大栗川・水棲生物調査
浅川春季水棲生物調査(2023.05)
2022年12月と異なる季節の調査として2つを比較した。
魚類では、12月と比べ アブラハヤの採捕個体数がとても多く カワムツの個体数が大きく減じている。ヒガシシマドジョウ、カワヨシノボリは個体数が多かった。
水棲の昆虫の幼生のうち、ヒゲナガカワトビケラ科の幼生は採捕個体数が少なく、12月には採捕されなか今回採捕された幼生の種がいくつかあった。
継続して調査していく必要があるだろう。
浅川冬季水棲生物調査(2022.12)
大栗川を浅川と比較したいということで、長池公園の片山さんにお願いして12月11日に北野のあったかホール付近の浅川の支流で調査しました。
採捕できた魚はオイカワはじめ多様でした。浅川は海からアユが遡上できることもあり、大栗川のように堰で川がブツギリされていることはありません。多様な環境が維持され、移入も容易なことを示しています。
川の生態系での食物連鎖や物質循環に注目して 珪藻や原生動物、昆虫の微小な幼生にも注目しています。
大栗川:番場公園親水施設 生物調査(2022)
採捕された水棲生物の種と個体数
魚類
カワムツ 14
ドジョウ 2
カワヨシノボリ 7
両生類
ウシガエル 1
甲殻類
アメリカザリガニ 1
カワリヌマエビ 多数
貝類
タイワンシジミ 1
モノアラガイ 1
カワニナ 多数
昆虫の水棲幼虫
ヤマサナエ 1
オナガサナエ 1
ダビドサナエ 3
コシボソヤンマ 1
大栗川・水生生物調査(2020)
大栗川の生物調査
2020年5月24日(日)に大栗川の水生生物調査を実施しました。
環境省の「水生生物による水質評価法マニュアル-日本版平均スコア法 」(2017)により平均スコアを求めると 5.5 で水質階級は「やや良好」と判定されました。「河川生物の絵解き検索」
調査の速報をダウンロードできます。
大栗川の生物調査(2016)
次の生物調査がありましたので紹介いたします。
1.目的:堀之内町内の番場橋100m上流に親水工事を本年11月に実施するが、その前に生物調査を行い工事後と比較する。
2.調査実施日:平成28年10月7日(金)午後2時~
3.調査の方々:
①東京都建設局南多摩西部建設事務所工事課工務担当(八王子市神明町)
②八王子市水循環部水再生課
③浅川流域市民フォーラム
④東部地区環境市民会議 6名 以上の合計 約15名
4.調査の結果(データの入手先:浅川流域市民フォーラム)
5.調査の模様
① 10数名が半月網やタモ網を持って生物を捕獲
② 捕獲した生物をカウント
③ ヌマエビ、カワムツの幼魚などが多数
④ トウヨシノボリ、ドジョウなど。この他に小さいカワガニやヤゴも捕獲
⑤ 体長13cmのカワムツを1匹
⑥ 調査を終えミーテング ⇒ 解散
記録・写真:大島
以上