① 親族へ連絡
墓じまいの手続において一番重要になります。
年上の親族のなかには先祖代々のお墓を取り壊すのに非常に抵抗感を持つ方もおられます。
事後報告では火に油を注ぐことになります。必ず事前に報告するべきです。
同意を求める必要まではありませんが,知らせるという行為が大事です。
一度壊れた関係を修復するのはおそらく不可能です。
事前に報告していたか否かで結果は変わってくることもあります。
面倒くさいとは思いますが,後悔しないように丁寧にやっていきましょう。
② 受け入れ先の確保
今後は管理費の不要な墓地への埋葬を希望されるかと思います。
海への散骨や共同供養墓,樹木墓なども考えられます。
墓じまいに取り掛かる前に,受入れ先のお寺や業者に相談しておきましょう。
③ 菩提寺へ相談
お寺の住職に挨拶に行きましょう。
最近は墓じまいも話題になってきていますので,あっさりと了承してくれる住職もいます。
解体業者を紹介してくれるお寺もあります。
もし,挨拶にいくのが嫌な場合には専門家や仏壇業者へ依頼するのもいいかと思います。
お寺に縁がない第三者が機械的に墓じまいの話を切り出したほうがスムーズにいく場合もあります。
④ お墓の閉眼供養(魂抜き)
お墓の解体前に閉眼供養(魂抜き)という手続をするのが一般的です(解体業者から必要だと言われたことがあります)。
お寺の住職がお墓の前でお経を読みます。
詳しくはわかりませんが,お墓を取り壊すのですから必要な行為なのだと思います(将門の首塚は有名ですよね)。
閉眼供養の際には住職へお布施を渡すのが一般的です。
⑤ お墓の取壊し
業者にお墓を解体・取壊しを依頼します。
お墓の程度によって費用は様々です。見積もりを出してもらうといいかもしれません。
お骨はこちらで拾ってくださいといわれることもあります。
⑤ 共同供養墓・樹木墓などへの改葬
毎年の管理料が不要で永代供養の墓を望まれるかたが多いです。
海への散骨,樹木葬や合同墓など特定の墓を持たない埋葬方法も話題です。
⑥ 檀家からの離脱(離檀)
手続きはお寺によって様々です。
お寺によっては,いわゆる離壇料という金銭を要求されることもあります。
今後のトラブル防止のためにも離壇する意思を書面として作成しておきましょう(離壇届の作成)。
離壇届を用意しているお寺もあります。
・改葬許可申請
・埋葬証明書再交付申請
・分骨証明申請
墓じまいをするにあたって必要となる書類,手続きは各市町村ごとに異なります。
また,現在の埋葬場所や受け入れ先の墓地の態様により様々です。