沖縄方言で井戸のことをカー、ガー、ヒージャーと呼んでいて、琉球時代の集落は井戸を中心に形成され沖縄各地に残っています
安里地区とその周辺だと・世持井(ユムチガー)・んぢゃ井(ンヂャガー)・座嘉武井(ザカンガー)・慶座井(ギーザガー)・くなだ井(クナダガー)・屋冨祖井(ヤフガー)などなど、、、
この中でも安里地区の北側の上部に位置する座嘉武井(ザカンガー)は地域の生活用水として、地域住民の支えとなっていました
敷地内にある井戸は座嘉武井(ザカンガー)のすぐ下の見える位置にあり、おそらく地中では水脈が繋がっていると思われ、雨が続くと井戸の水が溢れ流れだします
現在は生活用水としての使用はありませんが、涸れることのない水源は当時の人々が安心に暮らせていた事と感じさせる場所です。
●座嘉武井(ザカンガー)
公園とはありますが遊具は無く池があり、このような感じです
池には水草が茂っていますが、水草の間からグッピーやメダカが泳いでいたり、スイレンの花が咲いてたりしますよ♪
池
井戸から溢れた分の水が池にたまっていて、池の上部の滝からの水の流れる音を楽しめる癒しの場となっています
池の周りには上江門家の先代が好んで集めていた「穴の開いた石」があり“小さな輪・大きな輪“と様々です
~店長の小話~
水の流れる音っていいですね~♪
こうして穴石を見てると、、、
少し集めたくなる気持ちが湧いてきました(笑)
また中国では穴の開いた石を「太湖石」と呼ばれ各地の庭園などで鑑賞や瞑想用として置かれたそうです。
以下の画像は那覇市久米の福州園にて撮影
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