、プラスチックの飲料・食物容器などのゴミが多く散見された。新住民の多い地区での橋からのポイ捨てが目立った。路上や公園のポイ捨てゴミは(帰属意識の希薄になっていく)駅に近づくと増える。

上流側ではそれらのゴミは比較的少なく、特に遊歩道はきれいであった。ただ、河床には台車やプラスチックケースなど大きな廃棄物が幾つかあった。

上流側では新住民が少ないこともあるが、河床に水生植物が少なく、ゴミが引っ掛かりにくい点もある。

河川水は透明度は高いが、前日の雨の影響か、とくに堰の下流で泡が多数浮かんでいた。泡成分の化学分析を実施していないので、洗車や家庭からの合成洗剤廃液が不適切に川に流れ込んでいる可能性を否定することはできない。ただし、いくつかの他の河川での調査(吉野川筑後川淀川水系)では泡は合成洗剤ではなく、藻類が生成・分泌する界面活性物質(多糖類)だろうと推測されている。

上の地図のマークをクリックすると そこの景観の写真が表示されます。写真の番号(はじめの4桁の数字)が左に出てきます。

下の写真一覧をスクロールして その番号の写真をクリックすると拡大してみることができます。

景観写真 一覧