【 テーマ 3 】児童生徒に情報活用能力を育成するための指導法
9 . Google スプレッドシートを活用した成績処理
9 . Google スプレッドシートを活用した成績処理
【教員】
Gogle Classroom の[課題]から、授業概要と以下の資料を共有する
□ 授業スライド
□ 学生用ワークシート:スプレッドシートを活用した成績処理 >
□ 事後課題:事後課題用スライド >
Classroom に投稿された内容を読むとともに今回の授業目標を確認する
※ここでは複数回の授業で実践された学習の流れを紹介しています
目標:
「スプレッドシートを活用した成績処理を行うことができる」
① 授業用スライドをもとに、以下の操作方法を理解する
● セルの行・列の幅の調整
● 先頭行・列の固定
● コピー、切り取り、貼り付けのショートカットキーの利用
● 日程調整表の作成
● 正誤判定( if 関数)
● 同異判定( if 関数)
② 教員が行う操作にならい、学生個人の PC 端末でスプレッドシートを操作する
教員は学生個人の PC 端末で「スプレッドシートを活用した成績処理」を操作し、それをモニターに投影して学生に示すとよいでしょう
2と同様に架空の成績データを用いて成績処理の練習を行う
● 出席番号の入力(オートフィル機能の活用)
● 合計点の計算( SUM 関数)
● 得点の換算(掛け算)
● 評定の算出 ( 1 )(得点順に並び替え)
● 評定の算出 ( 2 )( if 関数)
● 平均点の計算( AVERAGE 関数)
● ラベルの作成(セルの結合)
教員や他の学生からの情報だけでなく、自ら検索して方法を検討するように促しましょう
学生は、3で使用したものとは異なる架空データを作成し、3と同様の手順で各自成績処理の練習を行う
早めに成績処理を終えた学生には、重要な数値の色や太さを変更する、罫線の太さを調節する等の表を見やすくするための加工を行うようにアドバイスをして他の学生と自分が工夫した部分を紹介しあうよう指示するとよいでしょう
① 授業スライドに沿って、改めてスプレッドシート操作のコツを確認する
② 事後課題の内容を確認する
成績処理の仕方は学校の先生になったときに必ず役立つため、ここで学べてとてもよかった
セルを固定する機能を知れたのが個人的にいいと思った。これにより複数の成績であっても管理が容易にできると思った。誰の成績かぱっと見て分かることは大切だと思う
今まではただ入力する側として扱っていたスプレッドシートを、今度は教員になったという想定で使うことができた。 1 回きりでは覚えられることも少ないので、大学生活や教員になった後もしっかりと練習していきたい
「授業で使う資料_成績処理」のスプレッドシートを実際に確認し、誤りがある場合はその指摘を、よい工夫が見られた場合にはその旨をコメントするとよいでしょう