※長野県上田市・小県郡（ちいさがたぐん）の民話・伝説の資料を集めてみました。

※「同好の士」と言っても嗜好は人それぞれ…… 歴史や伝承はできるだけそのままを記録したいと思っているので、勝手な思い込みで脚色、先祖の思いであるかのように見せかけ、感動的だからと宣伝、押し付け、伝統を上書きするようなことは好きではないです。

小山真夫(1882-1937)『小県郡史 余編』 (大正11 1922) (伝説童話)

小山真夫(1882-1937)『小県郡民譚集』 (昭和8 1933)
  1 依田窪地方に関するもの
  2 河西地方に関するもの

藤沢衛彦(1885-1967)『日本伝説叢書 信濃の巻』 (大正6 1917)

高木敏雄(1876-1922)『日本伝説集』(大正2 1913)

広報うえだ の連載一覧

紀行  瀬下敬忠『塩田の道草』(明和4年 1767)

地誌 古松白鵞 『上田往来』(文化頃)

下之郷明神から生島足島神社へ ~参道と社号争い~ 『上田市史 上巻』(昭和15 1940)

謡曲 「犀」(貞享3 1686) 江戸時代前期の和泉小次郎(泉親衡)の話

※地名が複数あるように、伝説も、時代、地域、人などにより、バリエーション、多様性があるのが普通です。しかし、実際の採話では一部の記録に止まることが多く（さらにそれを唯一の話であるかのように提示することで）結果的に伝説は画一化され、多様性が失われる傾向が現在も続いています。（近代以降の変質・混交した材料を無批判に採用するよりも、時代・地域別の復元を試みる方がまだましではないでしょうか……）

※現代の人が思い描く、自然崇拝やアニミズム等も、実際の自然や生活から離れ、記憶が薄れることで形成されてきたもの、という視点を持つべき？

※歴史民俗に関心があるなら「今を記録する」ことの重要性を痛感するはず。
公文書、デジタルアーカイブ、自治会誌、研究会誌等、今も行政、学校、団体、個人がばらばらに取り組んでいますが、もう少し連携して、本当に"使える"レベルのアーカイブを育てて行くことはできないでしょうか……

リンク

上田市公文書館
https://www.city.ueda.nagano.jp/soshiki/kobunshokan/1111.html

広報うえだ
https://www.city.ueda.nagano.jp/site/koho/

上田市デジタルアーカイブ
https://museum.umic.jp/
https://museum.umic.jp/sakuhin/responsive/web.html

信州デジタルコモンズ
https://www.ro-da.jp/shinshu-dcommons/

信州ナレッジスクエア
https://www.knowledge.pref.nagano.lg.jp/portal.html

全国遺跡報告総覧
https://sitereports.nabunken.go.jp/

国書データベース
https://kokusho.nijl.ac.jp/

国立公文書館デジタルアーカイブ
https://www.digital.archives.go.jp/

諏訪形誌
https://suwagata.ueda-common.net/

歴史研究海野
http://musha.mobi/