【 テーマ 3 】児童生徒に情報活用能力を育成するための指導法
11 . スライドに音声解説を付けた教材作成
11 . スライドに音声解説を付けた教材作成
【教員】
モデルとなる動画教材の URL を用意する
Chromebook の画面録画方法を解説した Webサイトの URL を用意する
Classroom の[課題]から、授業概要と以下の資料を共有する
□ 学生用ワークシート:運動の動画教材 各学生クラスルーム 一覧表(スプレッドシート)>
□ 授業で使う資料:小学校体育における学習支援コンテンツ(文部科学省サイト)、Chromebook の画面録画方法
□ 事後課題:事後課題提出用フォーム >
※テンプレートをコピーすると、「ファイルのアップロード先のフォルダが見つかりません」というポップアップが表示されます。[復元]ボタンをクリックすることで、ご自身の「マイドライブ」をアップロード先のフォルダとして設定することができます。
【学生】
モデルとなる動画教材の事前視聴
Chromebook による画面録画の事前テスト
Classroom に投稿された内容を読むとともに今回の授業目標を確認する
※ここでは複数回の授業で実践された学習の流れを紹介しています
目標:
「体育における運動指導で児童生徒に伝えるべきポイントを意識しながら、動画教材をつくることができる」
【 Classroom 投稿例 】
① グループごとに体育の運動指導で取りあげたいテーマを決定する
② 学生が場面設定を決定し、以下の内容をスプレッドシートに記入する
運動動画教材を作成する際に気をつけるポイント
インターネットで見つけた参考資料の URL
動画教材を活用する想定場面
テーマの選択肢を例示することで、テーマ設定に迷う学生を減らすことができるでしょう
(テーマの例示:①走りかたの練習の仕方・動きのポイント、②準備運動の行い方・注意ポイント、③ストレッチングのおこない方・注意ポイント、④その他、運動指導で取りあげたい内容があれば)
スプレッドシートに記入する段階で、動画教材を視聴する児童生徒の学年、活用する想定場面など、作成する動画教材の大まかなイメージをもてるようにしましょう
① 0.事前準備で Classroomから 課題として配信したスライドに、動画で解説する内容を書き込む
② Classroom から課題スライドを提出する
写真や動画を積極的に使い、イメージをつかみやすくする。また、動画の長さが原則 5 分以内になるように作成し、複雑な説明にならないよう心がける
コメント機能を使うと、一同に介して意見交換する場を設けなくても、アドバイスを他人が記入することができ、アイデアをブラッシュアップできることを強調して伝えましょう
【 スライド「動画教材の解説内容」記入例 】
① 提出した課題スライドを、対象の児童生徒向けに説明する原稿を作成する
② スライドの「スライドショー」機能で説明する様子を、Chromebook の画面録画機能で収録する
(画像録画の前に「Chromebook の画面録画方法」を参照し、音声が収録できるように設定しておく)
③ 収録した動画を確認し、必要あれば撮り直しを行う
スライドの最後に児童生徒に問いかける内容を入れ、ただ受動的に動画を視聴するのではなく、主体的に取り組めるような形にした
あまり文字をスライドに載せずに見やすくした。口語で話す部分は載せず、大事な部分だけスライドに載せた。音声解説で伝えるべき内容と、文字で伝えるべき内容とを区別する必要があった
低学年を想定した。説明が長すぎると退屈すると思ったので、動画を多くし、大事なポイントだけ大きな文字で表示するなど工夫した
※テンプレートをコピーすると、「ファイルのアップロード先のフォルダが見つかりません」というポップアップが表示されます。[復元]ボタンをクリックすることで、ご自身の「マイドライブ」をアップロード先のフォルダとして設定することができます。
成績評価のポイント
テーマに適合した情報および映像素材(写真・動画)を掲載したスライドを作成することができているか
スライドショーの展開に合わせて音声解説ができているか
【 事後課題例 】